なぜ私はいつも空回りするの? 理想を追いすぎて苦しくなる人の心理と対処法
いつも“頑張ってるのにうまくいかない”感覚、ありませんか?
何かを変えたいと思って行動しているのに、
なぜか結果がついてこない。
「こんなに努力してるのに…」
「ちゃんと考えて動いてるはずなのに…」
「また失敗した。私ってやっぱりダメなのかも」
そうやって、がんばるほどに空回りして、
どんどん自分を責めてしまう。
——そんなふうに、理想を目指すことが
いつの間にか「苦しさ」になってしまっている人がいます。
この記事では、そんな“理想を追いすぎる苦しさ”の背景にある心理と、
そこから抜け出すためのヒントをお伝えします。
理想を追いすぎる人の心にあるもの
理想を持つこと自体は、悪いことではありません。
むしろ、理想を持てるというのは「もっと良くなりたい」というエネルギーがある証拠。
でも、そこに「苦しさ」や「自己否定」がセットになっているとき、
その理想はあなたを導く光ではなく、
あなたを追い立てる“プレッシャー”になってしまっているかもしれません。
「こうあるべき」が強すぎると、空回りしやすくなる
たとえば、こんな思考のクセがあると、
理想に近づこうとするたびに、自分を苦しめてしまいます:
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○○できなければ意味がない(完璧主義)
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もっと努力しなきゃ(自己否定ベースの努力)
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他人と比べて足りていない(他者基準)
こうした“内なる声”に押されるままに行動しても、
心はついてこないため、成果につながりにくく、
結果として「またうまくいかなかった」「私はダメなんだ」と空回りしてしまうのです。
空回りから抜け出すために大切なこと
✅ 1. 理想の“背景”を見つめ直す
あなたの理想は、本当に「あなた自身の願い」でしょうか?
それとも、誰かに褒められるため、認められるためのものになっていませんか?
理想が「怖れ」や「不安」からきていると、
達成しても心は満たされず、さらに高い理想を追って疲弊してしまいます。
→ 「どんな自分でいたいか」から考え直してみることが、回復の第一歩です。
✅ 2. “理想”ではなく“心の土台”を整える
理想は、心が整っていれば自然と近づけることもあります。
逆に、心が不安定なまま行動しても、空回りしやすいのです。
土台を整えずに建物を建てると、傾いてしまうように。
心もまた、焦りより安心の上にこそ、本来の力が発揮されます。
→ まずは「今の自分を否定しない」「失敗しても責めない」ことから始めましょう。
✅ 3. 一人でがんばるのを、いったんやめてみる
理想に向かう道が苦しいと感じたとき、
「努力が足りない」と思って、さらに頑張る人がいます。
でも、がんばる方向がずれていると、進めば進むほど苦しくなります。
そんなときは、一人で抱え込まずに、
「どこで心がブレーキをかけているのか」
「どんな思い込みが動きを止めているのか」
を一緒に見つけていけるようなサポートを受けるのも一つの手です。
カウンセリングでできること
心理カウンセリングでは、
“理想に向かいたいのに、うまくいかない”背景にある
無意識の思考パターンや、心のブレーキを丁寧に見つめていきます。
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「理想を持ってもいい。でも、そこに向かう方法は今のままでいいのか?」
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「変わるために、自分を責める必要はあるのか?」
そうした問いに向き合いながら、
あなたらしい“理想との付き合い方”を一緒に整えていく時間です
最後に:理想を諦めなくても、もっと楽に生きられる
理想を持つことは、あなたの可能性を示しているもの。
でも、それが苦しみになるなら、
「理想を手放す」のではなく「苦しまない理想との距離感」を見つけてみてください。
目指すことをやめなくてもいい。
ただ、今よりも少しだけ、自分にやさしくなれたら——
あなたの理想にも、もっと自然に近づけるようになります。
🔗 次のステップへ(導線案)
STEP1:空回りの根っこを一緒に整理してみませんか?
まずは初回カウンセリングで、あなたのお話をじっくりうかがいます。
STEP2:もっと学びたい方へ、無料メール講座・LINEステップ配信もご用意しています