パニック障害~パニックが起こる心のメカニズムを解説
パニック障害~パニックが起こる心のメカニズムを解説
アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害~人間関係専門の心理カウンセリングルーム(神戸・京都・大阪 / 東京)の心理カウンセラー中田です。
今日のテーマは、”パニック障害~パニックが起こる心のメカニズムを解説”です。
パニック障害とは
パニック障害は、激しい動機、呼吸の苦しさ、めまい、恐怖感などにおそわれるパニック発作を繰り返すもので、以前は不安神経症の一部とされていました。
パニック障害の「病院」での治療法は、一般的には薬物療法と認知行動療法などになります。病院での治療はもちろん優先的な治療法であります。
一方で、病院での治療ではなかなかよくならない場合や、パニック発作の予期不安(また発作が起こるのではないかという不安)などに、心理カウンセリングが有効なケースがあります。
パニック状態におちいる心理的メカニズムがあります。パニックには、心理的問題が影響している面も大きいのです。
パニックにおちいる人
パニック障害とまではいかなくても、日常の中で「パニック状態」におちいることがある、という方もいらっしゃいます。
パニック状態とは、例えば、こんなことです。
・話そうとすると、頭の中が真っ白になって、何を話していいか分からなくなる。
・怖い人など苦手な人を目の前にすると、固まってしまう。
・人を待たせている時など、急がなくてはいけないと思って、テンパって余計にできなくなる。
・沢山の「やるべきこと」が一度に来ると、何もできなくなってしまう、全部が止まってしまう。
など
パニックになるメカニズム
上記のようにパニック状態とは、つまり、
「〇〇しないといけないのに、〇〇できない」という状態にいます。
例えば
・ちゃんとしないといけないのに、ちゃんとできない
・早くしないといけないのに、早くできない
・動かないといけないのに、動けない
というように、
「大きなプレッシャーや圧力の中で、動けない(固まっている)」状態とも言えます。
「〇〇をやらないといけない」という考え方がとても強くあるのです。
それはいったい、どこから来たものなのでしょうか。いつ、誰からの圧力なのでしょうか・・。
また、「〇〇をやらないといけない」という強い信念(考え方・思い込み)を持つ一方で、「私には〇〇なんてできない、私にはそんな力がない」という考え方(思い込み)も同時に持ち合わせています。
その2つの相反するものが、大きな重圧の中で、強い力でひっぱり合いを起こしているともいえます。これは、辛い状態です。
パニックはカウンセリングで克服できます
パニックはカウンセリングで克服することが可能です。
上記に示したように、パニックになるのは心理的要因が大きく影響を与えています。
パニックになる心理面のメカニズムをつかみ、ポイントを抑えた心理面へのアプローチを行うことで、パニックになりにくい心理状態を作っていきます。
パニックは、日常生活への影響も大きいですよね。
パニック発作やパニック状態を恐れて、いつも不安を感じ、行動範囲が狭まったままの状態が続くとしたら、それはとてももったいないことと思います。。
早く抜け出して、自由な安心した日常に戻り、世界を広げていってくださいね。
営業時間:10:00~22:00
休日:日曜(不定期)
場所:拠点は大阪市内(カウンセリングは、通常、大阪市内の個室レンタルルームで行っています。新大阪、なんば、大阪駅周辺など何か所かあります。いずれも大阪駅から電車で20分圏内です)
・大阪/京都/神戸/兵庫/奈良/和歌山/滋賀など関西周辺はじめ、岡山/広島/愛媛/香川/名古屋などからもカウンセリングにお越しいただいています。
・定期的に東京出張(心理カウンセリング&心理学講座ほか)をしています。
・全国各地へ出張カウンセリングも可能です。
・電話・スカイプカウンセリングメニューもあります。
メール:nakaaki222@gmail.com