ストレスが原因?心の不調が身体症状として現れる理由
心と身体の関係とは?ストレスが体調不良につながるメカニズム
心のストレスが原因で、体調を崩すこともある?
なんとなく続く微熱や倦怠感、病院で検査しても「異常なし」と言われる…。
そんな不調に悩まされている方はいませんか?
実はそれ、心のストレスや感情の抑圧が関係している可能性があります。
この記事では、ストレスが身体に与える影響や、カウンセリングによって症状が軽減するケースについて解説します。
慢性的な体調不良にお悩みの方や、薬や治療だけでは改善しないと感じている方は、ぜひ参考にしてください。
心と身体はつながっている
心と体は、密接につながっています。
私たちの身体は、言葉にできないストレスや抑圧された感情を、不調というサインで表現することがあります。
たとえば、日常的にストレスを感じていても、「自分がつらい」と気づけなかったり、我慢しすぎるタイプの人は、感情を外に出さずにため込みやすい傾向があります。
すると、ストレスが心の中にとどまらず、身体の症状として現れてしまうことがあるのです。
心に出るタイプ・身体に出るタイプ
ストレスの影響の出方には、ある程度の傾向があります。
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気分が落ち込む・不安になる・涙が出るなど「心」に出やすい人
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頭痛・胃痛・皮膚症状など「身体」に出やすい人
もちろん、多くの方はこの両方の要素を持ち合わせており、完全に分けられるわけではありません。
しかし、「自分の気持ちに鈍感」「つらさに気づきにくい」「頑張りすぎてしまう」傾向がある人ほど、身体でストレスを受け止めてしまうケースが目立ちます。
ストレスをため込まないことが、身体を守ることになる
心のストレスが「身体に出るまで」溜め込まないことが、とても大切です。
そのためには、自分の感情に気づき、心の中を整理する習慣が必要になります。
無理に感情を抑え続けるのではなく、定期的に心のメンテナンスを行うことで、身体に症状として現れる前にケアできる可能性が高まります。
身体の不調がカウンセリングで軽減することもある
もし、以下のような症状にお悩みの場合、心の状態が関係していることがあります。
そして、カウンセリングを通じて感情を整理したり、自分のストレスパターンに気づくことで、症状がやわらいでいくケースも多く報告されています。
<心因性が関係していることが多いとされる身体症状・疾患>
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微熱
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食欲不振・過食
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倦怠感、慢性的な疲労
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吐き気、胃痛、腹痛
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じんましん・かゆみ・湿疹
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めまい・ふらつき
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頭痛・腰痛・肩こり
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過敏性腸症候群
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アトピー性皮膚炎
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脱毛症
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チック・吃音
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多汗症・頻尿
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線維筋痛症
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更年期障害
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視力の急な低下
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慢性疲労症候群
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関節リウマチ
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糖尿病(ストレス型)
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突発性難聴
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小児ぜんそく
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がん再発予防のための心理支援 など
注意点:カウンセリングは「医学的治療の代替」ではありません
まず大前提として、気になる症状がある場合は必ず医療機関を受診し、医学的な検査や治療を受けてください。
そのうえで、心のケアを「プラスα」として取り入れることをおすすめします。
また、当然ながら、全ての症状が必ずカウンセリングで改善するわけではありません。
しかし、「悪化する」ことはほとんどなく、状態が改善するか、現状維持かのどちらかという報告が多く見られます。
心と体のつながりに気づいたときが、ケアのスタートラインです
「ストレスで身体に不調が出るなんて、思ってもみなかった」
そう感じる方は多くいらっしゃいます。
でも、心と身体はつながっていて当然。
だからこそ、自分の感情に目を向けることが、心身の健康の第一歩になります。
カウンセリングのご案内
当カウンセリングルーム(オンライン/大阪)では、心と身体の関係に注目したカウンセリングを行っています。
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