なんとなく不安・心がモヤモヤする…|原因がわからない“重さ”と向き合うセラピー
理由はないのに、なんだか心がザワザワする。
ふとしたときに胸が重たくなる。
明るく過ごしているはずなのに、どこか安心できない──。
そんな「原因がはっきりしない不安」や「漠然としたモヤモヤ」を抱えている方は、意外と少なくありません。
このページでは、そうした“なんとなく苦しい”状態の背景にある心の仕組みや、
無意識のつながりからアプローチする心理セラピー「ファミリー・コンステレーション」についてご紹介します。
なんとなく不安。理由はないのに、しんどい
何か特別な問題があるわけでもない。
生活もちゃんとしているし、周囲にも恵まれている。
でも、どこか満たされないような、安心できないような感覚がある。
あるいは、「理由がわからない不安」が、ふいに波のようにやってきて、
一人の時間に急に心がざわついてしまう……そんな経験があるかもしれません。
それは決して「気のせい」でも「弱いから」でもありません。
人の心はとても繊細で複雑です。
目に見える問題や出来事とは別に、心の奥では
もっと深い理由で“何か”が反応していることもあるのです。
原因が見えない心の重さの正体とは?
「思い当たることがないのに不安になる」
「何も起きていないのに心がざわざわする」
そんな状態の背景には、過去の体験や、
さらには自分でも気づかないような無意識の影響が関わっている場合があります。
例えば──
- 幼い頃に安心感が得られなかった体験
- 家族の中で“誰かの感情”を背負っていたこと
- 親が心配ばかりしていた家庭で、常に不安を感じて育ったこと
これらは、私たちの心の中に「常に不安でいなければならない」という前提を
無意識のうちに根づかせてしまうことがあります。
すると、大人になってからも、
たとえ状況が落ち着いていたとしても、
心の奥が“何かに反応して”不安やモヤモヤを生み出してしまうのです。
「誰かの感情」を引き受けていることも
もう一つ、見落とされがちな原因に「他人の感情を無意識に背負っている」ケースがあります。
たとえば──
- 親が不安を抱えていたとき、代わりに気を配り、心配していた
- 家族の誰かが苦しんでいたのを、そばでずっと見てきた
- 家庭内で「自分がしっかりしなきゃ」と感じていた
こうした経験を繰り返すうちに、
人は「本来は自分のものではない感情」を、
自分のものとして抱え込んでしまうことがあります。
心がいつも重たい。
本当はのびのびしたいのに、安心できない。
それは、あなた自身の感情ではなく、
「誰かの感情」が内側に残っているからかもしれません。
ファミリー・コンステレーションで見えてくる“無意識の配置”
ファミリー・コンステレーションは、
自分でも気づけなかった“心のつながり”を見える形で映し出していく心理セラピーです。
人形や道具などを使って、無意識の関係性を場に表現していくと、
「心の重さの正体」が少しずつ輪郭を持って浮かび上がってきます。
たとえば──
- 自分が親の感情を背負っていたことに気づく
- 誰かの悲しみを代わりに感じていたことがわかる
- 「安心してはいけない」という家族の無言のメッセージに従っていた
そうした無意識の配置に気づくことは、
心の深いところで「もうその役割は終わっていい」と
自分自身を許す第一歩にもなります。
モヤモヤを手放すには、“感じること”から
心が重たいとき、私たちはつい「原因をはっきりさせよう」と考えてしまいがちです。
でも、「なぜかわからないけど苦しい」ときには、
無理に理由を探そうとせずに、
「今ここで感じていること」を、そっと見つめてあげることが大切です。
その上で、「もしかしたら、何か深いところに理由があるのかもしれない」と
心の奥に問いかけてみるだけでも、少しずつ内側がほどけていくことがあります。
ファミリー・コンステレーションでは、
その“無意識の部分”にそっと光を当てることができます。
今まで言葉にならなかった心の重さを、
ひとつずつ、ほどいていきたい方にとって、
きっとやさしい手がかりになるはずです。
あなた自身の人生を、もう一度ここから
「なんでかわからないけど、ずっとしんどい」
そんな声を、あなたがひとりで抱え続けなくていいように。
もしあなたが、
誰のものでもない「自分の感情」で生きていきたいと感じているなら、
そのお手伝いができるかもしれません。
ファミリー・コンステレーションを通して、
あなたの心がほんの少しでも軽くなるきっかけになれば嬉しく思います。
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