幸せになるのが怖いあなたへ|“幸せになってはいけない”感覚の正体とファミリー・コンステレーション

「本当は幸せになりたいはずなのに、成功しそうになると、なぜか怖くなってしまう。」

「幸せになることを、自分で止めているのかもしれない。」

そんなようなお話をセッションでお聞きすることが時々あります。

恋愛や結婚のことに限らず、人生・仕事・成功といった場面でも

「うまくいきそうになると、なぜか止まってしまう」というお話をお聞きします。

 

本来もっと幸せになっていいはずなのに、自分で止めてしまう

セッションをしていて感じるのは、

自分が本来もっと幸せになっていいはずなのに、無意識にブレーキをかけてしまっている人が少なくないということです。

もっと幸せになっていい、もっと成功していい。

頭ではわかっていても、心からそれを受け止められていない。

「自分はこれくらいで十分だ」「自分はこの程度でいいんだ」と、

無意識のうちにブレーキをかけて、本来いられる場所より下に自分を置いてしまっている。

そういう印象を受けることがよくあります。

 

また、このような方の中には、

・自分のことは後回しにしてしまう
・頑張りすぎてしまう
・人のためには無理ができる
・「もっと我慢しなきゃ」と感じやすい

など、“自己犠牲”のパターンを長く抱えている方も少なくありません。

本人はそれを当たり前だと思っているのですが、

「自分だけ楽になってはいけない」
「自分だけ幸せになってはいけない」

という感覚が、心の深いところにある場合もあります。

 

「幸せになってはいけない」という思い込みの正体

ファミリー・コンステレーションでは、こうしたブレーキの背景に、

家族や家系への無意識のつながりが関係していることがあると考えます。

たとえば、家族の中で苦労してきた人が多かった、誰かが我慢して生きていた、そういう背景の中で育つと、

「自分だけが幸せになってはいけない」という感覚が無意識に根付いていることがあります。

それは弱さでも未熟さでもなく、大切な人とのつながりを守ろうとしてきた、

あなたなりの誠実さや忠誠心だったのかもしれません。

 

コンステレーションで起きた変化

以前、仕事をすごく頑張っていた方がいました。平日も沢山残業して、休日出勤することもよくあり、自分を犠牲にして、会社のために懸命に働き続けていました。

でも、体調も優れず、疲れが取れない、食べ過ぎてしまう、家族へイライラが止まらないなどの大きなストレスを常に抱えておられました。

ファミリーコンステレーションのセッションの後、その方は少しずつ変わっていきました。

「先日、上司にひと言、言いました。」「最近、少し早く帰るようにしています。」

「自分を大切にすることがわかってきた」といった話をされるようになっていきました。

頑張ることをやめたのではないけれど、自分を後回しにすることをやめた。

自分を犠牲にして働きすぎることはやめた。そういう変化でした。

 

ファミリー・コンステレーションでは、

このような“自己犠牲”の背景に、家族や家系との無意識のつながりが見えてくることがあります。

たとえば、

・母親がずっと我慢して生きていた
・家族のために、自分を犠牲にしてきた人がいた
・「苦労すること」が当たり前の家系だった

そのような背景と無意識につながり、

「私も同じように生きなければ」という感覚を抱えている場合もあります。

 

”幸せでなかった”誰かのために、自分も…

ファミリー・コンステレーションでは、人は無意識のうちに家族や家系への“忠誠心”を持つと考えます。

たとえば

・「母が我慢して生きていたから、私も同じようにしなきゃ」

・「姉が不幸だったのに、私だけ幸せになるなんて申し訳ない」

・「うちの家系は、誰も豊かになれなかった。私も同じであるべきだ」

こうした“つながり”を無意識に守るために、幸せになることにブレーキがかかっていることがあります。

 

ファミリーコンステレーションで見えてくる“心の配置”

ファミリー・コンステレーションは、自分の心の中にある無意識の関係性や、心の中の立ち位置を見て、変容を起こしていくセラピーです。

セッションでは、

「誰かを守るために、自分の幸せを諦めていた」

「家族の不幸と、つながっていた」

「自分だけ幸せになると、つながりが壊れると感じていた」

といった心の深層構造が明らかになることがあります。

 

“幸せになる許可”を、自分に出す

幸せになることにブレーキをかけていたのは、あなたの弱さや未熟さではありません。

あなたが優しく、つながりを大切にする人だからこそ、誰かの痛みや悲しみを一緒に背負っていたのかもしれません。

でも、もう誰かの幸せのためでなく、あなた自身の幸せに向かって歩き出してもいいのです。

「私は私の人生を生きていい」と、自分に許可を出す。

それを自然にできるようになるとやがて、あなた本来の人生を取り戻せることでしょう。

 

ずっと他人を優先してきた人ほど、

「自分が幸せになる」ということに、どこか怖さを感じる場合があります。

でも、本当は、あなたも安心して、楽になって、幸せになっていいのです。これは当たり前であり当然のことなのです。

ファミリー・コンステレーションは、

このような“自分を後回しにしてしまう心の配置”を見つめ直していくセラピーでもあります。

 

「幸せになってもいい」と感じられるようになるために

幸せや成功にブレーキがかかっていると感じる方に、ファミリー・コンステレーションは一つの選択肢になります。

無理に自分を変えようとしたり、直そうとしなくていいのです。

自分の不足を埋めようと、頑張らなくていいのです。

セッションの中で、自分がどういった心の立ち位置にいるのか、などが見えてくると、自然に動き始めることがあります。

まずは初回セッションから、試してみてください。

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