過去の私(自己開示)|大学生の頃~人とうまく話せなくて・・

過去の私(自己開示)|大学生の頃~人とうまく話せなくて・・

【アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害~人間関係専門の心理カウンセリングルーム(神戸・京都・大阪・東京)】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、”過去の私(自己開示)|大学生の頃~人とうまく話せなくて・・”です。

 

前回の記事” 過去の私|幼少期から高校までのお話”の続きです。

 

大学生の頃

なんとか大学生になって一人暮らしが始まりました。

島根の田舎から都会に出てきて大学生活の始まり。そりゃあもう、もれなくジタバタいろんなことがありましたが(笑)、ここでは心の悩みに関連あることを書いていこうと思います。

大学生の頃の私は、一言で言えば、やっぱり「自分を生きている」という実感が薄かったなと思います。今振り返れば、全然、地に足ついてる感じがなかったです。

分からないことだらけで不安、いつも手探り状態で落ち着かない、人間関係も相変わらずしっくりいかない、人と居ると緊張する、自分ではなくなる、話したいことが全然話せない。そんな感じで。。

自分に自信がなくて、不安で、周りのみんながやってるのとなるべく同じようにやろうとして、周りの人に合わせて、「私、これでいいんだろうか?間違ってないだろうか?外れてないだろうか?」といつも不安とともにありました。

全然自分自身ではいられなくて、全然自分を生きていなかったなと思います。

当時は自分がどのような状態に居るのか分かっていなかったけれど、今振り返れば、あれはとてもしんどい状態だったなと思います。自分を生きてる実感が薄かったというぐらいですから、それって相当しんどかったということです。

 

ただ、理系の学部にいたからか、周りの女子たちもわりと穏やかな人が多かったので、なんとなく皆について行って、なんとなくグループに入れてもらって、なんとな~く過ごしていました。存在感はほとんどなくて、自分なんて居ても居なくても一緒だなと思ったりしていました。

友達と一緒にいても、当時は別に全然楽しくなくて、そもそも楽しいってどんな感じなのかがあまり分かっていなかったのです。

人といるといつも不安でいっぱいで、全然自分自身でいられなかったので、自分の感情を感じてる場合じゃなかったのです。だから「楽しい」とか「面白い、わくわく」とか、そんな感情が出てくることがそもそも少なかったのです。

 

「友達のちょっとした言葉にすごく傷ついて」とか、「うまく話せない自分を責めて」ということがとてもとても多かったです。人と話すと、後でその時のことを思い出してしまって自分を責めて、それがとても苦しいことでした。

それでも、人と接することをあきらめきれなくて、しんどくても何度も挑戦して、いつもうまくいかなくてまたまた自分を責めて・・というようなことを繰り返していました。

「嫌なら辞めればいい(できないなら別のことやったらいい)」という選択肢を時には使い分けることができていたら、あんなに頑張り続けることもなかったのかもしれません。

でも、私はみんなと同じように普通にできるようになりたくて、そこをあきられきれなかったんだと思います。全然できてない自分が嫌いでした。

 

他には、ゼミの年配のおじいちゃん先生にうまく接せられなくて、可愛がられない学生でした。

ゼミにもうまく溶け込めていたかというと微妙でした。後から思えば、先輩も同級生もみんなウエルカムな感じだったのに、私がそこに入っていけなかった感じでした。

愛想よく適当な話をできなくて、先生からは元気がない面白くない、静かでよく分からない学生だと思われていたんだろうと思います。自分としては、先生と二人きりになったりしたら「しーんとならないように」「何か話さないと」とか思って必死だったのですが、適当な言葉が何も出てこなくて、結局しーんとなって気まずい状況になってしまっていました。

 

・・・という感じで、ずーっと人間関係が苦しくて、うまくできない自分が嫌いで、そんなことに振り回されていました。全然自分を生きてなくて、地に足つかない感じの心晴れない学生生活でした。この頃も一枚フィルターがかかった中で生きてたような感じでした。

一般的には楽しいはずの学生生活、残念ながら私はこんな感じでした・・(泣)

次は、社会人になってからのお話に続きます。だいぶんいろいろあります。。

次回に続く⇒

3、過去の私(自己開示)|社会人(20代で無職・ひきこもり) 

 

●「過去の私の悩み(自己開示)シリーズ」一覧

1、過去の私(自己開示)|幼少期から高校までのお話

2、過去の私(自己開示)|大学生の頃~人とうまく話せなくて・・

3、過去の私(自己開示)|社会人(20代で無職・ひきこもり) 

4、過去の私(自己開示)|ひきこもりから社会復帰へ

5、過去の私(自己開示)|20代後半・思い通りにならない日々

6、過去の私(自己開示)|運命の会社(職場いじめ・パワハラの経験)

 

 

 

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