インナーチャイルドとは?|自己理解から”自分軸”を整える
インナーチャイルドのワークをセラピーの中で扱うことは、とても多いです。アダルトチルドレンで悩んでいる方やビリーフのテーマを持っている方など、あらゆる悩みの奥にインナーチャイルドのテーマがあると言っても過言ではありません。
こちらのセッションに来られる方の中には、インナーチャイルドについて知識がある方もいらっしゃいますし、全く知らない方もいらっしゃいます。どちらでも大丈夫です。必要なことはセラピーの中でご一緒に確認しながら進めていきます。
インナーチャイルドとは
インナーチャイルドとは、子どもの頃に感じた悲しみ、怒り、不安、寂しさなどが十分に扱われないまま心の奥に残り、大人になってからの思考や行動に影響している状態を指します。
「心の中の子ども」というイメージで語られることが多いですが、実際には過去の環境に適応するために身につけた反応のクセ、と理解するとより分かりやすいかもしれません。そのクセが今の人間関係や自己評価に影響し続けているのです。
こんな悩みに関係していることが多いです
「人に嫌われるのが怖くて、本音が言えない」「相手の反応が気になって、必要以上に気を遣ってしまう」「頭ではわかっているのに、同じところでつまずく」といった悩みは、性格のせいでも意志の弱さでもありません。多くの場合、過去に身につけた反応のクセが今も自動的に動いているだけです。
他にも、断れない、頑張りすぎてしまう、評価や空気に敏感で緊張が抜けにくい、褒められても素直に受け取れない、といった状態もインナーチャイルドのテーマが関わっていることがよくあります。
なぜそうなるのか
子どもは状況を論理で整理するより先に、体感で世界を学びます。親の顔色をうかがって育った、感情を出すと否定された、家の空気が不安定だった、期待に応えると褒められ外すと距離ができた、といった環境の中で、「迷惑をかけると関係が壊れる」「感情を出すと嫌われる」「頑張っていれば安全」といった前提が無意識に作られていきます。
大人になって環境が変わっても、この前提が残っていると、人間関係や自己評価が昔のルールで動き続けることがあります。
日常の中でできること
インナーチャイルドのテーマは、過去を掘り続けることが目的ではありません。今の反応に気づき、少しずつ現実の中で運用を変えていくことが大切です。
まずは自分によく出る反応に名前をつけてみることから始めると、反応が「自分そのもの」ではなく一時的な現象として扱えるようになってきます。「先読みスイッチが入った」「過剰に背負うモードになっている」というように、短い言葉でラベリングするだけでも変化が起きやすくなります。
また、日常の中で小さなNOを試してみることも有効です。「今日は難しいので明日なら可能です」「少し考えてから返事します」といった、低リスクの場面から練習していくと、NOを言っても関係が壊れないという体験が少しずつ積み重なっていきます。
一人で難しいと感じたら
インナーチャイルドのテーマは、知識として理解できても、なかなか自分一人では動かしにくいことがあります。反応が無意識の自動運転になっているからです。
カウンセリングでは、自分の反応パターンを一緒に整理しながら、現実の中で少しずつ変化を作っていくお手伝いをしています。「何を話せばいいか分からない」という方でも大丈夫です。
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