人が怖い、人と関わるのが怖いあなたへ|その不安の背景にあるもの

「人が怖い」

「人と関わるのが怖い」

このようなしんどさを長い間かかえている方がいらっしゃいます。

本当は人と仲良くしたい。

本当はもっと人と関わりたい。

できれば自然に会話を楽しみたい。

けれど、人と関わろうとすると緊張してしまう。

相手の反応が気になる。

嫌われているのではないかと思ってしまう。

人と会ったあとも、「あんなこと言わなければよかった」「変に思われたかもしれない」と何度も考えてしまう。。。

あなたは、そんな経験はないでしょうか?

本当は人と関わりたいのに、人と関わることに壁がある。この状態は、しんどいですよね。。

「人が怖い」「人と関わるのが怖い」という状態には、心理学的な視点からもいくつかの原因があります。

そして、心理学的な視点だけではなかなか改善が見られない場合、ファミリーコンステレーション(家族の座)の視点からも見てみると、改善が進む場合があります。

今日は、その辺りのお話をしようと思います。

 

そもそも「人が怖い」にもいろいろな状態がある

「人が怖い」と一言で言っても、様々な状態があります。

「人の何が怖いのか」「どんな時に怖いのか」少し細かく聞いていくと、それぞれに状況は異なってきます。

「人が怖い」と言いながら、本当は「怖いのではなくて、○○だった」といった場合もよくあります。

皆そんなに、自分の状況を上手に言語化できるわけないですよね。

なので、そんなにちゃんと、正確に伝えられなくても、それはもちろん大丈夫です。

とはいえ、そんな中でも、一般的によくある状況をここではお話しようと思います。

 

人と関わるのが怖くなる人によくあるパターン

人が怖いと感じる方には、いくつか共通した傾向があります。

・相手の顔色を気にしすぎてしまう

・敏感、繊細な性質、傷つきやすい性質

・嫌われることへの不安が強い

・断ることが苦手

・本音を言えない

・人と会ったあとに反省会をしてしまう

・頼るより一人で頑張ろうとする

こうした特徴を持つ方は、とても優しく責任感の強い人であることも少なくありません。

しかし、その優しさが「常に周囲を優先する」という形になってしまうと、人間関係は苦しいものになってしまいます。

いつの間にか、「自分がどうしたいか」よりも、「他人からどう思われるか」ばかりを考えるようになってしまうのです。

それだと、人が怖くなりますね。。

 

人が怖い背景にある「傷つきたくない気持ち」

人が怖いと感じるとき、実際には「人そのもの」が怖いわけではないことがあります。

本当に怖いのは、

否定されること。

拒絶されること。

嫌われること。

仲間外れにされること。

傷つくこと。

過去にそうした経験があった場合、人は無意識のうちに同じ痛みを避けようとします。

すると、人との距離を取りたくなったり、必要以上に相手に合わせたりするようになるのです。

その反応は、これまで自分を守るために身につけてきた大切な心の働きでもあります。

 

家族との関係が影響していることもある

人間関係のパターンは、大人になってから突然生まれるものではありません。

私たちは幼い頃、家族との関わりの中で「人との付き合い方」を学びます。

たとえば、

親の機嫌を常に気にしていた。

怒られないように過ごしていた。

本音を言うと否定された。

安心して甘えられなかった。

家庭の中に緊張感があった。

こうした環境の中で育つと、「人といると気を張るのが当たり前」になってしまうことがあります。

そして大人になったあとも、その感覚が人間関係に影響し続けることがあるのです。

 

ここまでは、人が怖いとなる原因のあくまで一例です。

 

人が怖い、について心理学的アプローチ

人が怖い、人と関わるのが怖いという悩みは、一般的な心理学やカウンセリングでは、

幼少期含む過去の経験から作られた無意識の思い込み(メンタルブロック)の作用や、

幼少期の親子関係の影響、

トラウマ体験、

緊張、パニック

もともとの敏感な性質・HSP

コミュニケーションの課題

などを、まずは見ていることは多いかと思います。

私も一般的なカウンセリング/コーチングも行っているので、通常はまずはそれらの面を見ていきます。

クライアントさんの状況に合わせて、根本原因はケースバイケースで異なりますし、いくつかの要素が複合的に作用している場合も多いです。

 

人が怖いのは、あなたが弱いからでしょうか?

人が怖いと感じている方の中には、

「自分は気が弱い」

「もっと積極的に堂々と言動しなくては…」

などと考えている方もいます。

そんな自分を嫌ったり、そんな自分を責め続けている人もいます。。

そして、そういう人たちは、自分を変えようと、いろんな努力を続けておられたりするのです。

カウンセリングなどを受けたり、コミュニケーション力を磨こうとしたり、頑張り続けている人も多いものです。

すごいと思います。

でも、もしもそんなふうに、自分を変えようと頑張り続けていても、あまり変化が見られないのなら、その方法が少しずれている可能性もあります。

もう少し詳しく言うと、もっと別の視点からのアプローチが効果を発揮する場合もあるということです。

その一つが、ファミリーコンステレーション(家族の座)です。

実は、あなたの中には原因がない場合もあって、その場合は、このファミリーコンステレーションが効果を発揮することもあります。

 

ファミリーコンステレーションの視点

ですが、実際カウンセリング/コーチングをしていると、それだけではないのです。

その背景にもっと深い何かの影響があることがあります。

自分だけの問題ではない場合があるのです。親子関係の問題だけでもないケースもあるのです。

その場合は、どんなに自分を変えるような努力しても、人間関係やコミュニケーションなどの実践経験や挑戦を続けても、本質的な

変化があまり起きない…となります。。

そんな時は、ファミリーコンステレーション(家族の座)の視点で、家族・家系や集合無意識の面も見ていくことで、変容が起きる場合があります。

 

ファミリー・コンステレーションで見えてくること

ファミリー・コンステレーションでは、人との関係で繰り返しているパターンや、生きづらさの背景にある無意識のつながりを見ていきます。

「なぜこんなに人が怖いのだろう」

そう思っていたことが、実は自分の中に原因がなくて、実は、家族・家系の背景に深く関係していたことに気づく場合もあります。

また、自分の問題だと思っていた苦しさが、家族の中で無意識に引き受けてきた役割や、過去から受け継いできたものと関係していることが見えてくることもあります。

原因を頭で分析するだけではなく、関係性を場に表していくことで、これまで気づかなかった視点が生まれることがあります。

 

人が怖い自分を責めなくていい

人が怖い。

人と関わるのが怖い。

そう感じる自分を責め続けるのは、とても苦しいことです。

けれど、その不安には理由があるのかもしれません。

あなたが弱いからでも、努力が足りないからでもありません。

今まで生きてくる中で身につけてきた反応だからです。

もし長年同じ悩みを抱えているなら、

「どうやって克服するか」「どうやって自分を変えるか」だけではなく、

「なぜそう感じるようになったのか」といった奥の背景を見つめてみることも、一つの大切な入り口になるかもしれません。

 

セラピーに興味をもたれた方へ

初回体験セッションのご案内
気軽に体験できる「お試しセッション」をご用意しています。
→ 初回体験セッションの詳細はこちら

▼ご感想もあわせてご覧いただけます
→ ご感想集はこちら

あなたが人との関係に少しずつ安心を感じられるようになることを願っています。

 

関連記事

人間関係の悩みは、「人に合わせてしまう」「本音が言えない」「人が怖い」など、一見別の問題に見えても根っこでつながっていることがあります。

関連記事をまとめたページはこちらです。

▶人間関係がしんどいあなたへ|繰り返すパターンを見直すファミリー・コンステレーション