緊張・不安・恐怖症関連の悩み(コラム集3)

 

緊張・不安・恐怖症関連の悩み(コラム集3)

自分に自信がない・人間関係が苦手・アダルトチルドレン改善の心理カウンセリングルーム(大阪・東京・オンライン)の心理カウンセラー中田です。

今回は、緊張・不安・恐怖症関連の悩み に関するコラム集3(過去記事集)です。

 

◎関連コラム集

緊張・不安・恐怖症関連の悩み(コラム集1)

緊張・不安・恐怖症関連の悩み(コラム集2)

緊張・不安・恐怖症関連の悩み(コラム集3) 

トラウマ・パニック・PTSDについて(コラム集)

 

◎このホームページの”緊張・不安・恐怖症関連の悩み”に関するおすすめ記事はこちらです↓。こちらも参考にしてください。

対人恐怖・社交不安・緊張・パニック・トラウマ (counseling-osaka.com)

 

緊張・不安・恐怖症関連の悩み(コラム集3)

ここからは、緊張・不安・恐怖症関連の悩みに関する記事集のページです。別ブログに書いていたものをここにまとめました。2014年~2021年の間に書いていた記事集です。

 

 

~~過去記事集はここから~~

 

 

恐怖・緊張する人は心も身体もとても疲れてる。

 

 

対人恐怖、視線恐怖や

人と居るだけで緊張する

という方は

 

電車に乗ったり

仕事や学校に行ったり

買い物に行ったり

コンビニに行くことさえ

 

すごく疲労しますね。

体力もすごく消耗するんですよね。

 

それは生物の身体の仕組みで

「生命の危機を感じた時」に

生じる反応が頻繁に起こっているからです。

 

小動物が肉食動物に襲われそうになったとき

生き残るために、必死で逃げたり戦ったりしますよね。

 

緊張症、恐怖症の方は

そのような反応が、

日常生活の中で頻繁に起こっているんです。

 

それは、相当疲れますよね。。

 

これは私も過去に経験があるので

どれぐらいしんどいのかは

よく分かるつもりなんですが

 

その疲労度は、

例えば

「仕事から定時終わりで帰ってきても

いったん横になって

1~2時間寝てからでないと

家事できない」ぐらいの

相当の疲労度です。

 


 

 

しかも、その疲労感は

「忙しくて、充実して疲れた」時の

疲労感とは、違う疲労感です。

 

体内に悪性の毒素みたいなものが

充満している感じの

なんとも言えないしんどさです。

 

といっても、疲労度は普段の生活で

万人共通の数値で表すことはできません。

 

なので、他の人には

なかなか伝わらないですね。

誰にも分かってもらえない。

ここがまた、つらいところです。

 

どんなに疲れているのか

誰にも理解してもらえない。。

悲しい。。悔しい。。

 

しかも、頑張り屋さんの傾向の皆さんは

自分がどれだけ疲れているのか

自分でもつかめていなかったりしますね。

 

「まだまだ、これぐらい平気」

「私だけじゃない。みんな

疲れてるけど頑張ってるんだ」

思ってしまってたり。。

 

 

「疲れやすい」というのは

日常生活に実質的な

悪影響を与えます。

 

自由に使える時間が減ったり

遊びのお誘いを断って

交友範囲が狭まったり

行動範囲が狭まったり

 

それに何より「疲れる」って

苦しいですよね。

「正当な疲れ」「標準レベルの疲れ」

なら、いいですよ。

でも、そうじゃないなら、それは

すごくしんどい。悔しい。。ですね。

 

 

そんな方は、一度心理セラピーや

からだ・セラピーを受けてみられませんか?

 

心理面の癒しのみでなく、

身体や脳内の反応をゆるめるなどが

有効な場合もありますので。

 

 

【恐怖症】頭では分かってるけど、どうしてもとらわれてしまう。

 
 

今日も対人恐怖関連のお話です。

 

 

前回の記事↓では、

 

http://ameblo.jp/cocoro-pi/entry-11987069052.html

まずは私自身の幼少期の体験を

書かせていただきました。

 

幼少期のことをなんだか

久しぶりに思い出したなあ~と

自分でもしみじみ・・しましたクローバー

 

私自身は、カウンセラーになる前に

カウンセリングをいろいろ受けて来たので

自分自身の悩みはもうずいぶん軽くなっていて

 

今では、幼少期のこととかを

思い出したり振り返ったりすることも

もうほとんどなくなっています。

 

もうだいぶん「とらわれ」「こだわり」が無くなった状態です。

 

といっても、もちろん人間だれでも

生きていれば様々な悩みは出てきます。

私も時々悩んでます、もちろん^^

 

でも、カウンセラーになった今は

悩みの仕組みや脱出方法が分かるので

早めに抜け出せるという感じですニコニコ

 

