人間関係の悩み|人と居ると、ありのままの自分でいられない。

人間関係の悩み|人と居ると、ありのままの自分でいられない

自分に自信がない・人間関係が苦手・トラウマ・アダルトチルドレンからの克服~心理カウンセリングルーム(オンライン/大阪)の心理カウンセラー中田です。

今日の記事は ”人間関係の悩み|人と居ると、ありのままの自分でいられない ” です。

 

人と居るとき、どれぐらい”ありのままの自分”で居られますか?

あなたは、人と居るとき、どれぐらい”ありのままの自分”で居られますか?

人と接する時、いつも少し無理して、少しテンションを上げたり、いい人をやってしまっていませんか?


それは、ほとんど無意識にではあるけど。

例えば、、

受け入れてもらえるようにと、受けが良いようにと、いい人と思われるようにと、いい評価を得られるようにと、微妙に本当の自分ではない自分で、人に接してしまう。。

または、場の空気を乱さないようにとか、相手に嫌な思いさせないようにとか、動機は色々ありますね。。

 

ちなみに私自身も過去、こういう面がとてもありました。。人と居ると本来の自分を見失ってしまう人でした。。

 

ありのままの自分でいられないと

人と接するとき、そうやって「ありのままの自分」「等身大の自分」で居られないのは、本当はとてもしんどいことなのです。

相手に合わせて、自分は無理していて、我慢している状態でもあるからです。ほとんど無意識に、ですが。

 

だから、やがて人と接したくなくなったり、人と接すると緊張するという現象が起きたりするのです。

(*これだけが原因とは限りませんが、原因の一つになりえます)

 

ありのままの自分ではない自分 で居続けたら…

そして、ありのままの自分ではない自分で接することを何年も続けていたら、そのひずみはとても大きくなるのです。

日々重ねた沢山の我慢、自分への沢山のうそ(ある意味で。悪気はないけれど、ある種のうそ)は、蓄積したら相当なエネルギーになる。

小さな蓄積が、何年も経てば、とても大きなものになる。

 

そして、ある日「もう限界です」となる日が訪れる。

ずっと無理して、自分の心にうそをついて、我慢を積み重ねてきたからです。

自分の心にうそをついて、我慢を積み重ねることは、本当は苦しいことなので、いつか限界が来るのです。。


でも、おそらく、自分ではそんなことしてきたとは全然思わなかったでしょう。

自分の心にうそをついて、我慢を積み重ねているなんて、自覚はなかったかもしれません。

そんなのまさか分かんないですよね。。気づけない人がほとんどですが、当然です。

「自分を抑えて我慢して、人に合わせること」が、あなたの昔からの心の習慣・癖だからです。

昔からの心の習慣・癖となると、それにはなかなか自分では気づけなくて当然です。あなたにとっては昔から馴染みのある”当たり前ごと”の心の動きなのですから。

 

我慢しすぎてきた結果が

このケースで困るのは、長年、蓄積して、まあまあの時間が経ってから、最終的に「もう一切、限界だ…」「もう全く受け付けない」「もうどうにもこうにも無理だ…」となる日が、急に訪れるということでしょう。

沢山の時間が経ってから、最後「もう一切無理」のようにシャットダウン状態となってしまい、取り返しがつかなくなってしまう…ということです。

無自覚にも、我慢しすぎてきた結果です。

 

でも、これは困りますよね。とても。。

例えば、分かりやすい例としては、会社勤めや結婚でこういうことが起きたら、かなり大変なことと思います。

転職するにも、離婚・再婚するにも、年齢の壁はあったりますし。

失った時間の大きさに直面することになります。

何より、何年も何十年も、どれだけ自分が自分のことを大切にしていなかったのかに気づいたら、それは大きなショックかと…思います。

 

自分が我慢していることに気づけない

「自分が人に合わせて、無理していること、我慢していることに気づけない」というのが、とても重要なポイントです。

わざととか悪気があって、人に合わせているわけではないのです。わざと、本当の自分でない自分を”演じてる”とかではないのです。

 

ほとんど半自動的にそうなってしまうのです。

過去からの「心の習慣・癖」ですから。ほぼ無意識です。半自動的な反応です。

だから、自分を責めたりはしないでくださいね。演じてるとか、自分はうそつきだとか、本音を隠してるとか、そんなふうに思わないで下さいね。そんなんじゃないですから。

 

けれど、「自分で気づくことが難しい」というのは重要なポイントです。

そのことは知っておかれるといいと思います。

そして、人と接している時、自分に問うてみて下さい。

「私は、今ありのままの自分、等身大の自分で居られてる?」と。

「合わせすぎてない?」「無理しすぎてない、我慢しすぎてない?」と。

 

 

ありのままの自分でいるための改善策


ということで、人と接する時、だいぶん無理して、本当の自分ではない自分に無意識になってしまう人は、今日のお話を心に留めておかれるといいかもしれません。

もし、本当の自分でない自分で接していることに気づいたら、できるだけ「ありのままの自分、等身大の自分」で接するようにと心がけてみましょう。

 

もし、そのことを頭では分かっていても…自分で心がけてみても…なかなかありのままの自分ではいられないなら、カウンセリングはとてもおすすめできる改善策です。

このテーマは、「自分で気をつける」「意識する」ぐらいでは、なかなか思うように改善はできない可能性は大きいかと思います。

なぜなら、実は、幼少期から繰り返してきてる重要なテーマであることが多いからです。

あなたの過去の体験の中に「ありのままの自分で安心して居られなかった」「ありのままの自分では、受け入れてもらえなかった」「ありのままの自分では相手にされなかった」「ありのままの自分では、嫌われた、悪く言われた、笑われた」などの

辛い過去がある可能性があります。

カウンセリングでは、それらの根本原因を一旦扱う(ひもといて見ていく)ことで解消していきます。そうやって、あなたの「ありのままの自分で居られなくなる」ことをゆるめていきます。

 

 

 

 

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