アダルトチルドレン|人間関係(コラム集)

 

アダルトチルドレンの人間関係(コラム集)

アダルトチルドレン・愛着障害・自信がない・人間関係改善の心理カウンセリングルーム(大阪・東京・オンライン)の心理カウンセラー中田です。

今回は

アダルトチルドレン の人間関係

に関する過去記事集です。

 

◎このホームページの”アダルトチルドレン”に関するおすすめ記事はこちらです↓。こちらも参考にしてください。

アダルトチルドレン克服のカウンセリング(大阪/神戸/京都/東京/オンライン)

 

アダルトチルドレン の人間関係

アダルトチルドレンは人間関係の中で苦労することが多いです。

人間関係がうまくいかない、人間関係で辛い目に合う、嫌な人がなぜかいつも周りに集まる…など、人間関係にストレスを感じることが多くなります。

または、表面上は上手に人間関係をできているように見える人でも、実は心の中では、とても疲労していたり、合わせすぎて嫌になっていたり、相手のことが分かりすぎていつも面倒見る側になっていて負担が大きかったり…。

人間関係の中で、リラックスして、本当の自分らしく居られたらとても楽になりますね。

 

 

アダルトチルドレン の人間関係(コラム集)

ここからは、アダルトチルドレン の人間関係 に関する記事集のページです。別ブログに書いていたものをここにまとめました。2014年~2021年の間に書いていた記事集です。

 

~~過去記事集はここから~~

 

アダルトチルドレン|人から優しくされることが苦手。冷たくされる方が安心。

「人から親切にされるとダメなんです。。

優しくされると調子狂ってしまうんです。。

大事にされるとなんか窮屈でしんどくて。。

 

むしろ、

人から厳しく当たられたり

適当に扱われてたり

放っておかれる方が

断然やりやすくて、

 

逆境をはねのける感覚で

何倍も力を発揮できるんです。。」

 

これ、心当たりある方、いらっしゃいますか?

 

これもまた、過去の私でもあるんですが・・^^;

 

 

こういう感じだと、

職場の上司、先輩との関係や

あと、恋愛など

あらゆる人間関係で

なかなかしんどいのですね。。

 

 

当たり前に

親切を受け取ったり、

優しさに甘えたり、

 

大事にされて嬉しいなあ

心があったまるなあ

という感覚を持てないのですから・・。

 

そんなあたたかいものには、

無意識に抵抗が起きているのかもしれませんね・・。

 

 

そうすることで、強く生きていけるのかもしれません。。

そうしないと、強く生きて来れなかったのかもしれません。。

 

せつないお話ですね。。

 

 

「大事にされるのは慣れてない。調子狂う。

適当に扱われること、ほっとかれることは、慣れてる。

そっちの方がいつもの感じで楽。」

というあなた、

 

そっちの方が、もうすっかり

慣れてしまっているのかもしれませんが、

 

本当の本当は・・・

やっぱりちょっとしんどいのではないでしょうか。。

 

 

できればやっぱり、こういう感覚↓

 

「大事にされることが心地いい。嬉しい。

適当に扱われたら嫌。悲しい。」

を取り戻すことができたら、

より幸せかもしれません。

 

それは、

あたたかさや安心感や

優しさやほっこり感を

受け取れるようになって

味わえるようになるという

ことでもあります。

 

~~

もしもあなたが、今は

 

人からのあたたかさや安心感や

優しさやほっこり感を受け取れない

としても、

 

過去のつらい経験が、

そうさせているだけなんです。

 

その辛かった経験を心理セラピーで

癒していくことで、あなたも変われます。

 

 

 

アダルトチルドレン|空気を読みすぎる

アダルトチルドレンの

大きな特徴のひとつが

 

空気を読みすぎる。

 

 

アダルトチルドレンは

人と集まった時

 

場の空気にとても敏感。

場の空気を読もうとしますね。

(無意識に。自動的に)

 


 

そして、

空気が悪くならないように

全員に気を配ろうとする。

 

誰か嫌な気持ちになっていないか

一生懸命に気を配ろうとしたり

 

全員が楽しめているか

バランスを取ろうとしたり

 

つまらなさそうな人がいたら

気を配って、楽しませようとしたり・・。

 

さらに、アダルトチルドレンは

これまで散々傷ついてきたのもあって、逆に

 