~~

さて、この「とらわれ」の話に関連して

今日の本題です。

 

この「とらわれ」から抜け出すことは

対人恐怖症のカウンセリングで

目指すところの一つでもありますビックリマーク

 

「とらわれなくなる」とは・・

 

人と居る時に、どんなに大汗かいていようが

人と話すときにどんなに赤面していようが

人と話すときに、どんなに震えていようが

 

自分が気にしなくなる状態とも言えます。

 

 

正確には、さほど、というか、ほとんど

気にならなくなる。といった感じです。

自然にそう思えてくるんです。

 

「まあ、いっか。まあ、汗もかくよね~」

ぐらいになるのです。

 

 

とは言っても・・・

 

「とらわれなければいい」

「気にしなければいい」

と言われても、

 

そんなの頭では分かっていてもできない・・

と思う方もいらっしゃるでしょう。

 

 

(もちろん、まずは頭で分かることもとても大きな前進ですので、

「気づいた」「分かった」というのも大切なことだと思いますが。)

 

けれど・・その次のステップとして

「頭で分かってても、実際はうまくできない」

となることもやはりおおいにあり得ます。

 

確かに

頭で分かることと実際できるようになることは違いますもんね。

そこが難しい壁でもあります。

 

 

頭で分かっただけではできないことには

無意識の部分に強固なメンタルブロックが

隠れていたりします。

 

無意識の力は、頭で理解する(思考)力よりも

ずっとパワーが強いので、そっちに引っ張られます。

 

なので、

頭では分かってても実際はできないという場合は

無意識のメンタルブロック(思い込み、癖など)を

書き換えていくということをやっていくといいのです。

 

これは、自分では少し難しいので

専門家のもとで心理セラピーで行うのが

早いしおすすめです。

 

 

 

【私の対人恐怖症】幼稚園で一回も絵を描けなかった…

 

今日は自分の経験を書きたいと思います。

 

私の対人恐怖に関連する記憶は

幼稚園に入る前、3歳ぐらいの時からあります。

 

ひとつは、友達に

「そのアメ、もう一個ちょうだい」と

どうしても言えなかったお話です。

 

「もしかしてイヤと言われるかもしれない」

「年下の優しそうなこの子に、もし断られたら・・。」

と考えていたと思います。すると

どうしても言えませんでした。

 

そしてもう一つ、

幼稚園では絵が描けない子でした。

恥ずかしくて。。

 

先生が横で見てると

「これを描いたら、先生がどう思うのかな?」

と考えて恥ずかしくて書けなかったんです。

 

 

「絵が描けない」は

小学校1年ぐらいまで続きました。

 

でも、家に白紙の画用紙を持って帰る時に

「幼稚園でもダメな子でデキない子で

お母さんを悲しませてきた。

小学校でもまだ皆と絵が描けないなんて・・。

お母さんを悲しませたくない」と思って

 

自宅に帰ってから玄関先で

こっそり急いで鉛筆で絵を描いて

「今日、学校で描いたんだ」と嘘ついて

報告したというエピソードもあります。

 

今、思えば、せつないお話です。。

 


 

 

 

こんなふうに私は幼稚園前から

 

「相手は私のことをどう思うのかな?」

「断られたらどうしよう」

「ダメな子と思われるかな?」

と「他人の目」を気にしていました。

とてもとても恥ずかしがりな子でした。

 

対人恐怖症の始まりとも言えるエピソードです。

幼稚園からずでに始まっていたんですよね。

 

正確に言えば、その前からですけど…。

 

これをベースに、その後の人生でも

いろんなことが積み重なっていったのです。

 

小学校はまだ奇跡的にマシだったけど、

それ以降、中学校、高校、大学、社会人と

私の対人恐怖症はどんどん加速していくわけです。

 

いや、ほんともう大変でした。

ずっごい悩みました。

 

続きはまた書きます。

 

 

【私のセラピー体験】人に近づけない、話しかけられない悩み

 

 

私の過去もそうでした。↓

 

人に話しかけられない

面と向かって、目を見て話すのも苦痛

廊下で人とすれ違うまでの間が苦痛

人が近くにいるだけで息苦しい

デスクに居るのは最高に苦痛。いつも窒息気味。カチコチに緊張。

休めるのは一人の時だけ(職場のトイレの中とか!^^)

 

こんな状況がずーーーっと続いていました。

 

相当しんどかったです。

体力的にも毎日すごく消耗していました。

毎日がぎりぎりの精一杯で

悲壮感を抱えた日々でした。

 

こんなことが続くと

やがて、こんなふうにも思えてきました。

 

