うつ・憂うつ感｜うつは副産物。うつになる原因の方をよく見ていきましょう。

うつ・憂うつ感｜うつは副産物。うつになる原因の方をよく見ていきましょう。

【アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、”うつ・憂うつ感｜うつは副産物。うつになる原因の方をよく見ていきましょう。”です。

うつは副産物。うつになる原因が大事。

憂うつ・うつになるのは、「〇〇がうまくいっていない状況が重なったため」「〇〇がうまくいかないストレスが許容範囲を超えたため」ということが多いです。

つまり、憂うつ・うつは、「〇〇がうまくいってない」ことの副産物。二次的に生まれたものなのです。二次障害と言ったりもします。

よって、憂うつ・うつを改善しようとする場合、心理セラピーでは「〇〇がうまくいってない」ということをしっかり見ていきます。

病院の薬は「憂うつ・うつ」そのものへ働きかけるものが多いですが、一時的な対症療法とも言えます。薬ももちろん一時的には必要で効果を発揮する場合は多いですが、それだけでは根本改善にはならないこともあります。

こちらで行っている心理セラピーでは、うつになる”きっかけや根本原因”になっている部分の方を重視して扱っていきます。

憂うつ・うつの根本原因とは

憂うつ・うつの根本原因とは、例えば・・

人間関係がうまく行かない、仕事がうまくいかない、ストレス、過労、責任・負担を背負いすぎている、他者からの叱責、自分を責める性格、思い通りに運ばない日々、入試・就職などの転機での失敗、アダルトチルドレン、対人恐怖症、ひきこもりなど様々なものがあります。

また、慢性的に辛い状況が積み重なることで、憂うつ感・うつにつながることも多いです。

また、性格傾向として、真面目すぎる、頑張り過ぎる、責任感が強すぎる、他人の負担を背負う、断れない、いい人、怒れない、自責傾向が強い、ストレスに弱い、といった方もうつになりやすいと言われます。

いくつかの条件が重なることでうつが発症するので、「うつは誰でもなりうる」ということで「心の風邪」とも言われますね。

ただ、やはり「うつになりやすい」傾向の方はいらっしゃいます。

そのような方には、うつを引き起こしやすい「性格傾向や考え方の癖やストレス耐性」の部分へのアプローチを行い、うつになりにくい傾向に変えていくような心理セラピーを行います。

つまり「うつ症状そのもの」よりも、うつを引き起こしやすい「性格傾向や考え方の癖やストレス耐性」の部分、つまり「根本原因」を見て行くことが大事なのです。