「自分が迷惑かけていないか」

「自分の発言や態度が人を傷つけないか」

にも、とても気を配っていたりします。

 

つまり、とっても親切で良い人

ともいえるのですよね。

 

 

ただし、

ご本人は、とてもしんどい状態です。

 

 

気を付けないといけないことが

多すぎるんです。

 

場の空気

バランス

 

Aさんに気を配って

Bさんに気を配って、

Cさんにも気を配って、

Dさんにも・・・。

誰か苦しい人がいないか。

みんな楽しんでいるか。

 

自分の言動は大丈夫か。

迷惑かけてないか。

などなど

 

チェック項目が多すぎる。。

 

一度にこんなにたくさんのこと、

普通、誰もできません。

 

アダルトチルドレンは

それを必死でやろうとして・・

テンパります。

 

アダルトチルドレンは、

そうやってテンパって、逆に

うまくいかないことも多いのです。

 

気を遣いすぎて、うまくいかないなんて。。

そんなの悲しいですよね。。

 

そして、、、

 

そうやって、周囲に気を配り過ぎていると

自分の気持ちにつながる余裕

なんて、全然ありませんね。

 

いつも他人の気持ち優先の状態。

自分不在。

 

 

それは、本当に苦しいですね。

人と一緒にいたって、苦しいばかりですね。

 

一人で居た方が、楽で安心って

なっちゃいますよね。。

 

こんなパターンがあてはまる

アダルトチルドレンの方、

 

解決のカギは、

幼少期の親子関係にあります。

 

心理セラピーで

未完了の苦しさを

癒していくと、

 

人と一緒に居ても

気を張ることなく

楽に適当に

くつろいでいられるように

なっていきますよ。

 

その楽さを、ぜひ手に入れて欲しいなと思います。

 

 

アダルトチルドレン|小さな違和感をスルーしないで

アダルトチルドレンだった私は

昔、人間関係の中で

いろ~んなことがなんだか

よく分からなかったんです。

 

色んなことがよく分からないまま

確信が持てずに不安なまま

人間関係のもろもろを

進めることが多かったんです。

 

例えば

「先輩からなんか微妙に嫌なことされた気がする。

これって、なんなんだろう。どういうことなんだろう。」

 

と、な~んか嫌な気持ちがしているんだけど、

だけど、それがどういうことなのかはっきり分からなくて

 

「気のせいかな・・

私のとらえ方が問題かも・・

私が悪いのかも・・」

となっていました。

 

つまり、

 

自分から湧き出た感情を

ちゃんと感じられず、信じていませんでした。

 

で、いつもいまいち腑に落ちなくて

「なんか変だなあ~」

「なんか嫌だなあ~」

と漠然と思ったままに。。




 

 

でも、心のことを知った今なら分かります。

 

「この件は自分はほとんど悪くない。」

「自分のここの部分は確かに悪かった。」

「あれはほとんど先輩が悪い。先輩側の問題だ。」

 

など、客観的にすぐに分かるようになりました。

 

 

皆さんに伝えたいのは

 

「な~んかよく分からないけど、

たぶん嫌な気持ちがする」とか

感じているとき、

 

そういう感覚、直感的なことは

大事にされた方がいい!です。

 

心の声。心の叫びです。

あなたの感情が訴えてるものです。

 

それはあなたの心にとっては

まぎれもない真実。

 

それをスルーしてしまわないで

大事にしてほしいんです。

その声に耳を傾けて欲しいんです。

 

周りがなんと言おうと。

親がなんと言おうと。。

 

 

アダルトチルドレンと対人恐怖症(対人関係が苦手)

こちらのカウンセリングルームに

「対人恐怖症で・・」と言って

ご相談にいらっしゃる方の中には

 

「アダルトチルドレン」

という面を持っているために

対人恐怖症になっている方も

多くいらっしゃいます。

 

対人恐怖症とアダルトチルドレンは

関係が深いんです。

 

アダルトチルドレンは

対人恐怖症になりやすい

ともいえる、ということです。

 

 

「アダルトチルドレン」とは、

幼少期に十分に子どもらしく過ごせなかった人。

子どもの頃から、大人でいようと無理して頑張ってきた人

とも言えます。

 

そして、大人になった今も、

 

