他者優先・他人軸から自分軸へ戻そう|アダルトチルドレン
他者優先・他人軸から自分軸へ戻そう|アダルトチルドレン
自分に自信がない・人間関係が苦手・トラウマ・アダルトチルドレンからの克服~心理カウンセリングルーム(神戸・京都・大阪)の心理カウンセラー中田です。
今回の記事は ”他者優先・他人軸から自分軸へ戻そう|アダルトチルドレン” です。
他者優先・他人軸の人生
あなたは、こんな問いにぶつかることって、ありませんか?
「他人のため」の人生を生きますか?それとも勇気を持って「自分のため」の人生を生きますか?
「人生を生きる」と言うと、なんだか大げさに聞こえる方もいるかもしれませんが。
けれど、真剣に生きている人達は、ときに、こんな問いにぶつかるときもあるのではないでしょうか?
「他人のため」の人生を生きますか?それとも勇気を持って「自分のため」の人生を生きますか?
「他人のために」と言っていると、聞こえはいいでしょう。
その言葉をよしとする人も沢山いるし、和を尊ぶ日本人にはとてもなじみのよい言葉でもあります。
もちろん、自己中心だけでは、人生の喜びは半分だけでしょう。
他者優先・他人軸をしすぎてしまう…
だけど、ずっと「他人のため」が優先になってしまってる人もいる。
「まずは自分を大切に」ができないうちに、「他人のため」をやってしまう。。
小学校の頃は、これがいいこと、とも習ったかもしれない。
それは小学生とか子どもは、普通は自分中心で、自分のことしか考えていないのが当たり前だから。
そのような子どもへの教育としては、「他人を大切に」は必用なことだと思う。
けど、ここでお話したいのは、そういう「普通の子ども」ではなかった人の話。
例えば「アダルトチルドレン」という言葉で示されるような、幼少期の生育環境のために、幼少期に子どもらしく居られなかった人達」「幼少期から大人の心で生きてきた人達」の話。
アダルトチルドレンは他者優先・他人軸になりがち
そのような人達は、「自分を大切にする」ことが苦手だったりする。
幼少期からずっと「他人優先」で生きてきたから、その感覚が当たり前になってしまってる。。
それはそうですよね。けして、アダルトチルドレンの人達が悪いとかではないです。
幼少期の環境により、いつも親の顔色をうかがっていたり、周囲のバランスを見ていたり、自分がなんとかしようと調整していたり、、
子どもなのに。
本来子どもは、一番のんびり、ゆっくり、自分のことだけして、楽しんでいたらいいはずなのに、そんなのが無理な環境だったのです。
だから、常に他人優先をやらざるを得なかった。
その心の動きが当たり前になっていて、それは何もアプローチをしなければ、幼少期に作られた心の動きは、大人になった今でも、ずっとそのまま変わることはありません。
「他者優先・他人軸から自分軸」へ変化するステップ
だから、まずは気づくことは、とても大切。
自分はいつも他者優先になっている。自分を大切にできていないもかもしれない。と。
そして、そんなふうになっている自分を責める必要は全然ないので、
次のステップとして、その心の習慣を変えていったら良いのです。
意識、行動から心がけで変えられるなら、それでとてもいいし、意識や心がけや行動から変えるのは、おそらく難しいことも多いかと思うので、(とくにこの他者優先とかアダルトチルドレンとなると少し深めの悩みですから)、その場合はカウンセリングを受ける等、専門家の力を少し借りたらいいと思います。
もう一度、言います。
「他人のため」の人生を生きますか?それとも勇気を持って「自分のため」の人生を生きますか?
人生の最後に振り返ったときに、後悔のないように。
自分のことも他人のことも大切にできるのは幸せのコツだと思います。
でも、そのためには「まずは自分を一番大切にする」必要があります。