アダルトチルドレン|罪悪感に苦しめられる人たち

アダルトチルドレン|罪悪感に苦しめられる人たち

【アダルトチルドレン・うつ・愛着障害・対人恐怖症~人間関係専門の心理カウンセリングルーム(神戸・京都・大阪・東京)】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、”アダルトチルドレン|罪悪感に苦しめられる人たち ” です。

 

罪悪感とは

心理カウンセリング/セラピーをしている中でよく出てくるのが、”罪悪感”です。

私たちをとても苦しめるものの一つに”罪悪感”があります。

罪悪感とは文字通り、「自分が罪をおかしている、自分が悪い」という感情です。

「私が悪いことをしている」「ごめんなさい。申し訳ない」「私のせいで、相手を苦しませている」というとても苦しい気持ちです。

 

罪悪感は、なんとも言えないとても苦しい感情です。

罪悪感を感じる時、とても重苦しさを感じる方もいらっしゃるでしょう。

この罪悪感は、なかなか頑固に私たちを苦しめる感情であり、気づかないうちに、大きな重い足かせとなって、私たちの前進を大きくはばんでいることがあります。

 

アダルトチルドレンの罪悪感

アダルトチルドレンのカウンセリングをしているとよく出てくる罪悪感は、

・私のせいで、お母さんを悲しませている。私がちゃんとできないから。

・お母さんが辛いのは、私が原因だ。私がいるせいだ。

・親を悲しませている私が悪い子だ。ダメな子だ。

といった、親を悲しませたくない。親を喜ばせたい。という気持ちからきているケースがよく見られます。

子どもは無条件に、親のことが大好きなんですよね。子どもは、どんなひどい状況だとしても、親のことが大好きなんです。

 

罪悪感のために動けない

アダルトチルドレンのカウンセリングをしていると、”罪悪感のために動けない”状況になってしまっている方がいらっしゃいます。

例えば、こんな場合です。

親からどんなにひどいことをされていても、私が悪いのかも・・と思って、親に怒れない。

親に依存されて辛い。でも、育ててもらった親に冷たくするなんてできない。

親に言い返すと、親が泣く。だから、何も言えなくなる。いつも私が我慢するしかない。

 

これらは、とてもしんどい状態ですよね。

罪悪感のために、言いたいことを言えない。本当の気持ちを抑えざるを得ない。そして、いつも自分がゆずる。我慢する。ことになってしまう。。

 

 

罪悪感の重い呪縛から抜けよう

上記のようなとても苦しい罪悪感の呪縛。。

この罪悪感のために、動けない状況のままでいるなと、親のために、自分の人生を犠牲にしてしまうかもしれません。

例えば、家を出れなかったり、結婚できなかったり、介護にとても振り回されたり、、と

親のために生きてしまって、自分の人生を生きられなくなってしまうかもしれません。

 

罪悪感から抜け出していくことで、心の重荷がずいぶん減ります。

罪悪感が軽くなることで、親との関係性も変わってきます。親との関係が、これまでとは違った見え方になり、これまでと違った選択肢を冷静に選べるようになっていくことでしょう。

いっさい縁を切るとか、いっさい手助けしないとか、そういう極端なことではなく、お互いを尊重して、自分も親も両方が納得できるような選択ができるようになるでしょう。

 

 

 

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