摂食障害を心理カウンセリング/セラピーで改善へ

 

摂食障害を心理カウンセリング/セラピーで改善へ

【アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、” 摂食障害を心理カウンセリング/セラピーで改善へ”です。

 

摂食障害の辛さ

摂食障害はとても辛いものです。

「食べたいけれど、食べてはいけない」という引っ張り合いの状態ですから。

いつも食べたいのに、いつも我慢しなければならない。という状況、とても辛いことですよね。

 

そして、やがて・・・以下のようになっていくのです。

・体重、体型のことをいつも過剰に気にしていて、一喜一憂してしまう

・少し食べただけで、食べ過ぎたと後悔して自分を責める

・食べる時は、いつもカロリー計算をしてしまう

・安心して食べることができない、ダイエットのことばかり考えている

・（我慢しているから）食べ物のことが頭から離れない

・食べることを止めたいのに、止められない

 

こうなると、食べることに振り回されている状態、そして、悪循環にはまってしまっている状態ともいえるかもしれません。。

 

摂食障害のきっかけはダイエットでも

摂食障害のきっかけは、ダイエットという人が多いようです。

やはり女性は体型を気にして、ダイエットに関心がある方は多いことでしょう。

また、「ストレスによる過食」から摂食障害になってしまう方もいらっしゃいます。

 

「きっかけはダイエット」、「ストレスによる過食」だとしても、これらは表面的なものであり、摂食障害には心の問題が関係していることがほとんどです。

 

原因となっている心の問題は個人差があって、細かい部分はお一人お一人で違うものですが、例えば・・

・満たされていない心・漠然とした空虚感を食べることで埋めようとしている。

・ストレスや心の辛さをどう扱っていいのか分からず、つかみどころのないモヤモヤ感やイライラを食べることで消そうとしている。

・人間関係がうまくいかない、辛い思いをすることが多いことからのストレス

・人間関係で言いたいことを言えずに、いつも自分を抑えて他人に合わせている。

・自分に対するいらだち、自分を責める気持ちから一時的に抜け出したくて食べている。

などです。

細かい部分はお一人お一人違うところなので、ここはカウンセリングで詳しくお話をうかがって、その後の改善方針・対策を考えて行きます。

摂食障害につながる心の問題・メンタルブロックを特定して、そこへのアプローチをしていきます。

 

自分の心の声に気づいてあげよう

心理カウンセリングをしていると、自分で自分の気持ちがよく分からないという方もいらっしゃいます。

「なんかうまくいかない、なんかつらい、なんか心が満たされない。すっきりしない。イライラする。もやもやする・・」など、”なんか辛い”けれど、”何が辛いのか分からない”という状態です。

このつかみどころのない”なんか”しんどい・・が、過食につながっている方もいらっしゃいます。
”なんか”しんどい・・という状態は、とても辛いのです。

そんなあなたは、まずは、ご自身の本当の心の声に気づいてあげて寄り添ってあげること、そして、満たされていない想いを癒して満たしてあげることが必要になります。

 

摂食障害につながるメンタルブロック

摂食障害につながるメンタルブロック（心の問題）でよく見られるものは以下です。

・空虚感、満たされない心、寂しさなど

・幼少期の愛着障害（心が満たされていない）

・ありのままの自分ではいけない、自分を認められない

・他人からの評価が気になる、他人軸

・自分を責める、自己否定・自己攻撃

など

 

原因は一つの場合もあれば、いくつかからみ合っている場合もあります。

心理カウンセリングで、原因を特定して、必要な心理セラピーを行います。

 

 

摂食障害を乗り越えて、本来の自分を取り戻そう

摂食障害はとても長引きやすく本当につらいものです。

私も体験者として、その辛さを知っています。

摂食障害が長引くと、失うものも大きいですね。。

栄養のかたよりで体調も悪くなりますし、うつにもなります。

若いときの大切な時間を摂食障害に振り回されてしまってはもったいないですよね。。

なるべく早く良くなって、その辛さから抜け出せることを願っています。