アダルトチルドレンの子ども時代(コラム集)

 

アダルトチルドレンの子ども時代(コラム集)

アダルトチルドレン・愛着障害・自信がない・人間関係改善の心理カウンセリングルーム(大阪・東京・オンライン)の心理カウンセラー中田です。

今回は ”アダルトチルドレン の子ども時代” に関する過去記事集です。

 

◎このホームページの”アダルトチルドレン”に関するおすすめ記事はこちらです↓。こちらも参考にしてください。

アダルトチルドレン克服のカウンセリング(大阪/神戸/京都/東京/オンライン)

 

アダルトチルドレンの子ども時代

アダルトチルドレンに悩む方は、子ども時代につらい家庭環境の中でたいへんな思いをしてきたという人は多いです。

つらい家庭環境と、一言で言っても、その状況はそれぞれであり、いろんな事情の中で、辛い家庭環境で生き延びてきたということです。

本当にいろんな親がいて、いろんな事情があって、いろんな環境がありますね。。

 

アダルトチルドレンの子ども時代(コラム集)

ここからは、アダルトチルドレンの子ども時代 に関する記事集のページです。別ブログに書いていたものをここにまとめました。2014年~2021年の間に書いていた記事集です。

 

~~過去記事集はここから~~

 

アダルトチルドレン|私の父母には子どもを愛する余裕がなかった

「幼少期、私の父母には子どもを愛する余裕がなかった…」

セラピーをしている中で、よく現れてくる状況の一つです。

父母が自分自身のことが大変で、子どもに対して、親としてあたたかい意識を向けられる状況ではなかった。という状況です。

しんどい状況ですね。。

 

親も大変だったかもしれないし、でも、子どもはもっとしんどい。。ですね。

 

親が大変そうだと、子どもは親を助けようとします。

これは無意識の中での”心の動きとして”です。

 

なので、子どもの頃、それは表面上には表れていない場合もあります。ぼーっとして何も考えていないような子に見えることもあります。

けれど、水面下では(無意識下では)、大変そうな親のことをすごく見ていて、心配していて、助けようとしていたりするのです。

 

助けるといっても、いろんな形がありますが、どんな形であれ、その子は、小さいのに心の奥は”大人の心”を持ち、”親を助ける”という気持ちで生きることになります。

”子どもなのに、子どもらしくない子”になって、心理的に”親よりも大きい子ども”となってしまうのです。。

 

”子どもなのに、子どもらしくない子”

心理的に”親よりも大きい子ども”

というのは、小さい頃はあまり自覚はない場合もありますが、

その後、成長して大人になってからますます、とても生きづらくなってしまいます。多くの場合。

 

例えば、

人の面倒を見すぎる。

他人優先。他人軸。

なんでも背負う。責任感が大きすぎる。

自分一人で全部抱える。

甘えられない。頼れない。

がんばりすぎる。

などなど・・・

 

 

もしも、あなたがこの状況にあてはまるなあと思われるなら、あなたはその背負ってきた重荷を下ろしていくといいのです。

子ども時代に子どもで居られなかった面を癒して、子どもの心を取り戻していってあげると良いです。

 

といっても、今のあなたの全てまるまる「子どもに返ってください」とか、「いつも子どもの心でいてください」いう意味ではありません。

あなたの心の奥の一部に、「子どもの心」を取り戻してあげるといいのです。

 

それをしていくと、

今のあなたの心がどんどん自由になっていったり、軽くなって行ったり、自分の好きなことや心地いことが分かり、それを選べるようになったり、人との付き合いが楽になったり、人との線引きが上手になったり、自分を大事にできるようになったり…

きっといいことがたくさんになります!

 

 

アダルトチルドレン|子どもの頃、ちゃんと子どもでいられましたか?

あなたは、子どもの頃、

ちゃんと”子ども”でいられましたか?

 

安心して”子どもの心”でいられる環境でしたか?

 

子どもらしく自由でわがままでいても、

お父さんお母さんが

大きく優しく受け止めれくれたり

 

困ったときには

気づいてくれて声をかけてくれたり

助けてくれたり守ってくれたりしましたか?

