”人間関係全般”のお悩みについて(コラム集2)

”人間関係全般”のお悩みについて(コラム集2)

アダルトチルドレン・愛着障害・自信がない・人間関係改善の心理カウンセリングルーム(大阪・東京・オンライン)の心理カウンセラー中田です。

今回は”人間関係全般”のお悩み”に関する過去記事集です。

 

◎このホームページの”人間関係”に関するおすすめ記事はこちらにもあります↓

人間関係の悩み(仕事/家族/恋愛/結婚/パートナーシップ等)

対人恐怖・社交不安・緊張・パニック・トラウマ 

 

 

”人間関係全般”のお悩みについて(コラム集2)

”人間関係全般”のお悩み”に関する過去記事集です。別ブログに書いていたものをここにまとめました。2014年~2022年頃に書いていたものです。

 

~~過去記事集はここから~~

 

行動できない時は、まず先に”感情”を見てみよう

 

今日のテーマは

『行動できない時は感情を見てみよう』

です。

 

あなたには、こういうことありませんか?

 

「こうしたらいい」

「こうした方がいいんだ」って、

 

「こうしなきゃいけない」って、

 

頭では分かってはいるけれど、、

でも、できない… ってこと。

 

 

やるべきことは、もう十分分かっている、

けれど、動けない・・・

 

何をした方が正しいのかなんて

そんなのは分かってる。

けれど、絶対やりたくない…。

 

 

例えば、職場で。

 

苦手な上司がいて、一緒に仕事をしなくてはいけない時。

 

本当は「ホウレンソウ(報告連絡相談)」を

たとえ最低限でも、

たとえ形式的でも

たとえお愛想でもいいから

一応やっておくだけで、

 

この人との関係性や

仕事のやりやすさは全然違う。って

そんなことは十分分かっている。。

 

でも、あんな人と1分も話したくない。

顔も見たくない。

声も聞きたくない。

もはやメールさえも開きたくなくて

数日間スルー。

 

 

こんな状況に陥ってしまうことって

ありませんか?

 

 

ちなみに、

私は前職会社員をしていた時、

こういうこと、ありましたよ^^

ほんと大変でした。。。涙

 

 

あなただって、

どうしたら気に入られるのか、

どうしたら今後の自分のために得なのかとか

そんなことは十分分かっている。頭では。。

 

でも、そんなことは絶対にやりたくない(怒)

 

となっている状態かもしれません。

 

 

つまり、『頭では分かっていても、

感情が全然ついていかない』状態

だと思います。

 

 

なぜ、このようになるのかというと、

その上司に対する

「感情」が蓄積しているから

という場合が多いです。

 

これまでの「小さな嫌」と思った体験が

沢山沢山蓄積して、

心の中にいっぱいになっている

可能性があります。

 

これはしんどいですよね。

 

この状態では

顔も見たくない、声も聞きたくない

となってしまうのも、分かります。

 

そりゃあそうですよね。。

 

 

こんな時はどうしたらいいのかというと、

これまで蓄積した「嫌」とか「嫌い」「怒ってる」

という感情を一度見てあげると良いんです。

 

 

*ちなみに、ここでちょっと

気を付けて欲しいことがあります。

 

「嫌」が蓄積して”限界になった段階”で

言いたいことを全部上司にぶつけてしまうのは、危険です。

 

 

今の限界にきた思いを

そのまま上司にそのままぶつけてしまうと、

 

今は感情が溜まりにたまっているので、

爆発して言ってしまうかもしれないし、

 

売り言葉に買い言葉のようになってしまって

本当に言いたいことを冷静に言えなくなってしまうかもしれないので、

そこは要注意です。

 

そうすると、

人間関係が取り返しつかなくなってしまったり

会社をクビになってしまうかもしれないので、

それは得策ではありませんよね。。

 

 

*もちろん、ときには喧嘩も必要ですし、

ときには言いたいことをハッキリ言うことも必要ですが。

 

とはいえ、↑この

「言いたいことをハッキリ言うこと」のレベル

(あなたが、どの程度のことだと思ってるのか)は

人によって相当異なってるので、ここはちょっと要注意です。

 