そもそも私は、人と話したくないのかもしれない・・

そもそも私は、人と居たくないのかもしれない・・

そもそも私は、人が嫌いなのかもしれない・・

 

なんだか、もう、分からなくなってきて

あきらめようとしたことも・・ありました。

 

 

でも、やっぱりどうしても

人のことをあきらめきれなくて

心理療法(セラピー)を受けたりするように

なりました。

 

 

今でもすごく心に残っているセラピーが

いくつかあります

 

そんな中で、すごく涙が止まらなかった

セラピーがありました。

もうずいぶん前のことですが。

 

その時の私は

「私、人になつけないんです。

人に近づけないんです。

人が恐いんです。」

という話から

始まったんだったと思います。

 

私は幼少期の「愛着の問題」も

かかえていましたので、

そんな方向のセラピーになりました。

 

そのセッションで、すごく涙が流れました。

それが、かつて一度も

経験したことない種類の涙でした。

 

マンガにあるような

本当に滝のような大量の涙が

どーーーっと流れていました。

しかも無心の涙だったんです。。

 

それまで、幾度となく

たぶん人並み以上に

(いつも密かに職場のトイレとか

帰り道とかジムのプールの中とかで^^;)

泣きまくってきた私でしたが

それまでのどんな涙とも種類が違うものでした。

 

自分でもすごく不思議な感覚でした。

悔しくもない悲しくもなく

嬉しいのかも分からない

なんなのか分からないのに

こんなに沢山の涙が。。

これ、ほんとに涙なの??というぐらいに。。

 

心の一段さらに深い所から湧き出た

涙だったんだろうなと思います。

 

あの時の感覚は今でも忘れません。

 

自分が体感したセラピーのことは

やっぱりなかなか忘れません。

 

本を読んだり、思考を使うのも

とても大事だし、確かに効くけど、

その一方で

身体で感じるセッションも良い!

と私は思ってます。

 

声を出したり

耳で聞いたり

体温を感じたり・・

身体で表現したり・・
涙を流したり・・

 

実際の体験が心の奥に届いて、

そして記憶に強く残ります。


 

 

【恐怖症の克服】慣れとか度胸とかそういう問題ではないです

 

今日は恐怖症の克服方法についてです。

 

あなたは、

対人恐怖、不安、緊張、パニック症などを

克服しようと思って

 

似たような状況に果敢に「挑戦する」

ということを繰り返しておられる方

いませんか?

 

くり返しくり返しその場面を体験すれば

きっと「慣れる」はず

というお気持ちから

 

毎回勇気をふりしぼって

苦しい挑戦を繰り返している

という方、いらっしゃいませんか?

 

そのすごい勇気と

何度でもトライするその根性、

本当にすごいことだと思います。

 

 

実は、過去の私もやっていました。

 

不屈の精神で、ぎりぎりの挑戦を

続けていました。。

本当に辛かったです。

 

でも、そうしてすごく頑張っていても

ほとんど良くはならなかったんです。

 

むしろ、苦い体験が積み重なってしまうと

余計に症状が悪化したりします。

 

恐怖体験の上書きになってしまっていました。

 

 

私は過去には

恐怖症の克服のためのカウンセリングを

何度か受けたこともあったし

本を読んだりもしたのですが

正直いって、いまいちつかめなくて

効果もあまり分からなかったです。

 

私は心理の専門家になってから、

やっと恐怖症の克服法のコツがつかめました。

やっぱり細かい微妙なコツがありますので

 

そのような経験もふまえて

カウンセリングをしています。

 

大変さはすごく分かるので、

早く抜け出して、普通の人のように

楽しく、もっと楽に、暮らしましょう!

 

 

不安・恐怖で一歩が踏み出せない時の簡単な方法

 

あなたは、

「不安・恐怖で一歩が踏み出せない」ときってありますか?

 

 

「不安・恐怖があって一歩が踏み出せない」という時に、

自分で自分の心に寄り添う簡単な方法を一つお伝えします。

 

 

自分にこんな質問をしてみましょう。

 

 

「もしも、これをしたら、

 

何が起こってしまいそう?

 

最悪どうなってしまいそうですか?」

 

 

とてもシンプルですが、大切な質問なのです。

 

 

この質問で、自分の恐怖・不安に向き合うことが出来始めます。

 

多くの場合、恐怖・不安は直視すると消えていくものなのです。

 

 

対人恐怖症のセラピーではどんなことをするのか

 

今日は私の「対人恐怖症のカウンセリング」では

どんなことをするのか書いてみたいと思います。

 


まずはどんなときに

緊張するのか、不安・恐怖を感じるのか

お話しいただきます。

 

もちろん話せる範囲で結構です。

 

すらすら話せる必要も全くありません。

 