他人の言動、顔色に敏感で

自分より他人の気持ちを優先したり

先回りして、やってあげようとしたり

責任感、正義感が強すぎたり

いい人、大人の振る舞いが過剰

など

そんな特徴があります。

 

これらの特徴は

対人恐怖症に

つながりやすいものでもあるんです。

 

 

対人恐怖症にも

いろいろなものがありますが、

なかでも「アダルトチルドレン」が

関係しているものは多いのです。

 

でも、どちらにしても

心理セラピーで根本からの

改善をすることで、楽になっていけます。

 

 

アダルトチルドレン|形式ばかり気にしたコミュニケーション

今日は

形式ばかり重視して中身がなかった…

というあるエピソードをお話します。

 

 

先日、親しい友人と

なにかの流れでたまたま

お墓参りの話をすることがありました。

 

実は私は、それまでずーっと

お墓参りについて

正直あまり理解できていなくて

 

実はいつも

「しっくりこない感、よく分からない感」

をなんとなくかすかに持ったまま、

 

でも、

 

「お墓参りをした方がいい」とよく聞くし、

「行かないでいいよ」と言う人には会ったことがないし

「年に数回、お墓参りに行くように、

という昔からの伝統の日本の行事(お盆とか)があるので」

さすがに、それには従っておいた方が良さそうだ

 

多分、そんな感覚で、お墓参りしていたのです。。あせる

 

 

先日話した友人は

「お墓参りは先祖のためとかじゃなくて

自分のために行くんだと思う」

と言っていて、

 

その友人が言うには

「祖父祖母とか自分の知ってる人が

入ってるわけやから

その人と一緒に過ごした思い出を

懐かしんで、ありがとうと

伝えたいから行ってるんだと思う。

つまり自分のために行ってる」

とのこと。

 

 

私は、それがすごく目からうろこの感覚で

その友人の話を聞いて、

色~んなことがつながった感、

腑に落ちた感がありました。

 

なにしろ私は、それまで

「ご先祖様を大事にしなあかん」

という気持ちで行っていたのです。。

 

「お墓参りに行くべし」

「ご先祖様を大事にすべし」という

 

つまり

しきたりや形式、

周りの声や世間のブーム、

 

そして、

 

相手のこと(ここではご先祖様)を

優先しようとするばかりに

 

まずは一番大切な

自分のこと、気持ちが

置いてけぼり(後回し)になっていた。。

 

 

そんなふうに

順番が逆だから、

やってることの意味がいまいちよく分からない。。

 

よく分からないから気持ちも入らないし、

なんかハテナ???。。だけど。。

 

そこでも、また

 

風習、しきたり、世間や他人の話を優先して

自分のこと、自分の気持ちを追求しない。。

他人の言うことに、とりあえず頑張って従う。合わせる。。

 

私は、いまだにこんなことやってたんだなあ。。

 

 

そして、これはまさに、

私の実家で起こっていたことでもあり、

ここにも世代間連鎖があったんだなあと思いました。

 

実家の両親の考え方には

反発ばかりしていた時期が

結構長かった私ですが・・

 

お墓とか、先祖とか、

歴史とか、昔からのしきたりとか

そういうものに関しては

なんだか逆らってはいけない気がして^^;

 

自分でよく考えもせず、

盲目的に合わせていた感じだったなあ。。

 

と。。。

 

~~

お話はここまで。

 

皆さんは、このエピソードを読んで何を感じられましたか?

 

わたし的には、友人の一言に、

なんか気づいたことがいっぱいあったのです。。

 

友人の一言は大きかったです。

 

どきーーっとしました!

 

 

 

アダルトチルドレン|人間関係でこれ以上傷つかないようにしている…

小さな子どもの頃は無力で弱く

自分一人の力では生きていけません。

 

親がお世話してくれなくては、

親が守ってくれなければ、

生きていけません。

 

子どもはある時期までは、

親からの無条件の愛で

守られる存在なのです。

 

 

その時期に、何らかの事情で

親(養育者)から守ってもらえない子は

 

生きるためには

自分で自分を守るしかないという

状況に置かれてしまいます。

 

自分の心を守らなければならなくなります。

これ以上傷つかないように

これ以上苦しくならないように。

 

 

そうやって

幼少期の早い段階で

他人に守ってもらうということをあきらめて、

他人に期待しなくなります。

 

そして無意識に

自分の身は自分で守る 

というスタンスに変わります。

 