(カウンセラーとしても、全員に同じことを言うとキケンな所です。

人によって、状況によって、全然違うので。

個別にならアドバイスできるんですが。)

 

話を戻しますね。

 

結局、どうしたらいいのかというと、

 

まずは、そのこれまでずっと我慢して蓄積してきた

「嫌」「腹が立つ」というような感情を見ていくといいんです。

 

そして、溜まった感情を消化していきます。

 

 

そして、今後は

日々の「小さな嫌」をこまめに消化していくといいんです。

 

できれば、その日のうちに解消するといいんです。

 

我慢を重ねて蓄積しないようにした方がいいんです。

 

 

こうやって

自分の感情の扱いが上手になると

ほんといろいろと楽になっていきます。

 

 

こういう人間関係のお話は、

ほんと会社員あるあるでしょうし、

 

家庭内でも、ママ友でも、勉強会とかとか

なにかしらの人間関係が発生する場所では

理不尽なことっていろいろ起きますよね。

 

ほんと人はそれぞれであり、

全然違う考え方をしていたりしますから、、

 

自分が当たり前だと思っていることが、

全く通じないことも多々ありますね。

 

いやほんとタイヘンですよね。。

 

 

そんな中にいても、

自分の感情の扱いが上手になると

嫌な人間関係、苦手な人間関係の中にいても

 

なんとか元気に、

自分を大事に、自分のペースも保ちつつ、

楽しみも感じながらやっていけるようになるでしょう。

 

2021.9

 

 

人間関係|あなたは「人を頼れない」人ですか?

 

最近、あるテーマについて

いろんな方と話す機会がありました。

(*クライアントさんとのお話ではありません)

 

そこで「人を頼れない」といったテーマがあがりました。

 

 

「人を頼れない」にも、

ほんといろんな状況があるんですよね。

 

 

「人を頼れない」というと

 

弱みを見せられなくて、、

負けた気がして、、

頼れないという場合もあるし

 

だめなやつだと思われそうで、

頭が悪いとか思われそうで、

頼めないという場合もあれば

 

頼むとうっとおしがられそう

忙しそう

迷惑かけたくない

という場合もあるし

 

人によって、その状況・理由は様々です。

 

 

または、こういう場合もあるんですね。

 

周りには頼れるような(レベルの)人がいない。

だから、自分でやった方が一番早いし楽。

といった感じで、

 

つまり、

そもそも人に頼んでも、ちゃんと答えてくれるとは思ってない。

他人に期待していない。あてにしていない。

という方もいらっしゃいます。

 

 

そういう人は、

結局「全部自分がやるのが一番早い」となるかもしれません。

 

さらには、

そうやってここまでずっと生きてきたという場合も多く、

 

もはや人に頼まないことが当たり前で、

全部自分でやることが当たり前で、

 

他人に期待したり、

お願いの仕方を考えたりなどに

あまりに慣れていないので、

 

そんなところで、

考えたり立ち止まっている暇はないので

もう自分でさっさとやってしまおう、

となるのかもしれません。

 

 

これは、たとえば、

グループのリーダーや

会社の社長や部署長や

長年一人で事業をしてきた経営者など

そういう立場にいる人や

 

また、

もともと頭がよかったり、

察する能力が高かったり

物分かりが良かったり

なんでも周りの人よりできる人だった、

というような方にも多いようです。

 

 

また、

「アダルトチルドレン」にもみられるように

幼少期からずっと一人で頑張って生き抜いてきた人

などにもよく見られることで、

 

そういう方は、もう子どもの頃から

「親よりも大きい」子どもとして

生きてきた人だったりする場合も多々あります。

 

「親より大きい子ども」というのは、

 

例えば、親が頼りなかったり

親が子どもっぽかったり

親が不安定だったり

親が大変そうだったり

などの様々な理由で

 

「あてにならない」「頼れない」親だった場合に

 

子どもが親よりもしっかりして

親よりも「大人」として

子ども時代を生きるということです。

 

 

