自己肯定感の問題｜他人からは認められている。でも、自分が自分を認められない

自己肯定感の問題｜他人からは認められている。でも、自分が自分を認められない。

 

【アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、”【自己否定】他人からは認められている。でも、自分が自分を認められない”です。

 

自分を責める人、自己否定が強い人

自分に厳しい人、自己否定が強い人、いつも自分を責めている人って、いますよね。

そして、「自分なんか・・」「なんで、私はこんなんなんだ」「なんでもっと〇〇できないんだ」と、いつも足りない所、できない所を見ている。

そして、ダメな自分に落ち込む。。

向上心がありすぎる、頑張りすぎる、とも言えるのかもしれませんが、

際限なく頑張り続けてしまう方もいらっしゃいますね。。

休めない。。走り続けるのを止められないとか。。

これは、きついですね。

 

自己否定、自己批判の弊害

自己否定、自己批判、自己攻撃が激しい人は、いつも自分を傷つけていることになります。

 

あなたは、他人に対して、そんなふうに厳しく言いますか？

他人にはそんなふうには言わないでしょう？

むしろ、他人には優しかったりするでしょう。

そんな言い方したら、人の心がとても傷つくことを知っているから。

 

それなのに、自分にはすごく厳しいことを言っている。。

それって、自分の心がどれほど傷ついているか、ダメージを受けているか、知っていますか？

自己攻撃、自己批判って、実はとてもダメージが大きいです。

 

いつも自分に厳しすぎるあなたは、

「他人に接するのと同じように、自分にも接してあげてください」

 

他人には優しくできてるんじゃないですか？それと同じことを自分にもしてあげてくださいね。

 

自己肯定感の高い人

自分に厳しい、自分を責める人は、「自己肯定感が低い」とも言えますね。

自分のことが認められない。こんな自分を受け入れられない。もっと違う自分になりたい。。

そのようなつらい思いを抱えておられるかもしれません。

 

そもそも、どうして自己肯定感が低くなってしまったのでしょうか。

 

自己肯定感が高い人って、あなたの周りにもいますか？

自己肯定感の高い人は、

「実際、そんなにできていなくても、平気」「できてないけど、自分はできていると思っている」とか、「できないかもしれない・・とかいう感覚がそもそもない様子」「根拠のない自信にあふれている」

そんな感じではありませんか？

根拠のない自信を持っている。

失敗してても、できてなくても、めげない。落ち込まない。すぐ立ち直る。

 

この差はなんなのでしょうか？

 

自己否定（自己肯定感の低さ）の原因

どうして、自己否定が強くなってしまったのでしょうか？

あなたの自己肯定感の低さは、いったいどこから来ているのでしょうか？

 

原因はいくつかの可能性が考えられます。

・幼少期に、親から批判されてきた。全然褒めてもらえなかった。

・学校、社会などで、人と比べられた。

・「できていない、ダメだ」という強いメッセージを受けた。

・親が優秀でできる人を目指していた。親が自己肯定感の低い人だった。

・できないこと苦手なこと、コンプレックスがあった。

・家族の中で、存在を認められていなかった。見てもらえなかった。安心できる居場所がなかった。

など。

 

ここは人それぞれ、状況が異なってくる部分です。

心理カウンセリング（セラピー）では、あなたの自己否定が始まった原因を見て、あなたの中の自己否定をゆるめていきます。

 

自分で自分を責め続ける。自分が自分を認められない。

また、自己否定が始まったきっかけや原因はどうあれ、その後は、

「自分で自分を責め続けた。」「他人はどうあれ、自分が自分を認められない」

という状況になっている方もいらっしゃいます。

 

他人からは責めらるわけではない。褒められたりもする。

他人からの評価はそこまで気にならないけれど、でも、とにかく自分で自分を認められない、という方もいらっしゃいます。

これも、辛い状況なのです。

 

自分が自分を認められるように、自分が自分をゆるせるように、受け入れられるようになることが、一つの大きなゴールになります。