原因不明の憂うつ｜なぜか心が重い～誰かの重荷を背負っているケース

原因不明の憂うつ｜なぜか心が重い～誰かの重荷を背負っているケース

【アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、” 原因不明の憂うつ｜なぜか心が重い～誰かの重荷を背負っているケース”です。

慢性的な憂うつ感。心が重い。

慢性的な憂うつ・うつに悩まされている方がいらっしゃいます。

いつも心が重くて、原因もはっきり分からず、とても辛い状況です。

心も身体も重く、朝起きることや身体を動かすことさえ辛く、何をするにもため息が出る、楽しいと思えることがほとんどない・・何もしたくない、でも早く何かをしないと・・このままではダメだ、周りに迷惑がかかる・・早く良くならないと・・とても焦る気持ちもあるでしょう。

このように憂うつ感が続いているのは、しんどい状況です。

憂うつ感への心理カウンセリング/セラピー

うつは、過労・頑張り過ぎ・ストレスのかかり過ぎなどの環境からの影響から生じるケースは多いです。

また、ご本人様のもともとの性格傾向や考え方の癖やストレス耐性のようなものも影響はあります。同じ過酷な環境に置かれても、うつにある人とうつにならないタイプの人がいます。

うつ・憂うつ感へのカウンセリング/セラピーでは、まず、うつの原因をつかんで、そこに対しての心理療法（心理セラピー）を行っていきます。

もちろん、病院の薬も一時的な対処療法としては効果を発揮しますが、根本改善を目指したい場合は心理療法（心理セラピー）が効果を発揮します。

心理療法（心理セラピー）では、性格傾向や考え方の癖やストレス耐性の部分へのアプローチを行い、うつになりにくい状態にもっていくようにします。うつになりにくい性格・タイプに近づいていくイメージです。

また、考え方の癖やストレス耐性のようなものが変わっていないと、うつは繰り返しやすいものでもあるので、次にうつになりそうな状況の時に、事前に自分で気づいて、自分で対処できるようにしていきます。

そのような中で、一部の方はいまいち原因がはっきりせず、対処できないまま、慢性的に憂うつ感を抱え続けておられる方がいらっしゃいます。

原因不明の慢性的な憂うつ感

原因不明の慢性的な憂うつ感を抱えておられる方がいらっしゃいます。原因が分からないというのは余計に辛い状況です。

その場合に考えられる可能性として、「誰かの重荷を背負っている」という場合があります。

ご本人のものではなく、ご本人以外の誰かの重荷を背負っているということです。

つまり、原因の大元はご本人様にあるのではないというケースなんです。

このように書くと、怪しい話だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、心理セラピーの中ではわりとよく見られる現象です。

人の心は本当に不思議で、自分以外の誰かの思いを感じ取って影響されていたり、家族やご先祖様の誰かの重荷を引き受けている、重荷を背負っているということがあるのです。

他人のものを背負っていると、それはとても重くなります。自分をフルに生きられません。

他人の重荷を降ろしていくことで、心身が軽くなり本来の自分を生きやすくなります。

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