確かに、このように

「誰も頼りにならない」「自分が面倒見る側」という環境の中でずっと生きてきた人は

もう無意識レベルでその感覚が当たり前になっていて、

他人に頼るとかお願いする感覚がそもそもないかもしれません。

 

 

そして、自分が一番できるんだから自分がやるしかない、という立場におかれやすく、

自分の後ろを走っている人たち(例えば部下とか、例えば経験の浅い人)には頼めないし、甘えられないし、

結局、先頭に居る自分がやるのが一番早いし楽、

という感覚になってしまうのかもしれません。。

 

 

でも、「自分の方ができてしまう。だから頼れる人がいない」とか

そういうことって、なかなか言語化しにくいものでしょうし

なので、ずっと一人でなんとなく抱えたままになっているのかもしれません。

 

 

もしも、あなたにこの話があてはまるなら、、、

解決策としてはまずは

 

自分が子ども時代に

「親よりも大きい子ども」だったかどうかを振り返ってみるといいでしょう。

 

 

そして、ずっと大人として強く生きてきたのなら

その背負ってきたものをおろしていくことで、

人に頼みやすくなったり、

 

必要以上に一人で抱え込まずに

力を抜いてやっていけるようになることでしょう。

 

2021.8

 

人間関係|人とのつながりは欠かせないことなのかも。

こんにちは。

先週前半は食あたりで結構本気で?寝込んでいまして。今日はそのお話の続きです。

 

元気な時はすぐに忘れてしまうことを、体調不良になったりすると、あらためて思い出すことができますね。。

 

身体のどこかに何かしらの強めのしんどさがあるのって、結構とても大変なことだよなあなど、あらためて実感してました。

 

しんどさがずっと続くと思うと、さすがに気持ちがなえてきます。。

 

これって、「心」も同じだなあと思ったりしていました。

 

 

そして、そんな中で

 

・しんどい時に、人には何が必要なのか、

・なにがあれば「それでも頑張ろう」と思えるのか、

 

そんなことを考えさせられました。

 

身体のことも心のことも含めてです。

 

しんどい時、人は何があれば「それでも頑張ろう」と思えるのか。

 

それはやはり…

「人とのつながり」

「つながっている(と思える)存在が、心の中に居ること」

は、やっぱり大きいかもなあ~とあらためて思ったのでした。

 

 

「しんどさを共有できる誰かが居ること」

「周りの誰かに、しんどさを共有できること」

(誰かとは、例えば研修参加者中なら参加者のメンバーかもしれないし、家庭でなら夫かもしれないし、その時の状況によって様々です。)

 

「人とつながりがあることで、一人で我慢する状態から抜け出せるので、自分に味方がいる感覚になれて、とても楽になる」ということ。

 

これ、当たり前と言えば当たり前なことかもしれません。。

でも、このことを、知らない人は知らないのかもしれません。。

分かっているはずなのに、うっかり忘れてしまっている人もおられるかもしれません。

 

 

私も、こうやって自分ごとにならないと、「人はしんどい時、人とのつながりがとても助けになる」みたいなことを、つい忘れてしまっている感じがしました。

 

私は今回は「自分ごと」になったからこそ、

もし、これで自分が一人暮らしだったら、どういう動きをしてるかなあとか、

弟(独身・一人暮らし)がこういう状態になった時、彼はどうするだろうとか、

例えば、自分の親がどちらか一人暮らしになった場合、やはり何かしらで人と接することは大切だろうなあとか、

病院などでしばらく入院している時とか、看護師さんの存在や声かけって、やっぱしかなりありがたいものなんだろなあとか、

入院中の人のお見舞いに(会いに)行くことってやっぱり大事だなあとか、

そんなことを、なんだかいろいろふと考えさせられたのでした。

 

 

人は、しんどい時は、

近くに人が居ること、人と何かしらで接していること、人と関わっていること、

 

そして、「一緒にがんばろう!」と励まし合えることが、

やっぱりとても心を支えてくれることになるんだろうなあと

あらためて思ったのでした。

 

 

