人間関係｜嫌いな人苦手な人が多い。実はいつもイライラしたりムカついている

 

人間関係｜嫌いな人苦手な人が多い。実はいつもイライラしたりムカついている

【アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、” 人間関係｜嫌いな人苦手な人が多い。実はいつもイライラしたりムカついている”です。

 

実は嫌いな人が多い。いつもイライラしている。

「嫌いな人や苦手な人が多い。心の中では、本当はいつもイライラしたりムカついている」という人、いらっしゃいますか？

表面的には、笑顔で接して、円満な人間関係を築いておられて、人間関係が問題ない人として、周囲には認識されている。

でも、本当は心の中はいつも穏やかでない。

周りの人に対して、だいたいいつもイライラしている。はっきり言って嫌いな人が多い。

そういう状況は、心穏やかでなくて、表面と内面のギャップも大きいので、しんどいですよね。

 

または、あなたの周りに、そういうタイプの人がいたりしますか？
笑顔で接してくれているから安心していたら、実は心の中ではイライラされているのかもしれません。。

 

”いつも他人にイライラしている人、嫌いな人が多い人”には、いったい何が起きているのでしょうか？

 

いつも他人にイライラしている人の心の仕組み

いつも他人にイライラしている人、嫌いな人が多い人は、

”相手に〇〇して欲しいけど、それを言えていない”

ことが多かったりします。

 

言いたいことを言えていない、自分の気持ちを抑えている状態は、しんどいですよね。

 

本当は〇〇して欲しいと思っているけれど、

表現していない（黙っている）から、通常、相手には伝わらない。

でも、「言わなくても気づいてほしい、言わなくてもそれぐらい察してほしい、それぐらい察して当然だ」と思っていたりすると、

「なんで分かってくれないの？」というイライラになったりします。

もちろん、これらのメカニズムだけではありませんが、こういうケースは多いです。

 

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または、似たようなことで、

「相手に自分の思い通りになってほしい」と思っている、というケースもあります。

「相手に自分の思い通りになってほしい」と思っていても、他人が自分の思い通りになることは通常ほとんどありませんので、そのイライラはなかなか収まらないものになりますね。

 

または、自分と異質のものが怖い、または、自分が劣等感を感じている場合、などもあります。怖い　という気持ちが、相手へのイライラになっている場合もあるのです。

または、自分が我慢していることを、目の前の相手が簡単にやっている場合なども、イライラにつながったりします。

イライラにもいろんなメカニズムがあるのです。

＊これはまた別の機会に書きたいと思います。

 

人間関係を円満にする大人同士のコミュニケーション

「言わなくても察してもらえて当然と思っている」「言わなくても、それぐらい分かるでしょ」が強いとしたら、

そのコミュニケーションは、大人同士のコミュニケーション法ではなく、実は、幼少期の親子のコミュニケーションのやり方なんです。

 

「言わなくても、分かってもらえる」というのは、通常の大人同士の独立した関係では、なかなかないのです。

”相手と自分は別々の人間、考えていることは異なっているのが当たり前”ということが腑に落ちていったら、

「言わなくても、分かってもらえる」とか「自分と同じように相手も思うはずだ」が減っていきます。

 

 

嫌いな人が多い。いつもイライラしている。を変えるには・・

「嫌いな人が多い。いつもイライラしている」は変えることができます。

 

あなたがそうなったのは、ちゃんと原因があります。

あなたが悪い、あなたがダメだということではありません。

 

自分の気持ちを言わなくなったのにも、そこにはそれなりの理由があったりします。

その本当の気持ちをちゃんと見てあげることが必要になります。

あなたの中に愛があるから、そのようになっていることは多いです。

あなたの中に傷ついた感情があるために、そのようになっていることは多いです。

まずは、その本当の所をよくみていって癒してあげるといいのです。

”嫌いな人が多い。いつもイライラしている”自分を責めないであげてください。