アダルトチルドレンと恋愛・結婚
アダルトチルドレンと恋愛・結婚
アダルトチルドレン・愛着障害・自信がない・人間関係改善の心理カウンセリングルーム(大阪・東京・オンライン)の心理カウンセラー中田です。
今回は、アダルトチルドレンの恋愛・結婚に関する記事です。
アダルトチルドレンは恋愛・結婚で苦労する
あなたの中に、”アダルトチルドレン”の要素がまだ強めに残っていると、
恋愛・結婚・パートナーシップで苦労したり、つまずいたり、失敗してしまう可能性があります。
例えば、恋愛・結婚・パートナーシップで、自分とは合わない相手を求め続けてとても苦労したり、幸せな恋愛・結婚・パートナーシップを見極める目が備わっていなくて、自分に合わない人と一緒になったりして、幸せな恋愛・結婚・パートナーシップにつながりにくなってしまうかもしれません。
アダルトチルドレンは、恋愛・結婚・パートナーシップにおいて、例えばこんなことが起きてきます。
・嫌われないように、過剰に相手に合わせようとしてしまう。
・いつも相手の機嫌をうかがってしまう。
・彼が去って行くのではないかといつも不安になる。
・自分の本当の気持ちを言えない。自分からはアプローチできない。断られるのが怖い。
・彼のちょっとした反応で、とても落ち込む。
・ダメな自分を見せないように頑張りすぎて疲れる。
・ありのままでいられなくて、苦しい。自然体でいられない。
・ダメンズばかりを引き寄せる。
・つきあった相手が、どんどんダメになっていく。いつも面倒見る側になってしまう。
・いつも喧嘩ばかり、言い合いばかりになるパターン。分かってくれない。
・言葉で伝えないで態度で分からせようとする。
・相手の男性がモラハラ、暴言、暴力的になっていく。
・いつも同じタイプの人と付き合って、失敗する。
etc
上記以外にも、恋愛・結婚・パートナーシップで「うまくいかない」パターンが色々と生じたり、苦しい恋愛・結婚・パートナーシップになりがちです。
うまくいかない恋愛・パートナーシップがパターン化しているなら
恋愛・結婚・パートナーシップが「うまくいかない」のは、もちろん”相手側の問題”という場合もありますし、
一方で、あなたの心の問題(アダルトチルドレン的な要素によるもの)という部分も関係してきます。
「うまくいかない相手を引き寄せてしまう」というあなたの心の問題が関係している場合もあるのです。
もしもあなたが”うまくいかないパターンを繰り返している”場合というのは、あなたの心の中の無意識のブロック(思い込み・観念)が影響している場合も多いです。
これら心の中の無意識のブロック(思い込み・観念)は、幼少期を含む過去の様々な経験から作られたものであることは多いです。
幼少期の環境、親子関係からの影響はやはり大きいのです。つまり、アダルトチルドレンによる影響かもしれない…ということです。
アダルトチルドレンの恋愛・結婚がうまくいかない原因
アダルトチルドレンは、幼少期から「幸せな結婚生活・パートナーシップ」のお手本が居なかったという可能性があります。
例えば、自分の父母がとても不仲だったり、ケンカばかりしていたり、母が父に冷たかったり、父が母に厳しく接していたり、家族内の居心地が悪かったり、不安要素が沢山あったり、いつも恐怖におびえていたり…など
子どもが安心して、子どもらしく居られない家庭環境だった可能性がありえます。
そんな中で育ったなら、当時はそれが当たり前であり、違和感は感じなかったかもしれませんが、
ですが実は、物心つくかつかないかのような子どもの頃のことでも、心の奥では本当は自分の家庭がどんな環境で、本当はどんな気持ちでそこに居たのかは、心の奥に刻み込まれている可能性があります。
それが無意識の思い込み(観念)となって、大人になった今、様々なうまくいかないことが起きて来て、自分を苦しめるのです。
どんな無意識の思い込み(観念)となりうるかというと、
・男性の言う通りにしなくては機嫌を損ねる、