自分で全部頑張ってしまう人、自分でなんでもなんとかできてしまう人、

人に頼る感覚を知らなくて、自分でなんとかするのが当たり前に思っている人って、沢山おられます。

そういう人は、しんどい時も、人に助けを求めたり、少しだけ手伝ってもらったり、そういうことさえも当たり前のように止めてしまいます。

 

甘えることは悪いことだと、無意識レベルで思っていたり、

というか、そもそも甘えることや頼ることを知らなかったり…。

 

こうなるのも、これまでの長年の経験や成育環境などから来るメンタルブロック(心の壁)が関わっているのですが、

そういうメンタルブロック(心の壁)があると、人に頼ること、人に甘えることは、とてもハードルが高いこのになってしまいます。

 

 

しんどい時は、「一人で頑張る」のはかなり大変です。

自力で頑張るのはいつか限界が来るかもしれません。

いつでも人に楽に気軽につながれる、甘えれる、頼れるようになっておくのは、今後のあなたの人生の中でもきっと助けになるでしょう。

 

 

人間関係|相手への安心感・安全感や「受け入れてくれる」という感覚が大切。

新緑がきれいな季節になってきましたね。

 

先週末も、飽きもせず毎度のお山ドライブに行ってきました。(週末の買い出しのついででもあります^^)

 

木々がきらっきらつやつやして、風がそよそよ~とほんと気持ちのいい季節になっていました。

 

今頃から夏前までがお気に入りのシーズンです。

 

木々があるタイミングで急にジャングル化したりするので、面白いんですよ~。

 

緑が濃くなって、ぐんぐん伸びて、うっそうとしてくるんです。木々が青々とエネルギーいっぱいになってきます。

 

って、みなさん、ついてきてくれてるでしょうか、このお話。。。。^^;

 

 

さて、本題の心のお話に入っていきたいと思います。

 

ここ最近セラピーでは、「怖さ」「抵抗感」を減らして、「安心感」「安全感」を得るというワークをよくやっています。

 

「怖さ」「抵抗感」が少なくて、「安心感」「安全感」があることは、何をするにもとても大切なことですね。

 

例えば、人間関係でも、相手が「安全な人だ、安心できる人だ」という感じがないと、話かけづらかったりしませんか?

 

「受け取ってくれる、受け止めてくれる」という感じが薄いと、なかなか接しにくくなったりしませんか?

 

 

クライアントさんには、「世の中のほとんどの人」に対して、そういう印象を持っている人たちがおられます。

 

となると、「出会うほとんどの人は、安心・安全ではない」ということになってしまいます。

 

「自分のことを傷つけるのではないか。」

「意地悪してくるんじゃないか」

「否定してくるんだろう」

「自分のことは受け入れてくれないんだろう」

「自分は無視されるだろう」

などの印象を、”ほとんどに人に対して”持っていたりします。

 

もちろん、世の中には、いろんな人がいるので、中には上記のような人も居るにはいます。ただ、それは”ほとんどの人が”ではないんです。

 

なので、「”ほとんどの人が”上記のようだ」という印象を持っている場合、それは人間関係はとても嫌だし苦痛だし、怖いものになってしまうでしょう。

 

人と接したくなくなりますよね。。

 

 

セラピーでは、人は安心・安全であり、自分の言動をあたたかく受け取ってくれる、受け止めてくれるものだ、という感覚を増やしていったりします。

 

また、攻撃、批判された時などの対処法も身に付けていきます。自分を守れるようになっていくのです。

 

 

それらができるようになると、人にとても接しやすくなります。人に対する抵抗感が減ります。人と居ることが苦痛ではなくなります。

 

 

クライアントさん達の変化の様子を見ていても、やはり”恐怖感””不安感”を減らして、”安心感””安全感”を増やして行くことって、とても効果があることだなあとあらためて実感しています。

 

・今まで避けていた職場の苦手な先輩と普通に話せるようになりました。

 

・自分から雑談をしようと思えるようになりました。

 

・相手への嫌いな気持ちが減りました。

 

・相手へのイライラ、腹立たしさが減りました。

 

・挨拶がしやすくなりました。

 

