落ち込みやすい、すぐに落ち込む、の改善方法｜ゆううつ・メンタル不調

 

落ち込みやすい、すぐに落ち込む、の改善方法｜ゆううつ・メンタル不調

アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・人間関係の悩み～心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪 / 東京）の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、”落ち込みやすい、すぐに落ち込む、の改善方法｜ゆううつ・メンタル不調”です。

 

他人からの言葉に落ち込む

感情の起伏が激しくて、すぐに落ち込む、ささいなことでも落ち込みやすい、という方がいらっしゃいます。

友達から少し言われただけで、職場で上司から少し注意されただけで、または、彼氏の軽い一言、など、ささいな言葉が心に突き刺さる感じで、とてもショックを受けて、ずっと引きずってしまう。。

ちょっとしたことでも、とても傷ついて、すぐに落ち込んで、立ち直れない。

だから、人から何か言われないようにと、いつもびくびくしている。言われないようにすることに、必死になって気をつかっている。何か言われそうな場面は避けている。

こんなこと、ありませんか？

確かに、言う相手が、悪い場合もあります。誰にでも嫌なことばかり言う人もいます。悪意がある場合もあれば悪意がない場合もあるし、”その人の問題”である場合もあります。

だから、あなたが悪いわけではない　ということも多いです、ここは忘れないでください。

ただ、そのような場合以外でも、何か少し言われただけでも、その言葉に大きく反応して、強く影響を受けてしまい、大きく傷つく、落ち込むという時は、あなたの中に何かの心の問題が隠れているかもしれません。

 

他人の言動を見て落ち込む。比較して落ち込む。

直接何かを言われたわけではないけど、他人の言動を見て、落ち込むこともあるでしょう。

例えば、

・友人が褒められていた。

・友人のＡさんは人気者。

・自分ができないことをＢさんは上手にできる

・自分が苦手なこと・できないことを目の当たりにする出来事があった。

・周りの皆はうまくできている。周りの皆はすごいと思う。でも、自分はできていないと思う。

など。

誰かから責められてたわけでも、批判されたわけでも、するどい指摘されたわけでもない。

でも、とても落ち込む。

「私はダメだ、私は足りていない（不足している）、私は能力がない、力がない」そんな思いが心の中にいっぱいかもしれません。

これは、自分で自分を責めている状態ですね。

 

自分のことを認められない。自己否定。自分が嫌い。

このような状態は、とても辛い状態です。自分で自分を認めらない、自分で自分を責める。自己否定というのは、心がつらくなる、とても大きな原因です。

 

他人から言われることよりも、その言われた言葉がきっかけになって、”自分責め、自己否定”をすることが、ダメージは大きいのです。

他人から何かを言われても、「いえいえ、それは全然違う」と自信を持って思えれば、他人の言葉に傷ついたりしないのです。

他人から言われたことを、自分の中で「確かに・・そうかもしれない」と思うことで、自分で自分を批判し、責めるから、とても苦しくなるのです。

 

落ち込みやすい原因は自己否定（自己肯定感の低さ）

落ち込みやすい大きな原因の一つが、”自己否定”と言えるでしょう。

自己否定とは、つまり、自己肯定感が低い、自分に自信がないとも言えます。

 

自分自身に確固たる信頼、自信がなくて、自分自身の自分への評価がぐらついているのです。

だから、他人のささいな一言、他人の言動に大きく影響をされてしまうのです。

 

”感情の起伏が激しい”というのも、他人の評価に大きく影響されるから　でもあります。

”他人から褒められたらすごく嬉しくなり、他人から悪い評価を受けたらすごく落ち込む、周りの影響を受けて感情に大きな波がある”　

そのような場合は、あなたの中で、あなた自身への確固たる自信、信頼、ゆるぎない評価（なにはともあれ、私には価値があるなど）が確立できていないからかもしれません。

 

自己肯定感を高めて、落ち込みやすいを改善へ

ちょっとしたことですぐに落ち込む、他人と比べて自分はダメだと思い落ち込む、自分のことが嫌い・・・このような状態はとてもしんどいものです。

いつも自分を疑っている、自分に信頼がない、自信がない・・

そんなあなたは、どっしりとした感覚が得られず、何かふらふらして、自分軸が定まらない苦しさがあるかもしれません。

 

そのような状態を改善・克服していくには、

自己肯定感を高める、自信を取り戻す、自分軸を作る

ということに取り組んで行く必要があります。

自己肯定感を高める、自信を取り戻す、自分軸を作るには、まずは心理カウンセリングがおすすめです。

自己否定、自信がないという状態になっているのには、ちゃんと理由がありますので、そこを見ていきます。

トラウマ体験のような過去の体験が原因の場合もありますし、幼少期の親子関係が影響している場合もあります。原因は人によって違うので、お話を聴かせていただいて、しっかり見極めていきます。

根本原因をつかんで、根本原因を取り除くカウンセリングをします。そうすることで、改善はぐっと早まります。

カウンセリングである程度ベースが整ったら、その後は自分自身で成功体験を積み重ねるなどして、自己肯定感を高めたり、自信をつけていくとさらに良いと思います。