アダルトチルドレン｜心理セラピー（カウンセリング）の効果

アダルトチルドレン｜心理セラピー（カウンセリング）の効果

【アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、” アダルトチルドレン｜心理セラピー（カウンセリング）の効果”です。

 

【私の体験】アダルトチルドレンへの心理セラピーの効果

今日は、私の体験を含めて、アダルトチルドレンへの心理セラピーの効果についてお話したいと思います。

～

GWのタイミングで島根の実家に行ってきました。弟たちも来ていて、久しぶりに家族全員そろったひと時を過ごしました。

 

私は結婚して大阪に住んでいて、実家は島根なので、年に数回しか帰らないのですが、

こうやって両親に久しぶりに会うと、普段はすっかり忘れてしまっている両親の実際の姿を目の当たりにして、「あー！」という感じになります。

（心理セラピーのおかげで、私の”心の中の両親像・イメージ”は、もう良い印象に変わってしまっているので。）

 

今回も

「あー、この感じ久しぶりやなあ。」

「そういえば、うちの実家、こんな感じやったわ」

と、なりました。よくも悪くも＾＾；

 

まずは、家に入ると、部屋の電気が暗すぎる。！

そして、

父は、他人を馬鹿にする、否定する、他人の話を聞けない。

母は、「分からんーっ」「知らんーっ」と言って軽く逆切れする。

などなど、懐かしの風景が展開されていました。

もちろん、昔に比べたらずいぶんマイルドになっている面もありますが。。

 

私もアダルトチルドレン出身です。

幼少期、なかなか大変な家でした。重ーい暗ーい雰囲気の家でした。

昔は、実家には、なぜかどうしても近寄りたくなかった。帰りたくなかった。。

（＊この辺りについては、家系・先祖に関する問題も少し絡んでいると思います。この辺りのことについては、また書きます。）

そんなことを久しぶりに思い出しました。

 

といっても、

私も心理セラピーを沢山受けてきて、心の癒しが進んだ今となっては、

 

もう心が巻き込まれない”客観的な見え方”ができるようになっています。

そして、”幼少期の対応とは違った対応”が取れる自分になっています。

 

”幼少期の対応とは違った対応”というのは、例えば

もう親の言動を真に受けないで流したり、

もう過剰に傷つかなかったり、

違うものは違う、嫌なものは嫌と言えたり・・など

そういうことが自然にできるようになって、心にダメージを受けなくなるのです。

 

心の中に一線を引いて、対応できるようになるのです。

 

これが心理セラピー（カウンセリング）の大きな効果の一つです。

 

実際の親そのものは変わらない（部分も多い）けれど。

他人を（操作的に）変えることはできないので。

（＊セラピーで自分が癒されることで、周囲の人が自然に変わるというのは確かにそのとおりだけど、変わらない部分もあります。）

 

ただ、実際の親は変わらないとしても、心理セラピーによって、あなたの心の中の親への”印象”が変われば、

親以外の他人や世間（世の中全体）への印象も変わっていくので、普段の生活、職場、嫁姑、ママ友などとの人間関係が楽になるのです。

 

幼少期に育った家庭が大変だったとしても、その影響から抜け出して、今、あなたは幸せに生きていけるんです☆