カウンセリングに”依存”しそうで、こわいです。【よくある質問】
カウンセリングに”依存”になりそうで、こわいです。
自分に自信がない・人間関係が苦手・トラウマ・アダルトチルドレンからの克服~心理カウンセリングルーム(オンライン/大阪)の心理カウンセラー中田です。
今日の記事は ”質問「カウンセリングに”依存”になりそうで、こわいです。」【よくある質問】” です。
私、依存になっていませんか?
こちらのカウンセリングへ来られる人達から、
こういうニュアンスの質問をされることって
たまにあります。
「カウンセリング受けると、依存しそうでこわいです」
「私って、依存の傾向がありますか?」
「私は、人に甘えすぎでしょうか?」
「もっと自分で考えたり、
もっと努力ないといけませんよね?」
だいたいの場合、私からの答えは
「いえいえ、全然大丈夫です。」
「むしろ、あなたはもっともっと
他人に頼っていいと思います。」
のようなお答えがほぼほぼです。
依存も大切です
こちらのカウンセリングに来られる人達の傾向は、
逆に、人に頼るのが苦手な人
人との距離感がつかめなくて遠慮してしまう人
自分一人で頑張ってしまう人
そういう傾向の人が多めです。
このブログがなんか気になった人や
こちらのカウンセリングに来てみようと思う人や
さらには、ちょっと継続してみようと思う人は
皆さん、ほぼほぼ依存傾向の人では
ないんじゃないかなあ~と思います。
ちなみに今まで
依存的傾向なのかもなあ?と感じる方が
来られたことはわずか数名しかないんです。
明らかにそういう感じの方にお会いしたのは
ある特殊な形で別ジャンルのサービスをご提供した時だけ、
しかも、この10年でもわずか5名ぐらい?だと思います。
ちなみに、私も、よっぽど
分かりやすく表現されない限りは
初見で、相手の性格がどうかとか
細かい所はすぐには分からないです^^
こちらのカウンセリングに来られる人は
そもそも基本みんな良い人だと
すっかり思い込んでるし^^
そういう目でみんなを見ています。
「良い人」という表現も
ちょっと微妙ですけどね。。汗
もう少しちゃんと言うと
今は何かで悩んでいても
そもそも「その人そのものが問題な人」
とは思っていないってことです。
その人の中の何かのブロック
(過去に作られた固定観念、無意識の思い込み)が
今は強めに発動していて
問題(悩み、しんどさ)が出てきてるだけで、
その人そのものが問題なわけではない
と思っています。
ちなみに、
私がお仕事上、見ているのは
その方の悩み、
その方が目指す所
それにどうやったら近づけるか
どのやり方をご提案したらベストか等々で
それらに集中しています。
だから本当は、その人の表面上が
「良い人そうかどうか」とか
お仕事とか社会的立場とかも
関係ないんです。
そこに注力していません。。
私は何よりも
私がやるべきお仕事を
ちゃんとさせていただいて
クライアントさんの望みが
叶っていくことが最優先なので
そのために必要なことをしています。
「カウンセラーとしては
その距離感が絶妙にいいね!」と
たまに先輩から褒められます^^;
まあ私としては頑張ろうにも
そういう接し方しかできないんですが^^;
(これは、1.2月に頻繁にお話してた
性格タイプの特徴でもあります)
私は依存させる能力が弱めです。。
はい、つまり私は
依存させる能力が弱いんだと思います。。^^;
でも、依存さなせいって、
相手の力を弱くさせないってことなんです。
つまり
相手の「自分の力」を引き出すってことなんです。
対等な人として見ているってことでもあります。
私とクライアントさんは
クライアントさんの中にある
○○というブロックを
一緒に退治?しようとしている
仲間です。チームメイトです。
みたいなスタンスなんでしょうね。
これはもう以前から。自然に。
最終的には
人は自分の力を信じられていて
自分に自信をもって生きていける力が
身についたらいいだろうなと
当たり前に思っています。
つまり、
「何か問題が起きても
私は自分でなんとかできる力
(他人に助けを求めることも含め)
があるから大丈夫だ!」
というような自己信頼の力でもあります。
カウンセラーはただの伴走者
カウンセラーの仕事は
そこまでの”伴走”をさせていただくことだと
私は思っています。
私がすべてを手取り足取り
先回りして整えたりして
一見親切に見えるようなことをして
相手の力を奪って相手を弱くして
自力では何もできない人にするのは
私は嫌です。
「全部人にやってもらってきたから
ある時気づいたら自力で何もできない」
となってしまったら
その方がずっと不幸なのでは?と思う。
そうなると、ずっと未来が不安だから。
それは自分の力を信じられないからです。
正しく依存できる力は必要
でも、一方で
他人に助けてもらったり
いろいろ教えてもらったり
十分頼ったり甘えたりの経験が
幼少期に少なかった人は
まずは、それ↑を十分にやる必要があります。
ただ、それ↑を日常生活の中で、
現在の親や、パートナーや
職場の上司とか先輩とかで
そこを満たそうとすると
とても難しいです。おそらく沼です。。
きりがない状態になります。
いつまでも満たされません。
相手に心の体力や時間があるなら
まだなんとか付き合い続けて
くれるかもしれないけど
通常は難しいことです。
なので、カウンセリングの中で
自分の心の中を変えていくんです。
間違いなくそれが一番、
自分自身のためになると思っています。
というか、それ以外の方法って
ないんじゃないか?と思ったりします。
あなたはおそらく依存傾向ではない
話を戻すと・・・
自分は依存傾向なのか?とかって
悩むような人は
おそらくほぼほぼ依存傾向じゃないです。
むしろ、逆に
他人に頼ったりお願いをしたり
気持ち的に甘えたり
自分一人で頑張らないことの方が
必要な人達かなと思います。
まずは、そこを十分十分
満たしていきましょう✨