職場の人間関係・コミュニケーションがうまくいかない

 

職場での人間関係・コミュニケーションがうまくいかない

 

アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）の心理カウンセラー中田です。

今日の記事は、”職場での人間関係・コミュニケーションがうまくいかない”です。

 

職場の人間関係の難しさ

職場の人間関係がうまくいかない、と悩んでおられる方は、とても多いです。

職場の悩みの中で大きな割合を占めるのが、やはり職場の人間関係の悩みです。

 

人間関係は、自分だけの問題ではなく、相手があることなので、余計に難しいものに感じてしまうかもしれません。

理不尽な上司、パワハラ・モラハラ、見る目がない上司、部下の意見を全く聞けない先輩、考え方が相容れない同僚、世代の違いか常識が違いすぎる後輩など、考え方の全く合わない人達と、

同じ場所で、同じ仕事を協力してやっていかないといけない状況もあるでしょう。

これは、大変な状況ですよね。

 

基本的には、他人をコントロールしたり、他人を変えることはできないものなので、ここが人間関係の難しさの一つかもしれません。

違う者同志、どのように、それなりに良い関係性を築いていくか、というところに人間関係の難しさを感じている方も多いことでしょう。

 

ひと言で、職場の人間関係の悩みといっても、様々な状況があります。

以下によく見られる代表的なものをいくつか挙げます。

 

”怒り”の感情をうまく使えていない時、職場の人間関係・コミュニケーションはうまくいかない

”怒り”の感情をうまく使えていない　とは、例えばこんなことです。

自己主張できない、断れない、怒れない、など。

例えば、”怒りの感情はよくない、怒ってはいけない、怒ることは恥ずかしい、格好悪い”などと感じていたりすると、なかなか”怒りの感情”をうまく使えません。

そのために、「軽く見られる、適当に扱われる、いじめられる」といったことが起こりやすくなり、人間関係に支障が出てしまう場合もあります。

 

自分に自信がない時、職場の人間関係がうまくいかない

周りの誰かから何か言われたり怒られたりしなくても、自分で「自分に自信がない、自分ができていない・ダメだと思う、ここに居る価値がない、受け入れられていない」と思うなど

自信のなさ、自己評価の低さ、自己肯定感の問題があるために、

人間関係がうまくいかないという状況になる場合もあります。

 

自分自身で、周囲や他人と比較することによって、ますます”自分はダメだ、できていない、足りていない”などと責めてしまったりします。

これも、本人はとても辛い状況です。

 

人との心理的距離が遠い時、職場の人間関係がうまくいかない

”人懐こい”人っていますよね。どんな相手でも物おじしないで近づいていって、すぐに仲良くなってしまうような。職場の怖い上司にも、近づきにくい先輩にも。

上司のことさえ、あだ名で呼んだり、いつの間にかため口になっているけれど、関係はとても良好。誰からも可愛がられてるキャラ。

 

一方で、誰に対しても、礼儀正しくて、いい人だし、仕事も真面目にこなすけれど、同じ職場に何年一緒に居ても、いつまでたっても固い。なんか、距離がある。心の壁がある。

例えば、同僚にも〇〇さんづけ。敬語。飲み会に誘っても、ほとんど来ない。職場では無駄話をしない。自分の仕事だけ淡々とこなして、さっと帰っていく。職場の人と仲良くする気はなさそう。

 

上記は、あくまで例ですが、こんな人達いませんか？

この2人は、何が違うと思いますか？

 

一つは、人に対する”心の距離感”です。心理的距離感。

この心の距離感の違いが、職場での居心地の良さに、大きく影響を与えます。

 

人に対して、心理的距離感が遠い人は、安心感がありません。

よって、常に、人に対して無意識に警戒していたり、気を張って緊張している状態になります。

とても疲れますね。

それに、なかなか心から人とつながることが難しい状態になります。

表面的な社交辞令ぐらいはできたとしても、

心から安心して、人に近づけない、心を許せない、つながれないということなのです。

 

 

職場の人間関係を改善するカウンセリング

上記に、職場の人間関係がうまくいかなくなる原因をいくつかあげました。

このように、一言で「職場の人間関係・コミュニケーションがうまくいかない」といっても、様々な状況があります。

すべての要因が少しずつ、複雑に絡み合って問題が発生している場合がほとんどです。

 

カウンセリングでは、あなたの　職場の人間関係・コミュニケーションがうまくいかなくなっている要因をつかみ、そこへ対してのアプローチを行っていきます。

目先のコミュニケーション・テクニックのみではなく、もっと深層心理（潜在意識）までアプローチして、根本原因へ働きかけていく場合が多いです。