 

 

「うちの家はそういう環境ではなかった。。」

「そんなお父さんお母さんではなかった。。」

という方もいらっしゃると思います。

 

残念ながら様々な事情で、幼少期に

安心して、子どもらしく居られない

状況だった方もいらっしゃると思います。

 

そういう方は、中には自覚がない方も

おられるかもしれませんが、

きっと過酷な環境の中で、小さい頃から

とても頑張って生きてこられたことでしょう。

 

幼少期から、「大人の心」で

生きて来られたかもしれません。。

 

一人で沢山我慢をしてきたかもしれません。。

 

自分の気持ちを抑えすぎて、

自分の本当の気持ちなんて

もう分からなくなってるかもしれません。。

 

 

幼少期に、

充分に「子ども」として過ごすことは

とても大切な過程の一つです。

 

それをできなかった人は、

大人になってから、様々な形で

悩み・問題が現れてきたりするのです。。

 

例えば

人間関係で緊張する・・・安心感がない・・

いつも世話をする役割りをしてしまう・・・

人に頼れない・・甘えられない・・

人と心の距離感がつかめない・・・

いつも過剰に頑張りすぎてしまう・・

人の期待に答えないとと思う・・

 

など、様々な形の悩み・問題として

浮上してきたりします。

 

ですが、逆に言うと、

上記のような悩みで困っている方は

 

幼少期に「子どもらしくいられなかった」

自分の心を、今、もう一度大切に見てあげて

 

自分の心の奥に隠れている

「子どもの心」の部分を

取り戻していけばいいのです。

 

今からでもちゃんと取り戻していけます。

 

 

そうすれば、今、悩まされている

人間関係などの問題がやがて消えていきます。

 

まだまだ全然、あきらめる必要はありませんよ☆

 

 

アダルトチルドレン|子どもの頃からずっと、守られた経験がない

心理セラピーをしていると、

 

「親から助けてもらったり、守ってもらった

という感覚がない、分からない」

という方がいらっしゃいます。

 

無力だった子どもの頃に、

親から、または、信頼できる誰かから

 

「助けてもらった

守ってもらった」

という感覚。

 

 

「自分は守られている

いつでも味方がいる」

という感覚。

 

これはとても大切な感覚なんです。

 

この感覚を持っていない人、つまり、

そういう経験がなかった人もいらっしゃって、

 

そういう方は、大人になった今も、

守ってもらう感覚を知らずに、

一人ですごく頑張っていたり、

 

不安感・恐怖感など漠然と生きづらさを

抱え続けているかもしれません。

 

とてもしんどいですよね。。

 

たとえ、子どもの頃に色んな事情で

この大切な感覚が得られなかったとしても

 

大人になってからでも、取り戻していくことはできるんです。

 

この感覚を取り戻していくと、安心感・安定感の中で暮らしていくことができるようになります。

 

 

アダルトチルドレン|そもそも”助けてもらう感覚を知らない”

セラピーをしていると、時々

 

そもそも”助けてもらう感覚を知らない”

人がいらっしゃいます。

 

 

”助けてと言えない、人に頼れない、甘えられない”

という方はわりとよくいらっしゃいますが

 

それ以前に、そもそも

”助けてもらえるという感覚を知らない”

というような状態です。。

 

 

それぐらい強く固く封印してきたのかもしれませんね。

 

二度と心が傷つかないようにということです。。

 

過去に(記憶がなくても)

それほど、つらい体験があったということかもしれません。。

 

そうやって、子どもの頃から

ずっと一人で頑張ってきたとすると、

それは、ほんとうに大変なことだったでしょう。

 

子どもは親のサポートを受けないと

生きていけませんから。

 

 

もし、あなたが

そもそも助けてもらう”感覚”さえ知らない

人だとしたら

 

実はかなり生きづらさを感じているかもしれません。

もしかして、自覚していないかもしれませんが…。

 

人から助けてもらったり、

守ってもらう感覚を知っていることは

とても大切な必要なことです。

 

それを知れば、

あなたの中にずっと漠然とある

不安感、恐怖感が消えていくかもしれません。

 

今からでも十分間に合います。

 

取り戻していきましょう。

 

本当は、生きることはもっと楽なことなのかもしれないのですよ☆

 

 

