『HSP/繊細・敏感・緊張さんのしんどさを改善する・1dayセミナー』のご案内
HSP、繊細さ、敏感さ、緊張などのために
いつも人の顔色や他人の気持ちなどを
敏感に察知したり考えすぎたりしてしんどい方や
【アダルトチルドレン・トラウマ・対人恐怖症・愛着障害~人間関係専門の心理カウンセリングルーム(神戸・京都・大阪・東京)】の心理カウンセラー中田です。
今回のテーマは、”HSP(敏感・繊細な性質)でお困りの方に”です。
ここ数年でHSPという言葉をよく聞くようになりました。
HSPとは、一言で言うと ”とても敏感な性質の人”を表す言葉です。
「日本人の20%はHSPである」といわれたりもしています。(もちろん程度の差は人により違います。)
クライアントさんの口からこの言葉を聞くことも増えました。
HSPでお困りの方は、やはり結構いらっしゃって、日常生活や人間関係などで、通常の人よりも負担やしんどさを感じておられます。
これはよく見られる HSP・チェックリストです。一応、こちらにも掲載しておきます。
ご自分がHSPの傾向があるのかが分かります。
(編集中)
HSPの方は、やはり日常生活、人間関係の中などで、”敏感さ”が標準的な人よりもしんどさを感じることは多いでしょう。
神経が過敏ということでもあり、様々なことに対して五感はじめその他の感覚が強く反応する、ということでもあるでしょう。
五感の反応の例としては、まぶしさ、目の疲れやすさ、音の聞こえ方、音の大きさ、匂い、味、肌の感覚、痛覚などに対して、通常の人よりも敏感・過敏などなど沢山のしんどさがあります。
また、場の空気、人の顔色、ちょっとした変化なども敏感に察知したりするので、苦手な場所が多かったり、空気の悪い場所はしんどかったり、人間関係の中でもしんどさを多く感じたり、雰囲気の悪い関係が苦手だったり、また、人との関係で傷つきやすかったり、感情を感じやすかったり、疲れやすかったり・・・様々な場面でしんどさを感じやすいでしょう。
感覚が鋭敏であり、いろんなことからの影響を受けやすいわけですね。これらの性質が、日常生活や人間関係での生きづらさにつながったりします。
*上記のような反応は人によって強く出るもの弱く出るものがあり、何に対して敏感なのかは人それぞれです。
HSPとなる原因は何なのか?といったお話もよくあるかとは思いますが、HSPという性質そのものの原因は、先天的(生まれ持ったもの)な面も後天的(生まれた後の環境などにより獲得したもの)な面もあるのだろうと私は考えています。
(ただ、こちらのセラピーでは、原因を特定することには重点を置いてはいません。原因は何にせよ、「現状で困っていることが楽になること」を重要視して、そのためのセラピーを行っていきます。)
HSPは”過敏な体質”(五感などの過敏さ、神経の過敏さ)ということで、先天的な面があるとすると、それはお母さんのお腹の中にいたときの何かしらの心理的または物理的影響の可能性もありますし、もちろん遺伝の可能性の面もあるかもしれませんし、また、その他からの影響もありえます。
後天的な面でいうと、生後の成育環境の影響、例えば、生後、安心安全な環境になかったために、神経を敏感に発達させざるをえなかったという可能性もあるでしょう。
また、もともと性格が繊細であったり、細かいことによくきがつく性格であったところに、その上に成育環境の影響(安心感の少ない家庭だったなど)などが重なって、より敏感さ繊細さが活性化された可能性などもありえるかもしれません。
そして、敏感な子・繊細な子として生きる中で、その後の成育環境の様々な影響により、その敏感・繊細な感覚がますます磨かれていったり、また、敏感・繊細な性質を持ち合わせて生きていると、やはり心理的な面でのさまざまな辛い影響を受けやすくなり、ますます心が反応しやすくなり、心が敏感・繊細になっていったなども考えられるでしょう。
つまり、HSPでお困りの状況の原因は、多くの場合は「何か一つだけが原因」ということではなく「様々な要因の組み合わせである」だろうと思っています。
(ただ、こちらのセラピーでは、原因を特定することには重点を置いてはいません。原因は何にせよ、「現状で困っていることが楽になること」を重要視して、そのためのセラピーを行っていきます。)
なので、HSPの部分の”すべて100%”を心理セラピーによって改善できるというわけではないかもしれません。ですが、心理セラピーによって改善できる面はとても多くある、と私は考えています。
HSPという性質を持ったために、”心理面での影響を受けた部分”は、心理セラピーによって改善できる部分なのです。
心理面での影響というのは、人の顔色を敏感に見すぎるようになった、人からの影響を受けやすくなった、人の気持ちを察しすぎるようになった、人間関係が負担で避けがち、怖い強い人に接するのが苦手、安心安全感を感じにくい、いつも不安な感覚、などなどです。
それらは、HSPという生まれ持った性質がベースにあって、それで生きていく上で、自分の繊細な心(身体も含めて)を守るために、”心理面が”なにかしらの影響を受けた部分かもしれません。
この心理面のことに関しては、心理セラピーで対処してきます。
ちなみに、心理面へのアプローチとはいえ、心理セラピーのみならず、身体からのアプローチも効果的で、心理セラピーを合わせて行っていくことがおすすめです。
そして、心理面が安定し、心や身体に安心感安全感が増えれば、HSPの”体質による困る面”が現れたとしても、心理面の安定によって十分カバーできる、、自分の敏感な性質とうまく調節しながら心地よく生きることができるようになるのです。
また、HSPの方は不安感や恐怖感が強い傾向もあるようです。
感覚が過敏であることから、様々な刺激を感じやすく、様々な影響を受けやすいため、傷つきやすいといった面もでてきます。
そうすると、不安感、恐怖感は強くなることはあり得ますよね。
繊細で敏感な自分を守るために、不安感・恐怖感が強くなることもありえるでしょう。
不安感、恐怖感が強いということは、つまり、安心感が少ないということでもあります。
心理セラピーの中で、不安感、恐怖感を減らし、安心感を増やすことを行うことで、HSPによるしんどさが軽減することが効果を発揮することもあります。
こちらのセラピールームでは、身体からのアプローチも合わせて取り組むことで不安感・恐怖感への軽減に取り組むこともできます。
営業時間:10:00~22:00
休日:日曜(不定期)
場所:拠点は大阪市内(カウンセリングは、通常、大阪市内の個室レンタルルームで行っています。新大阪、なんば、大阪駅周辺など何か所かあります。いずれも大阪駅から電車で20分圏内です)
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