・男性はいつも上から目線で、女性を見下している
・男性に敵意を感じる、負けたくない、弱みを見せたくない
・男性とは心が通い合うことはない、対等な関係にはなれない
・結婚してもろくなことはない、いいことなんてない
・結婚すると苦労する、幸せになるわけがない
・結婚は負担でしかない、結婚すると面倒くさいことが増える
・一人の方がよっぽど楽、他人の面倒をみるのは重荷である
・結婚しても喧嘩ばかりするだろう、平和に話し合う感覚がない
・夫婦で協力して暮らす感覚を知らない、結婚しても大変なだけだ
・何かあったら見捨てられるかもしれない、ありのままの自分では嫌われる、
・妻(や母)としての役割を果たさなくてはならない、良い妻(や母)でいなくてはいけない、
など
このような思い込み(観念)が強かったら、それは恋愛・結婚は大きな負担であり、できれば避けたいことに思えてしまうでしょう。
アダルトチルドレンが恋愛・結婚で失敗を繰り返さないためには
自分の内面に癒されてない部分を抱えたままですと、本当は自分には合わない人を、その時は”いい人”と思ってしまい、結婚してしまうなどが起きるのです。
アダルトチルドレンの要素がまだ強く残っている時に、「この人、いいな」と思って結婚してしまって、その後、とても後悔する、というパターンはとてもよく見られる現象の一つです。
アダルトチルドレンの恋愛・結婚でよくあるパターン
アダルトチルドレンの恋愛・結婚でよくあるパターンの一例をここに書きます。
〇父親がDV・モラハラ気質だった場合、「絶対そういう男性とは結婚しない」と思って結婚したのに、結婚したら相手がだんだんそんなふうに変わっていった
〇父親がとても厳しい人だったので、「厳しくない男性の方が楽だと思って」結婚したら、相手が甲斐性のないダメンズであることに、だんだん気づいて苦労している
〇母親と心理的に遠い関係だったため、人と心が通い合う感覚を知らなかった。心の距離感がほどよく遠い人の方が安心だった。そのような相手と結婚したら、今は、自分とは全く価値観が違う相手であることに気づいて、パートナーと心が通い合うことがほとんどなくて寂しさを感じている。
など、こんなふうになると辛いですね。
もちろん、結婚してからお互いが学び、歩み寄り、共にお互いのテーマを乗り越えていくのが結婚の大切なことの一つでもありますが、
あまりに価値観や状況が違いすぎる相手を選んでしまったら、結婚において少し大きめのテーマに向き合うことになるかもしれません。
アダルトチルドレンが幸せな恋愛・結婚をするために
結婚や出産後に「この人とは本当は合わない」と気づいて後悔しても、結婚・出産が終わってからでは、離婚することも少し大変なので、
結婚前の早い段階で、自分の心の問題を癒してしまうとよりいいかもしれません。。
そして本来の自分になって、そうすることで本物の選択眼(自分に本当に合う人を選べる眼)を身に付けてから、婚活に進む方が、よりありのままの自分で楽に暮らせて幸せになれる可能性が高いかもしれません。
幸せな恋愛・結婚・パートナーシップを自然と遠ざけてしまうような 上記のような心の中の無意識の思い込み(ブロック)は、心理セラピーなどで癒していくことができます。
今からでも、もちろん間に合います。
心の中の無意識の思い込み(ブロック)を癒してからの方が、幸せな恋愛・結婚を選べる可能性が格段にあがるでしょう。
自分の内面に癒されてない部分を抱えたまま、結婚してしまうと、あとから大変になってしまう可能性もあります。
自分の心の問題が癒されたら、自分に本当に合ってる人が見分けられるようになったり、そういう人をちゃんと引き寄せれるようになったり
ありのままの自分で無理しないで、楽に一緒にいられる人に幸せを感じられるようになるなど、恋愛・結婚観が変わっていったするのです。
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