 

思考も発達していない小さな子供は、

そうでもしないと苦しくて生きていけないからです。

 

もう人にお願いしない

もう人に期待しない・・・

外側に働きかけることを辞めてしまう。

 

そして、

自分で自分を守らなきゃ

弱い自分を守らなきゃ

自分一人で頑張らなきゃ…と

必死になって自分の身を守るように

なっていくかもしれません。

 

 

これ以上傷つかないように

自分を守る手段として

 

感情を感じないようにする

外の世界をなるべく見ないようにする

他人を警戒する

他人を疑う

他人を信じない、信用しない

他人に近づかない、

他人と関わらない

・・・

という方法を身に付けていくこともあります。

 

 

そして、幼少期にそのような

強い気持ちでやってきたことは

(なにしろ、生死をかけてやってきたことですから)

心に深く深く刻み込まれます。

潜在意識の奥深くに。

 

だから

大人になっても、

その時の影響はそう簡単には消えず、

人間関係などに大きな影響を与えてしまうのです。

 

大人になった今でも

「自分の身を守る」ことを無意識に

必死でやってるかもしれません。

 

安全を求めすぎていたり

いろんなことが怖かったり

なかなか挑戦・冒険できないでいるかもしれません。

 

それでは、生きづらい人生になりますね。。

 

 

・・・人にはそんな心の仕組みがあります。

 

 

もし、アダルトチルドレンで

困っている方がいたとしたら

このお話を読むだけでも、

知識が入って、腑に落ちることで

安心できるといいなと思います。

 

 

アダルトチルドレン|自分の気持ちが分からなくなる

「他人と一緒に居ると

とたんに本当の自分を出せなくなって

すごく窮屈な気持ちになる・・

自分の意見を言えない・・」

 

「他人と一緒にいると

自分の気持ちがなんかよく分からなくなる・・

 

何が欲しいのかも

どっちに行きたいのかも

とたんに分からなくなる・・

 

一人なら自由にいろんなこと思いつくのに・・

一人ならやる気が湧いてきて、なんでもできる気がするのに・・」

 

という方いませんか?

 

 

実は私もそういう人だったのですが・・・。

 

 

なぜこういう状態になるのかと言えば

原因はいくつかあるのですが、

 

その中のひとつに

”アダルトチルドレン”が考えられます。

 

 

アダルトチルドレンとは一言で説明すると、

 

『幼少期に親子関係の中で様々な事情があり

本来「年相応の子供として、子供らしく生きるべき時期」を

十分に子供らしく生きることができなかった人で、

その子供時代の心的ダメージが残ってしまい、

大人になってからも実生活に何らかの影響がある人』

 

と言えます。

 

(*「幼少期に」子供らしく生きれなかった

ということから始まっているのですから、

もちろん、ご本人は何も悪くなかったのです。)

 

 

アダルトチルドレンは

幼少期に生き残るために

 

親の顔色を見て

親の考えを想像して

親の機嫌を損ねないように

親の期待に沿えるように

ずっと頑張ってきた人が多いです。

 

これは、いつも親のことに意識が向いている状態ですよね。

 

 

このことが、大人になってからも

人間関係の中で、繰り返されるのです。

 

いつも他人の顔色や気持ちなどに

意識が向いてしまうのです。

 

しかも、それはほぼ無意識に起こってしまうことです。

 

 

だから、

他人と居ると、無意識のうちに

いつも相手のことを考えてしまいます。

 

いつも相手の気持ちを想像し

相手に気を遣ってしまいます。

相手優先です。

 

そうしていると

自分の気持ちを考えることは後回しになります。

 

すると、

自分の意見とか自分の気持ちとかを

感じてる暇はありません。

 

だから、

他人と過ごしても満足感が少ない・・

なんか窮屈で楽しめない・・

となって、

 

もう面倒くさいから

ひとりの方がいいや・・

となってしまうかもしれません。

 

これでは、悲しいですね。。

 

 

あなたが、もしも

「他人と居ると、

自分の気持ちを出せなくなる、

自分の気持ちが分からなくなる」

としたら、こんなことが起きている可能性があるのです。

 

*「他人と居ると、

自分の気持ちを出せなくなる、

自分の気持ちが分からなくなる」

ことの原因は一つではありませんから、

上で書いたことはその原因の可能性の一つです。

 

 

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