人と居ると、いつもの自分ではなくなってしまう。
うまく頭が回らなくなる。
顔がひきつって、表情が固まってしまう。
いつも考えていることも
全然出てこなくなる。
うまく話せなくなってしまう。
いつもは普通に考えられることが
考えられなくなって、
緊張したり、てんぱったりして
とてもしんどい。
すごく疲れる。。
ーー
カウンセリングをしていると、
よくいただくご相談の一つです。
この状況、とてもよく分ります。
ほんと大変ですよね。。
以前、私も会社に居た頃など特に
まさにこんな感じでした。
一人でいるときの自分と
人と居るときの自分が全然違う。。。
一人でいる時は
普通に沢山のことを考えられる。
心は結構、大人。というか、、
色々冷静に見ていて分かっている。
けれど、
人と接している時は
なんか全然違う人になってしまう。
浮き足だった、
なんかよく分らない軽い人になる。
自分がない人になってしまう。。
ぼーっとしてて天然で
何も見えてない、
分かってない
何も考えていない人
のようになる。
何かを表現しようとすれば
てんぱってあわあわして、
考えられなくなって
あたま真っ白になって
無理に笑ったりして
無理にあいづち打ったり
内面と外面が
まるで違う人になってしまう。。
内と外が一致していない
不思議な人になってしまう。。
そうなろううとして
そうなっているわけではない。。
無意識に「違う人間」になってしまう。。。
というか、
意識していても、
それでも「違う人間」になってしまう。。。
だから、
人を見る目がある人や
心のデキてる成熟した人は
私のことをちゃんと見てくれて
ちゃんと普通に接してくれた。
けれど、
人を見る目が
そんなに磨かれていない人や
心がまだ発達途中の人は、
私のことをすぐに誤解して
軽く扱ったり
意地悪したり
勘違いで怒るターゲットにしたり
した。
私自身、そんな経験を沢山してきました。
人がそんなふうに扱ってくる姿を
たくさん見てきました。
人と接してる時、
「ああ…誤解されとるなあ…」
「それ、誤解なんだけどなあ…」
と思うことは多かったし
人から外見で誤解されないようにと
いつもほんと気にかけていました。
けれど、
人と居ると「違う人間」になってしまう
というのは、
そうならないようにと
意識していても
どうしてもそうなってしまっていて
意識するぐらいでは
止めることが難しかったんです。
やがて、
私はカウンセラーとなって
緊張、敏感、テンパるなどのお悩みの
セラピーを行うようになって
当時の自分に
何が起きていたのか、
どうしたら良かったのか、
その謎が解けました。
当時、私が、
内面と外面が違う人になってしまうのも
人と居るとしんどいのも
人から誤解されやすいのも
不思議ちゃんといわれていたのも
ぜんぶ何が起こっていたのか分りました。
そして振り返れば、
本来の自分で居られない
本来の自分を出せていない
誤解される
って
ほんとすごく悲しいことでした。
改善するためにと、
いろいろいろいろ考えたり
変わろうと意識したり…
練習したり…努力したり…
そんなことは沢山沢山したけど
そんなことぐらいでは
変えられないことですしね。。
いやほんと、当時、
どう頑張っても
どんなに頑張っても
どうすることもできなかったな。。
大変でした。
~
当時の私のようなことで
苦しんでいる人がいたら
ちゃんと楽になっていく方法があるので
希望を捨てないでくださいね。