コンステレーションについて、私の思っていること☆
ファミリーコンステレーション(家族の座)・システミックコンステレーションで、世代間トラウマや集合無意識トラウマを解消するお手伝いをしている心理セラピスト中田です。
今日の記事は、「コンステレーションについて、私の思っていること」です。
コンステレーションについて、私の思っていること (2021年10月)
私はこのセラピーに関わって、結構長いのです。
これまで数年にわたり、本物のプロの先生、数名の元で学び続けてきました。
私はなぜ、このような少し「深い」セラピーになぜか魅かれ続け、
ほぼ迷うことなく「私はこの仕事をする」と思ったのか、
その理由について今日はお話したいと思います。
このセラピーは「人間の、人生の、とても重要な部分」を扱うという点においては、「重要な」セラピーの一つだと思っています。
特に「心して関わる必要がある」分野であると私は思っています。
セラピストが安易な気持ちで、お金のためとか、単に収入を得るためだけの仕事としてとか、またはセラピスト自身の自己満足とか興味・研究とか、そういうような気持ちでは、あまり関わらない方がいいぐらいの重要なものだと私は認識しています。
そういう道から外れたことをすると「神様から何かしらの制裁を受ける」類いのものだろうと思っています。
で、なぜ私がそのような分野のセラピーにひかれ、これまで長年そこに関わり続けてきたのかというと、
それは、私自身がそういう場所にいた人間だったからでもあります。
「そういう場所にいた」というのは、私自身の人生の悩み・問題も、「先祖・家系からくる問題に影響を受けてきた」部分が大きかったからです。
私自身、長年いろんな心理セラピーを受けたり、学んだりをし続けていたのですが、それで改善できた部分ももちろんありましたが、
最終的には、ファミリーコンステレーション(家族の座)で、先祖・家系からの影響で生じている問題を癒す ことによって、私の人生は好転した部分が大きかったのです。
過去の私はかなりレアケースなぐらいに、悩み・問題が多かったし根深かったし、セラピーがなかなか効きにくい人間だったので、
いろんなセラピーを経験してきて、どのセラピーも効果が出た部分ももちろんありましたが、
結局、私の最重要ポイントはここだったんだな…と、今ではとても納得しています。
私は父方の家系も母方の家系も両方とも、困難な問題が存在していました。
「問題」という言い方も、本当はそういう言い方はしたくなくて、「困難だったこと」と言った方がぴったりきます。
ご先祖様たちが、必死に生きた大切な人生の中での出来事なのですから。
それが結果としてどんな出来事として現れていたとしても、そこにはいろいろな事情、理由などがあるんです。
そういったことを大切にしていくためのセラピーでもあります。
ただし、セラピーで見ていくのは、時に重く、重要な部分です。軽々しかったり安易な部分ではありません。
他人が(セラピストが)、安易な気持ちでは立ち入っていいものではないのです。
もちろん私が普段行っている心理カウンセリング、コーチングの場合でも、
こちらがセラピストだからといって、他人である私が、人の心に土足でずかずかと踏み込んではいけません。
安易な気持ちで立ち入ってはいけない神聖な場所ってあるじゃないですか。
最も尊重して敬意をもって接しないといけないことってあるじゃないですか。
そして、このファミリーコンステレーション(家族の座)も、そういった部分へ与える影響がさらに大きいものなので、「敬意を持ってさせていただく」必要があるセラピーだと思っています。
私はそういったことを把握したうえで、関わらせていただいているつもりです。
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