やりたいことが分からない、何がしたいか分からない人へ～自分軸を取り戻す方法.

やりたいことが分からない、何がしたいか分からない人へ～自分軸を取り戻す方法

【アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、”やりたいことが分からない、何がしたいか分からない人へ～自分軸を取り戻す方法”です。

やりたいことが分からない

最近、増えている「やりたいことが分からない」「自分が何をしたいのか分からない」「やる気が出ない」という悩みがあります。

「どうしてもやらざるを得ない」という状況が少なくなっているという時代背景の影響もあるのかもしれません。

”強い動機がないと動けない”というのは、”生物”としての性質でもあり、自然なことでもあります。

ただ、「やりたいことが分からない」「自分が何をしたいのか分からない」「やる気が出ない」というのは、それだけが原因ではないようです。

カウンセリングをしてる中で、最近多いと感じるのは、親の影響によるものです。以下に書きます。

親の過保護、過干渉による影響

親の過保護、過干渉による影響を受けているケースは、とても多いなあと感じています。

母親の心配性、先回りして世話を焼きすぎてしまう、干渉しすぎてしまう・・なども、よく見られます。

お母さんのペースで、お母さんなりのやり方考え方を押し付けすぎることもあるようです。。

子どもがゆっくり考える間もなく、感じる間もなく、先にお母さんがやってしまう。

お母さんがお母さんのペースで、どんどん先回りしてしまう。

お母さんなりの正しい答えをすすめたり、押し付けたり。。

（悪気はないことが多いのですが。）

そうしていると、子どもはだんだん、お母さんの言うとおりに、お母さんの考えるとおりに、お母さんが機嫌のいいように、合わせるようになってしまうかもしれません。

また、自分の気持ちを感じたり、自力で考えたりすることができなくなってしまうかもしれません。

これが、「やりたいことが分からない、何がしたいか分からない」となる原因の一つと言えるでしょう。

自分軸がない、他人優先によるもの

人生の主導権を自分に取り戻す