人間関係の悩み｜他人の気持ちや顔色の変化に敏感に反応する人は・・

 

人間関係の悩み｜他人の気持ちや顔色の変化に敏感に反応する人は・・

 

【アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、”人間関係の悩み｜他人の気持ちや顔色の変化に敏感に反応する人は”です。

 

あなたは他人の気持ちや顔色の変化に敏感ですか？

他人の気持ちや顔色の変化に敏感な人がいます。

ほんのわずかな顔色の変化、声色の変化でも、敏感にキャッチします。

 

また、相手の心の動きにも、とても敏感。

そして、相手の気持ちをこんなふうに想像する。

「○○さんの反応を見ると、今、きっとこんなふうに思っているに違いない。」

「○〇さん、返事がないってことは、きっと～と思っているに決まっている。」

「〇〇さんは、私のこと、もう嫌なんだろうな」

「○○さん、今困っているだろうから、手伝ってあげよう」

 

あなたは、こんな人ではありませんか？

 

 

他人の気持ちや顔色に敏感なのは

他人の気持ちや顔色に敏感な人というのは、他人のことを察してあげられる優しい人とも言えますね。気遣いのできる人とも言えるかもしれません。

 

ただ、いつもそうやって「先に他人のことを見る・他人のことばかり考えている」としたら、それは自分優先（自分軸）でいられていない状態、他人優先（他人軸）になってしまっている状態かもしれません。

それは、もう無意識の反射的な反応になってしまっている人も多いのですが・・。

 

他人を気遣えること、他人に優しいことは大事なことではありますが、

人は、まずは自分に優しくできていないと、本当の意味で他人に優しくすることは難しいのです。

 

まずは自分に優しく、自分を満たしてあげることができていないと、いくら他人に親切にして喜ばれても、本当は、あなたの心の深い部分は悲しんだままです。

これは、なかなか自覚できないことなのですが・・。

 

まずは、自分自身が満たされる必要があります。自分軸を取り戻すのです。

 

 

他人の気持ちや顔色に敏感になった理由

他人の気持ちや顔色に敏感になったのには、ちゃんと理由があります。

おそらくあなたは、幼少期から、他人の気持ちや顔色に敏感だったのではありませんか？

もしかしたら、あなたは子どもの頃はあまり自覚していなかったかもしれませんが。大人になった今、ゆっくり振り返ってみると、「そういえば・・」と思いだされてくるかもしれません。

 

幼少期からの生育環境の中で、「他人の顔色を見ざるをえなかった」というケースは、実はとても多いです。

例えば、学校の先生や親がとても厳しかった、夫婦喧嘩が絶えなかった、親の機嫌が変わりやすかった、イジメにあったなど、様々な状況があります。

 

 

または、大人になってから、何かとてもショックな出来事とか嫌な思いをした体験があって、その時から、人の顔色や反応をすごく意識するようになったというケースもあります。

その時感じた怖さ・不安などの感情が残っていると、いつまでもビクビクした感覚や恐怖感は残るものです。一種のトラウマ体験とも言えます。

 

他人の顔色、気持ちの変化に敏感を克服するには

あなたが、これまでずっと、（無意識にも）他人の顔色、気持ちに敏感にならざるを得なかった理由があります。

過去にそうなる体験があったのです。

その時に傷ついた気持ち・感情があって、それは癒さない限りは、今もずっと残っています。これから先もずっとです。それが人の心の仕組みです。

 

あなたの心の深い部分（潜在意識）では、もう二度と、あの時のような、あんな辛い思いをしたくない、悲しい思いをしたくないと思っているのかもしれません。

例えば、

もう二度と、お父さんとお母さんにケンカしてほしくないとか。。

もう二度と、いじめられたくないとか。。

それは当然ですよね。それは当然、嫌ですよね。

 

だから、そうならないようにと、今も必死で周囲の顔色を見て、空気を読んで、不穏な状況にならないように、気を張っているのかもしれません。。

それが、あなたが他人の顔色・気持ちに敏感な原因かもしれません。

あくまで、これは一例です。

 

カウンセリングでは、このようなあなたの心の深い部分を癒して、潜在意識を書きかえていきます。