・目を見て話せるようになりました。

 

・自分の意見をさらっと言えるようになりました。

 

など、素敵なご報告を聞かせていただいています。

 

 

今まで人間関係で大変だった方が、こんなふうになれたら、本当にかなり楽なので、かなり色々やりやすくなるんですよね^^

 

本来の自分を止めているストッパーがなくなると、「本当のあなた」「本来のあなた」になっていけます。

 

すると、あなたが本当はできること・本当は向いてること・本当にやりたいこと に取り組めるようになっていきます。

 

あなたの人生が加速するためにも、ストッパーがない状態をはやく取り戻していきましょう!

 

2021.4

 

人間関係|人と関わるの面倒くさい。疲れる。


「無意識の思い込み」についてお伝えします。

「無意識の思い込み」とは、私たちの人生を制限してしまうネガティブな(不都合な)思い込み(メンタル的なブロックになるもの)のことでした。

過去のなんらかの体験によって、私たちの心の奥の無意識の領域にできてしまった「心の制限、考え方の癖」のようなもののことです。


今日は「人に関わること」に関しての「無意識の思い込み」を取り上げます。

例えば、こんなことありませんか?

・他人に興味がない
・人と表面的な付き合いしかしない
・人と距離がある、壁がある
・「人は人、自分は自分」という干渉しない姿勢
・人と関わることが面倒、
・人と関わると疲れる
・他人を甘えさせない、頼らせないようにしている
・他人の気持ちに気づかない、人の気持ちが分からない

これらのどれかが当てはまる人は、「人に関わること」に関する「無意識の思い込み」を持っている可能性があります。

本来、私たち人間は、人との関わりに喜びや安心感を感じて、それを求めるものですが、

この「無意識の思い込み」が心の中にできている人は、「人と関わることは危険である」とか「人と関わると傷つけられる」「人と関わると面倒なことが起きる」など、

つまり「人と関わることは嫌なことである」という印象を強く持っているのです。

そのように、「人と関わることは嫌なことである」という印象を強く持つようになったのには、そこには大切な理由があるわけで、ご自身がダメな人間だとか性格が変だとか、そういうことではありません。


「人と関わることは嫌なことである」という印象を強く持つようになった要因としては、

例えば、過去に他者との関わりの中で、とても傷ついた体験や腹が立った体験などがあった場合や、子どもの頃、親からの関り方が心地いいものではなかった(関りが希薄だった、関わり方が良くなかった、過干渉、その他)とか、それ以外の要因も考えられます。

心理セラピーでは、あなたの中にある根本要因を見つけて、癒しや変化を起こしていきます。


特に今の時代、人と関わることをそんなに頑張らなくても生きてはいけるかもしれません。そういう生き方がダメというわけではないと私は思います。

ただ、人と関わることの心地よさを知ると、そっちもとても心の満たされ、あなたの人生を充実させてくれる大切なものになるでしょう。

別に“いつもいつも”“誰とも”深く関われるようになる必要なんて、ありません。

ただ、“自分には信頼できる人が居る”という感覚があって、その人たちとは、お互いにありのままの自分で接することができて、安心できるあたたかい関係が築けたなら、それはあなたの人生の幸福感がとても増えることと思います。


では、今日はここまでにしましょう。
今週も良い一週間になりますように。

 

2020.11

 

人間関係|孤独感・寂しさでつらい時

 

ここ数か月、

「孤独感・寂しさがあってつらい」

というお話を聞くことが増えました。

 

孤独感・寂しさというのは

つらい感情です。

 

漠然としたしんどさが続き、

心が少しずつ重くなっていき、

元気もなくなっていくかもしれません。

 

何をするにも、なかなか力が

わいてこなくなるかもしれません。

 

人にとって、孤独感・寂しさは

ダメージの大きいものですよね。

 

 

いつでもなんでも気軽に話せる人がいて…

 

遠慮せず、いつでも気軽に

「聞いて~」とアクションできて…

 

ちゃんと聞いてくれる相手がいて…

 

人との交流で傷ついたり負担を感じすぎずに…

 

