アダルトチルドレン～母親（毒親、毒母）の影響

アダルトチルドレン～母親（毒親、毒母）の影響

【アダルトチルドレン・うつ・対人恐怖症・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、”アダルトチルドレン～母親（毒親、毒母）の影響”　です。

 

アダルトチルドレンを生み出す母親

アダルトチルドレンのカウンセリングを行う中でも、やはり母親から子どもへの影響の大きさには、驚かされることが多いです。

アダルトチルドレンの方は、幼少期に機能不全家族の中で育ち、”子どもの頃に十分に子どもらしくいられなかった”のですが、やはり親からの影響はとても大きいです。

父親からの影響、母親からの影響、それ以外からの影響、いくつかの状況の組み合わせによる影響があり、各人で状況は違いますので、個別のお話を聴かないと見えてこない部分は沢山ありますが、

その中でも、やはり母親からの影響は大きい場合がよく見られます。

なぜなら、私たちは誰もがお母さんから産まれ、子どもの頃は特に、母親から沢山の実質的なお世話をしてもらうことで、生きていけます。そこだけ見ても、誰にとっても母親とは特別な存在なのです、良くも悪くも。

もちろん、父親にも大切な役割がありますが、母親の役割と父親の役割は少し違うものです。

ここでは、アダルトチルドレンと母親の関係について焦点をあてて書いてみようと思います。

 

毒親、毒母と呼ばれる母親たち

「毒親、毒母」という言葉がここ数年流行っていますね。

”子どもに悪影響を与える、毒になる親、母親”という意味で使われている言葉です。

 

「毒親、毒母」と言うと、強い表現ですが、

本当に「毒親、毒母」と言えるぐらい、母親から辛い思いをさせられてきた、という方ももちろんいらっしゃいます。

「毒親、毒母」とまでは言いにくいけれど、、、でもやっぱり、母親からの影響が相当大変だったというような方もいらっしゃいます。

 

表現は違っても、幼少期にどんな思いをしてきたのか、そして、今もどんなふうに苦しいのか、

そこはご本人の感じていることが、本人にとっての”真実”です。

本当の気持ちは、本人にしか分からない。のです。

 

だから、周りの人がなんて言おうと、、、誰も味方してくれなくても、、、

自分の気持ちを押込めたり、なかったことにしないでくださいね。

「気のせいだ、私が気にしすぎなんだ、私のとらえ方がおかしいんだ」などと、してしまわないで欲しいんです。

 

本当の気持ちをなかったことにしようとすると、その気持ちは永遠に消えません。

心の底でくすぶり続けます。

 

それらが、様々なメンタル不調を引き起こしたり、

逆に、「親とのわだかまり、いさかいが永遠に消えない」という状況につながってしまったりするのです。

 

だから、まずは、あなたはあなたの本当の気持ちを大切にしてください。

こちらのカウンセリングでは、あなたがどんな思いを持っておられても、どんな話を打ち明けられても、全く大丈夫ですので、ご安心ください。

 

 

アダルトチルドレンと毒親・毒母の関係

アダルトチルドレンの方のカウンセリングをしていて、最近特に多いと感じるのは、次のような母子の関係です。

・母親の過干渉・過保護

・母親の性格、母親自身の心の問題からの影響（母親が子へ求めるものがとてもレベルが高い、母親自身が心が満たされていない、母親が寂しいなどで子離れできない、など）

・母親なりのやり方、考え方、理想の押し付けになっている。子どもの話を聞いていない、見ていない。

・母親が大変そうで、母親をかわいそう、母親を助けたい、と子ども側が思っている。

など。

 

その他にも、

・虐待、とても厳しく接する

・ネグレクト、放任、

なども、やはり見られます。

 

状況は、各人で違うものですが、いずれにしても、幼少期の子どもにとって、とても過酷な状況です。

アダルトチルドレンの方は、小さいころから、たくさん我慢して、とても頑張ってきた人たちです。

それが今も続いているのなら、早く抜け出して、心地良く自分らしく暮らせる幸せを早く手に入れていきましょう。

 

 

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