やりたいことが分からない、やりたいことが見つからない時

 

やりたいことが分からない、やりたいことが見つからない時

 

アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害~人間関係専門の心理カウンセリングルーム(神戸・京都・大阪・東京)の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、”やりたいことが分からない、やりたいことが見つからない時”です。

 

 

やりたいことが分からない、やりたいことが見つからないという悩み

・やりたいことが分からない、

・自分は、何をしたいのか分からない、

・自分に向いているものが分からない、

・どういう道に進んだらいいのか分からない

といったご相談も、カウンセリングをしている中で、よくあります。

 

10代20代で学校を卒業して、仕事・就職先を選ぶときのみならず、

20代~40代など年齢に関わらず、今の仕事があまりうまくいかなかったり、様々な事情があって仕事を辞めて、次の仕事を探そうとするときや、

また、子育てがひと段落した主婦の方が、これから先は何か夢中になるものを見つけて、自分に向いたことを楽しんでいかなくては・・

といった時などにも、このような悩みが出てきます。

 

”やりたいこと”は考えても分からない、見つからない。

”やりたいこと、自分に向いていること” は、考えても考えても、なかなか見つかるものではありません。

もちろん、”やりたいこと”の内容にもよりますが、

”やりたいこと” というのが、”自然に情熱がわいてくるもの” ”心から好きで楽しいこと”ということの場合、実は、それは頭で考えてもなかなか出てくるものではありません。

なぜなら、”自然にわいて来る情熱” ”好き、楽しい” というのは、自然にわいて来る”感情”だからです。

 

”やりたいことが見つからない・やりたいことが分からない”の時代背景

カウンセリングをしている中でも、”やりたいことが分からない”という人が最近多いのは、時代背景の影響もあると思います。

今の時代は、ある程度のゆとりと選択する余裕がある方も多いですね。

ある程度のゆとりと選択する余裕があれば、「心からやりたいこと、よりベストな選択、より輝ける選択、より幸せになれる選択」をしたいと思うのは当然なことかもしれません。

 

また、インターネットが発達した情報化社会の中で、沢山の情報があふれていて、実際に体験しなくても、スピディーになんでもすぐに知ることができつてしまう世の中になっているということも影響しているように感じています。

この時代背景の中で、より良いものを得たいと感じたり、他人と比べてより素晴らしくありたいと感じることも、ある意味、当然のことであって、

「そんなことで悩んでいる自分はおかしいかな?」とか、「そんなたいしたことじゃないのに悩むなんて、しょうもない」というわけではありません。

どんな悩みも、大切な悩みですよ。

 

 

やりたいことが見つからない・やりたいことが分からない人は”考えすぎている”

やりたいことが見つからない・やりたいことが分からない人は、”考えすぎている”場合が多いです。

”迷う”、”決められない” というのも、”考えすぎ”な場合が多いです。

自分の気持ち以外のこと、周りの人とのバランスとか、周りの人の意見とか、外側のいろんなことを沢山沢山考えすぎていたりするのです。。

 

考えすぎていると感情は動きません。

つまり、考えすぎていると、「~したい、~が楽しい、~好き」という情熱(感情)も湧いてきません。

 

つまり、本当にやりたいこと、好きなことを見つけるには、考えすぎるのを減らす必要があるのです。

思考を止めて、感情を動かすのです!

自分自身の感情を知ることがとても大切なのです。

 

やりたいことが見つからない・やりたいことが分からない人は”影響を受けやすい人”

やりたいことが見つからない・やりたいことが分からない人は、”影響を受けやすい人” ”とらわれている”人という場合もあります。

何に影響を受けて、とらわれているかというと、、

自分自身の”心の声”以外のものにとらわれていることは多いです。

・周囲の声(職場、友人、ママ友など)

・社会の声、時代の影響、テレビ、インターネットの情報

・親の声、親の言葉・意見・見方(現在のものだけではなく、過去に言われた言葉が影響している場合もあります)

などです。

 

これらの影響をとても大きく受けてしまうのです。

カウンセリングをしていると、特に、親の言葉に影響を受けている方は、思いのほか多いのです。

親の言葉といっても、現在形で言われている言葉だけではありません。

過去に言われた言葉や、幼少期の言葉などが、今もまだ残っていて、影響し続けている場合もあります。

例えば、「現在はもう親と一緒に住んでいないし、親とは年に数回しか話さない」といった場合や、「昔は親ととても関係が悪かったけれど、今は親も年をとって丸くなり、良い関係になった」というような場合でも、

過去の親の言葉、言動などが心の中に深く残っていて、無意識に影響を与えていたりするのです。

 

 

また、カウンセリングをしていると、特に最近では、インターネットによる情報の影響も結構大きいと感じています。

インターネットの情報はとても早く、大量に拡散されやすく、また、とても輝いた素晴らしいものに見えるなどで、影響されやすいものがあふれているように感じます。

インターネット上にあふれている流行に振り回されすぎないようにしていきたいものですね。

 

”やりたいことが見つからない・やりたいことが分からない”とアダルトチルドレン

上記のように、外からの情報、他人の意見、言葉などに影響を受けやすいことは、”アダルトチルドレン”だから という場合もあります。

アダルトチルドレンは、他人軸であったり、他者のことを優先し、自分不在になりやすい と言う傾向があります。

また、自分に自信がない、自力で考えられない などの問題を抱えやすい傾向にあります。

なので、外からの情報、他人の意見、言葉などに影響を受けやすいのです。

結果、”やりたいことが見つからない・やりたいことが分からない” といった状況に陥りやすいと言えます。

 

 

”やりたいことが見つからない・やりたいことが分からない”をカウンセリングで解決へ 

”やりたいことが見つからない・やりたいことが分からない” は、カウンセリングで解決へ向かえます。

アダルトチルドレンの部分が関係しているのなら、アダルトチルドレンのカウンセリングを行っていきますし、

アダルトチルドレンのカウンセリング以外のケースでも、NLPなどを利用した幅広い心理ワークをご用意しています。

 

 

 

●カウンセリングルームの営業時間・場所・連絡先

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