アダルトチルドレン|周りからは幸せな家庭だと言われていたけど…

「子どもの頃に、寂しかった、孤独だった、一人だと感じていた」という人は、

大人になってから生きづらさを抱え続けることがあります。

 

ちなみに、

「今は、寂しさは別に感じないけど、

なんか生きづらい、なんか人間関係が難しい」

など、一見別の悩みとして現れることもあります。

 

 

子どもの頃のことが影響していて、

その後何十年も経っても、生きづらさが消えないということは、

カウンセリングをしている中で、とてもよく見られることです。

 

これは人の心の仕組みです。

 

見ないまま、癒さないままでいたら、

未完了の気持ちは、ずっと心の底にあり続けるからです。

 

 

「子どもの頃に、寂しかった、孤独だった、一人だと感じていた」

というのは、

 

親が全く面倒をみてくれなかったという

ネグレクトなどのケースもありますが、

 

それ以外にも、

 

たとえ物理的には満たされていたとしても

心理的には満たされていなかった

というようなことも、含まれます。

 

例えば、金銭的には沢山与えらた、

けれど、ずっと心は一人だった、などです。

 

このような場合ですと、一見、

沢山のものを与えられて、

満たされているように見えたり

周囲からは恵まれてる家庭と言われたりするので

 

自分が本当は満たされていないとは

思いにくくなってしまうことがあります。

 

本当は辛くても、辛いと言えない、思えない状況だとすると、辛いですね。

一人で抱えることになってしまうかもしれません。。

 

 

ちゃんと面倒みてもらっていたから

親を悪く思うなんてできない。

 

私がわがままなのかも、贅沢なのかも

と思ってしまうかもしれません。

 

 

でも、本当はそんなことはないんです。

わがままとか贅沢とかではありません。

 

 

”当時、自分の心がどう感じていたのか”

ということは、とても大切です。

 

それがあなたにとってのまぎれもない真実ですから。

 

「普通は~」とか「皆にこう言われる~」とかじゃなく、

”自分が”どう感じていたかです。

 

 

そもそも

子どもの頃に、親や養育者から

 

気にかけてもらうこと見てもらうこと、

お世話してもらうこと、

守ってもらうことなど

 

無条件の愛情を与えてもらうことは

その後の成長に欠かせない、とても大切なことです。

 

それがなかったなら、

あなたの心はきっととても苦しかったはず。

 

小さかった当時は

気づいていなかったかもしれないけれど…。

 

 

自分はそうだったよな・・・

大変だったよな・・・

頑張ってきたよな…

と、まずは大切に認めてあげましょう。

 

そして、

子どもの頃に、親からの心理的な

サポートが得られなかったとしても

大人になった今からでも取り戻していけるので

安心してください。

 

 

アダルトチルドレン|親は物理的には面倒見てくれたけど心理的には…

 

心理セラピーをしていると、こういう状況がよくあります。

「親がいても、いないのと一緒だった。
 
子どもの頃から、
本当はずっとひとりぼっちだった。。
ずっと1人で頑張ってきた。。」

親が物理的には居たけど、
心理的には居なかったという状況です。
 
物理的な面倒はみてくたけど
心理的な面倒は見てもらえなかった。
ということです。
 
 
小さい子どもにとっては、とても過酷な環境です。
 
たとえ、身の回りの物理的な
お世話はしてもらってたとしても
それだけではだめなんですよね。。
 
大切なのは
気持ちの部分(心理面)を
ちゃんとみてもらうことです。
 
小さい子どもには、
無条件に愛してくれて、
あたたかく愛情もって接してくれて
守ってくれる養育者が必要ですから。
 
 
親がちゃんと子どもを
「みようとしてくれること。
聞こうとしてくれること。」
 
子どもが今
何を言おうとしているのか、
なぜそう言っているのかを
親が「知ろうとしてくれる」こと。
 
 
幼少期に、こういう親ではなかったなら
 
いくらお金には恵まれていたり、
習い事を沢山させてもらったり
欲しいものを何でも与えられたり
いい学校に行かせてもらったりしても
 
子どもの心は、本当は幸せではないのですね。。
 
(このことに、子どもの頃はもちろん自覚はないことは多いし、
大人になってからも気づかないままの人もいます。。)
 