本当の自分で、心からの交流ができるのなら…

 

孤独感・寂しさは少なくなることでしょう。

 

 

孤独感・寂しさで悩んでいる方は

 

このような

人へ接近、交流することに壁があって、

 

そんなに簡単に人に近づいていって

人と楽に居て

楽しく気楽に交流なんてできない

ということが、よくあります。

 

だから、人に近づけない。

人にアクションしたり、

人と交流するのが負担。

 

一人の方が、まだまし。

となっている場合もあります。

 

辛い状況ですね。。

 

 

そうなっているのには、

様々な事情や大切な理由があるので

自分をダメだと思ったり、否定する必要はありません。

 

様々な事情や大切な理由のところは

みんなそれぞれで異なってくるので、

そこは個別にお話を聞く中で

根本的な原因をつかんで対処をしていきます。

 

 

セラピーの中では、例えば

こんな感覚を手に入れていただいています。

 

・人に近づいても安心安全だ。

・人は、自分をあたたかく受け入れてくれる。

・自分は人からいつでも歓迎される。

・人と居ると幸せ、楽しい。安心。あたたかい。

・何もできなくても、何の役にたってなくても、

このままの自分で、ここに居ていいんだ。

など。

 

 

このような感覚が、自分の中に取り戻せたら、

 

人に近づくこと、人と一緒に居ること、

交流することへの負担が減って、

 

そうすると、人から遠ざかったり

孤独になる必要はなくなってきます。

 

 

セラピーで満たされてくると

さらにこんなふうになっていきます。

 

ときに「物理的には」孤独な時でも

心の中は全然孤独ではなくなるのです。

 

一人で居ても、人と居ても

いつも満たされている状態になれるのです。

 

それは、とても安定していて

満たされていて楽な感覚です。

 

 

*孤独感・寂しさを減らすには、

もう一つ大切なことがあるので、

そこは次回以降の記事で書こうと思います。

 

2020.11

 

【人間関係の悩み】無意識の思い込みの影響


さて、今週も「無意識の思い込み」に関連するお話をしていきましょう。

今日は、「人間関係」での「無意識の思い込み」のお話です。

例えば、あなたにはこんなことはありませんか?

・人となかなか仲良くなれない。親しくなれない。親密になれない。
・怖くて人に近づけない。
・輪に入っていけない。
・仲良くなってくると不安になったり、自分から壁を作る。
・近づきがたい雰囲気を出している。人が寄ってこない。
・人と一緒に居るとリラックスできない。緊張する。
・人と本音で話せない。表面的な付き合いをしてしまう。


このような状況があると、

人と表面的なつきあいはなんとかできても、本当はいつも気を張っていたり緊張感があったり、心のどこかで孤独感やむなしさなどを感じているかもしれません。

心を許せる親しい人間関係ができづらく、人と接することでの喜びや幸せ感、安心感などを感じることが難しくなってしまうかもしれません。


上記のようなことでお悩みの場合も、それはあなたの性格の問題ではありません。

あなたの「性格がゆがんでいるとか暗いとかネガティブで良くない」とか、そういうことではありません。

「性格の問題だから一生変わらない」とか、そんなことありません。大丈夫です。


上記のような悩み・問題もまた、過去の経験からできた「無意識の思い込み」が影響しているだけです。

「無意識の思い込み」は過去にあなたが辛い体験をした時に、自分の意思とは無関係に、心の中に作られてしまったものにすぎません。

自分を責める必要はありません。

「無意識の思い込み」は、それに気づいた今からでも十分解消していくことができます。


私たちが生きていく上で、人間関係での安心感や満足感は、やはりとても重要なものです。

もちろん、それは自分なりの安心感、満足感でいいんです。
友人や親や世間の基準に合わせる必要はありません。

「自分にとっては、これぐらいの人間関係なら幸せだな」と思うものが得られるようにしていったらいいんです。

それは心理セラピーでお手伝いできます。

 

2020.8

 

 

人間関係|存在してはいけないという思い込みの影響

「無意識の思い込み」について深めていきたいと思います。
(*「無意識の思い込み」とは、メンタルブロック、禁止令などとも表現できます)


