過去の私（自己開示）｜20代後半・思い通りにならない日々

過去の私（自己開示）｜20代後半・思い通りにならない日々

【アダルトチルドレン・トラウマ・対人恐怖症・愛着障害～人間関係専門の心理カウンセリングルーム（神戸・京都・大阪・東京）】の心理カウンセラー中田です。

今回のテーマは、”過去の私（自己開示）｜20代後半・思い通りにならない日々”です。

 

以下「過去の私の悩み（自己開示）シリーズ」の続きです。

１、過去の私｜幼少期から高校までのお話

２、過去の私（自己開示）｜大学生の頃～人とうまく話せなくて・・

３、過去の私（自己開示）｜社会人（20代で無職・ひきこもり）　

４、過去の私（自己開示）｜ひきこもりから社会復帰へ

５、過去の私（自己開示）｜20代後半・思い通りにならない日々←このページ

 

派遣社員として大事にされながらも

20代後半の数年間、定時帰りの派遣社員をしていた時期がありました。

それまでの過酷な日々に比べたら、やっと生活が少し安定してきた頃です。

といっても、対人恐怖、緊張、ゆううつ感などは続いていて、心療内科などに通院しながら薬を飲みながらだったり、収入も生活ぎりぎりだったりではありましたが。

それでも、会社に行き続けることができたというのは、私にとってはすごいことでした。

 

ただ、派遣社員として、穏やかな人間関係に囲まれて、社員の人たちからも大事にしてもらっていながらも、

相変わらず、「うまく話せない、人と居ると緊張して苦しい、ここに居ていいのだろうか」というような悩みは続いてはいました。

「期待に応えないといけない。嫌われたくない。」と思ってしまう、そんな心の問題を抱え続けていました。人間関係はいつも不安なものでした。

 

自分磨き。表面を飾るのはうまくなったけど。

この頃は仕事後のプライベートの時間も少しできて、やっと普通の20代らしい時間を過ごすようになりました。

といっても、それは表面上のもので、水面下には以前のままの大きな心の問題を抱えたままだったので、いくら表面をきれいに普通っぽく飾って作ってみても、それはとても不安定なもので、いつでも簡単に崩れるような感覚でした。

表面を無理やり飾って、内側のガタガタをなんとか隠して、ぎりぎり取り繕って、、そういう自分磨きを頑張っていました。

表面的には一見、普通っぽくできるようにもなったけれど、この頃も本当は、だいぶんしんどかったなと思います。

世間の流行に流されたり、いろいろ探し求めたり追い続けたり、空回りの努力を沢山して、、ほんと大変でした。。　

こんな自分じゃだめだと思っていて、他の人のようになりたいと思っていたりして、自分がなくて周囲に流されて振り回されたり。

そんなふうにジタバタもがいていた時期でした。

 

いくら外側をうまく作れるようになって、一見輝いているように見えたとしても、やはり水面下に問題を抱えたままでは、苦しさは続くんですよね。。

スルーしたり、フタしていても、やっぱり消えないんですよね。一度、ちゃんと見ないと。

これは、心理カウンセラーになった今、当時を振り返ると、あらためて本当にそうだったなあと思います。

 

転職。運命の会社へ

派遣社員で生活が落ち着いてきたのですが、将来の不安もあって、やむを得ず、また正社員に戻ることにしました。

やっと入社できた会社がまたとてもとてもハードな環境の会社で、（恐らく、客観的に見てもハードな会社で）、ある意味、私の人生を変えてくれた会社でした。

その会社に出会って、約7年間、社内の人間関係で沢山の大変な経験をしたおかげで、今の私があるとも言えます。

心理カウンセラーになれたのも、この会社に出会ったおかげだったのかもしれません。

そんな運命の会社。

今度こそ、自分のこれまでの内面の問題に、正面から向き合わざるを得なくなりました。

この会社に居た頃、やっと心理カウンセリング/セラピーに出会います。

 

次回に続きます・・

６、過去の私（自己開示）｜運命の会社との出会い　

 

●「過去の私の悩み（自己開示）シリーズ」一覧

１、過去の私（自己開示）｜幼少期から高校までのお話

２、過去の私（自己開示）｜大学生の頃～人とうまく話せなくて・・

３、過去の私（自己開示）｜社会人（20代で無職・ひきこもり）　

４、過去の私（自己開示）｜ひきこもりから社会復帰へ

５、過去の私（自己開示）｜20代後半・思い通りにならない日々

６、過去の私（自己開示）｜運命の会社（職場いじめ・パワハラの経験）