 
そして、大人になってから
 
私は恵まれていて、幸せなはずなのに
なんでこんなに苦しいんだろう…
となるかもしれません。
 
また、
私はぜいたくなのだろうか、
わがままなのだろうか
我慢が足りないのだろうか・・
と自分を責めているかもしれません。
 
 
もしも、あなたが上のような状況に
心当たりがあるなら
その辛さは減らしていくことができます。
 
あなたが悪いわけではありません。
そうなっている理由がちゃんとあります。
 
誰にも分かってもらえずに
一人で我慢したり頑張ってきた自分を
そろそろ解放してあげませんか?
 
 
 
 
 

アダルトチルドレン|意識高い厳しい母親からの影響

日々いろんな方のお話を聞く中で、

“意識の高いお母さん”

“求めているレベルがとても高いお母さん“

が、今、本当に多いんだなあと思います。

 

“母親(像)”に求められるレベルも

昔に比べて、どんどん高くなって

いってるんだなあと感じます。

 

時代の流れというのもあるから、

止められない・仕方ない面も

あるのかもしれませんが…。

 

 

あなたのお母さんは、どうですか?

”意識高い、レベルの高い”系お母さんでしょうか?

 

カウンセリングルームに来られる

クライアントさんにお母さんの話を聞くと

 

“とても意識高くて、しっかりしてる、

成績や勉強を重要視していた、

親自身が昔、優秀だった “という方も

結構な割合でいらっしゃいます。

 

 一見、

“ちゃんとしてる、正しい、すばらしい

非の打ち所がない良い母親”

とも言えるのかもしれません。。

 

確かに素晴らしい一面でもあるのですが、

 

一方で、そのような素晴らしい母親が

子どもに大きなプレッシャーを

与えてしまう場合もあります。

(*もちろん全員がそうではありません)

 

例えば、

 

「あれはだめ、これはだめ。」

「こっちの方がいいよ。」

 

「そうじゃない。

もっとこうした方がいいよ。」

 

と、先回りして次から次へと

沢山のアドバイスをされたり、

 

足りない所を注意されてばかりだったり、

褒めてもらったことがないと…

 

子どもの心は、

いつも否定されている感覚や

認めてもらっていない感覚で

とても辛くなるかもしれません。

 

 

意識の高い、求める基準の高い母親は

 

確かに、正しかったり、素晴らしかったり

言ってることはとても的確だったり、

 

もちろん他にも良い所も色々ある

お母さんだったりもするわけで、

 

一見、とてもいい母親像。

周囲からの評判もとても良かったり。

 

だから、子どもとしても、なかなか

お母さんを嫌だとか悪いとか

思えなくなったりするかもしれません。。

 

「やっぱり自分がダメなんだろう。

自分が間違ってるんだろうな」と。

 

 

けれど、本当の本当は、

子どもの心はとても傷ついていたり、

とても我慢を重ねていたり

本当はとても苦しんでる場合があります。

 

 

このように、特に幼少期から

親が子どもに求めるレベルが高いと

子どもは実はとても大変なのです。

 

自由な子どもの心を抑えて、

 

親に怒られないようにと、

大きなプレッシャーを背負って

とても頑張る子になるかもしれません。

 

親を悲しませないようにと

いつも親の顔色を心配する子に

なるかもしれません。

 

 

そうなると、その子は、

自分で自分のことを考えられない子に

なってしまうかもしれません。

 

自信がない、不安の大きい子に

なってしまうかもしれません。

 

そのような子は、将来、

自信のない、不安の強い大人に

なっていく可能性があります。

 

 

皆さんは、ここまで読まれてどうでしょうか?

 

自分、あてはまってるかも…と

不安になった方もいらっしゃるかもしれません。

 

そのように、自分のしんどさに

まず気づいていくこと、

自覚をすることは、とても大切です。

 

気づかなければ、

「なんかしんどい、なんかうまくいかない」

「なんか…」のままで苦しさが続くから。

 

気づいたなら、その次のステップとして

改善策をとることができます。

 

たとえ今、あなたが自信がない大人だったとしても

 

それは今からでも十分、

自信を取り戻していくことができます。

 

 

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