今日は「存在してはいけない」という無意識の思い込みについて取り上げます。

「存在してはいけない」は、一言で言うと「私はここに居てはいけない」という感覚に関する無意識の思い込みです。

 


この「存在してはいけない」という無意識の思い込みはとても大切なものなので、心理セラピーの中でも重要視しています。

「死に関することを考える」などまでいかなくても、「存在してはいけない」という無意識の思い込みを持っていると、日々の生活の中でも様々な困難が生じます。


私も以前は「存在してはいけない」という無意識の思い込みが強かったので…

様々な場面で、「私なんかがこの場に居ていいのかな」「私が居ると迷惑かな」「じゃましてないかな」「私、なんの役にも立ってないよな」「必要とされてないよな」「貢献ができないなら、ここを去らねば」などとすごく思っている人間でした。。


「存在してはいけない」という無意識の思い込みがなくなっていくと、

「何もしなくてもできなくても、ただここに居ていい、居ることが当たり前」のような感覚になっていきます。

過剰な存在アピールや、存在への許可や確認が必要なくなっていきます。

また、自分の人生に正解感(これでいい、という感覚)が出て来たりします。


このように、「存在してはいけない」という無意識の思い込みを見ていくのってとても大切なんです。

 

2020.8

 

 

人間関係の悩み|人と一緒にいるとしんどい。休まらない。

会社員の方などは、

明日からGWのお休みに入る方も多いことでしょう。

 

我が家も明日から12日間、夫と家にいる生活です…。

感染症蔓延の中、外出はなるべく控えないといけませんしね…。

どうなることやら…ですね。ふう…。

 

って、またひどい発言していますね^^;

といっても、本人ともよくこんな話してますので!

 

 

クライアントさんとの間でも

「家族が家にいる時間が長くて辛い」

といったお話が出ることもよくあるわけで

 

ほんと「一緒に頑張りましょうね…」

という心境がより強まってる今です。。

 

 

私も以前はほんとに

「人と一緒に居るだけで、ものすごく消耗する」

「人が近くにいると苦しくなる、息ができない」

という傾向がとても強くて

 

人といると緊張して、もう疲れて疲れて、

だから、いつも早く一人になりたくて。

一人になって初めて本当の自分に戻れて、

ゆっくり休めていました。

一人の方が全然楽でした。

 

そんなんだから、どこに居ても誰と居ても

いつも消耗しまくりだったんですね。

 

会社員をしていた時は、

職場のデスクさえも無理でした。

いつもドキドキしていて汗かいて。

常に呼吸がしずらくて胸が痛い。

これが毎日続くのですから大変でした。

 

結婚してからもしばらくの間は

夫が会社に行って、やっと一人になれる月曜が

本当に休める休息日でした…。

 

セラピーを受けて改善していって

今となっては、そういうしんどさは

ずいぶん減って、昔に比べたら

全然楽に人と居られるようになりました。

 

 

けど、さすがに12日間はなあ…。

という心境のGW前夜のつぶやきでした。。

 

 

以前の私と似たようなお悩みで

こちらのセラピールームにご相談に

来られる方もよくいらっしゃるんですが

 

人と一緒にいるのがしんどい人の中には

 

人に気を遣いすぎたり

人に合わせすぎたり

人に気を取られすぎている

という方は、やっぱり多いんですね。

 

人と一緒にいると、

本当の(本来の)自分でいられなくなるんですよね。

自分が不在になるんですね。

もう自動的に。無意識に。

 

セラピーでは、いろんな方向から

その辺りの半自動的な無意識の反応を

ゆるめていったりします。

 

 

自分が自分で居られない状態って

身体的にもこころ的にも

本当にとてもしんどいことなので

 

そこは、早く本来の楽さ心地よさを

取り戻せるととても生きやすいだろうなと思います。

 

 

この子たちのように。↓マイペース代表^^

😺

 

2020.4

 

 

その他のコラムはこちら

”人間関係全般”のお悩みについて(コラム集1)

 

 

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