話が出てこないなら

こちらから質問もさせていただくので、

カウンセラーの質問に簡単に

答えていただくだけでも大丈夫です。

 

そのお話いただいたことをもとに

悩みの本質を探っていきます。

 

どんな問題が絡み合っているのか・・

根本原因はどこなのか・・

 

 

そして、その時のお悩みの状況に

合わせて、一番効果的と思われる

アプローチをしていきます。

 

対人恐怖症、緊張、あがり症への

アプローチ法はいくつもあります。

 

もちろん、一つのアプローチが

ぴったり効く場合もあります。

それでほとんど改善していく場合もあります。

 

一方向からのアプローチだけでは

足りない場合もよくあります。

 

悩みの種類や深さやよってそこは様々です。

 

そういう場合は、いくつかの方向から

アプローチしていきます。

 

例えば、

感情を癒す、感情の扱い、コントロール

思考・考え方の癖

深層心理の思い込みの書き換え

無意識に起こる身体の反応

脳の反応

コミュニケーションの方法

などなど・・・です。

 

 

 

 

 

 

根拠のない自信があればどんなに生きやすいか

 

 

前回の記事で「自信がない」について書きました。

 

その続きを今日は書こうと思います。

 

「いつも自信がない」と悩んでいる方は

いったいどうしたら

自信をつけられるのでしょうか?

 

そもそも自信にも大きく分けて

 

2つあります。それは

・根拠のある自信

・根拠のない自信

です。

 

ここでいう

「根拠のある自信」というのは

 

十分に練習することで、自力で

手に入れることができるような自信

 

 

「根拠のない自信と」いうのは

 

十分に練習するだけでは

カバーしきれないような、

もっともっと心の奥底にあって

自分自身の人格の一部を

形成しているような自信

(=自己肯定感)


です。

 

うまく伝わりましたでしょうか・・・あせる

 


対人恐怖、不安・緊張などで

悩んでおられる方には

 

この「根拠のない自信」を

得られていないために

対人恐怖になっている方も

多くいらっしゃいます。

 

この「根拠のない自信」はおもに

幼少期に親からの関わりなどから得られる部分

とも言えますので

 

今「根拠のない自信」を持ててないのは

「自分自身のせい、自分が悪いから」

ではありません。

 

自分を責めないでください。

 

 

「根拠のない自信」は

幼少期に親との関係で得られるのなら

「今からでは手遅れやん・・」と思われた方、

 

大丈夫です。安心してください。

大人になった今からでも作っていけるのです。

取り戻せます。

 

 

大人になってからの

人との関わりの中で時間をかけて

作っていくこともできます。

 

運よくすばらしい先生、先輩、配偶者などに

会った場合などにそれが可能になることもあります。

 

 

また、心理セラピーでは

比較的短い時間で「根拠のない自信」を

作っていくことができます。

 

自然と出会った人との関わりの中で

取り戻していくよりは、かなり時間短縮になります。

 

 

こちらのセラピールームでも、

そういうセラピーをしています。

 

【過去の私】幼稚園からすでに人が怖くて…

 

今日は私の対人恐怖症の体験談書かせていただきます。

 

私の対人恐怖症の歴史はとても長いのです・・

 

私の場合は愛着障害とか

アダルトチルドレンの問題とか

いろんな問題が絡み合っていましたので、

純粋に「対人恐怖症」だけではなかったのですが・・

 

といっても

 

「対人恐怖」の症状で悩んでおられる方の

多くがそうで、いくつかの要因が絡み合って、

対人不安を持つようになることは多いです。

 

 

私の場合は

 

「相手の人がこう思ってるかもしれない」

という他人の気持ちを考えて

不安が強く出てきたのは中学生ぐらいからでした。

 

 

小学生の頃は、まだましな方だったんです。

とはいえ、人見知りだったり、

人前で歌が歌えなかったり

はしていましたが…。

 

 

覚えている範囲で最初は、

幼稚園入園前ぐらいからで

 

「私は受け入れてもらえないかも」

「私の願いは聞いてもらえないかも」

「これを頼んでも断れるかも」

という不安は持っていました。

 

この時は「相手の気持ちを細かく想像して」

不安になっていたわけではありませんが

 

「相手の反応が怖い。不安」

「傷つきたくない」

というような恐怖感です。

 

幼稚園の頃からすでに

人と一緒にいることも人と近づくことも

怖かったんですね。

 

ピアノの後ろが安全な隠れ場所でした。

 

 

というわけで、

一番しんどさを自覚したのは中学生以降でしたけど、

既に幼稚園の時には暗黒時代の序章が始まっていました。。

 

 

昔から自尊心も低かったです。

 

「自分なんてだめだ」というものが

心の底にずっとあったのでしょう。


それらもあって

特に中学生以降、対人恐怖にも

拍車がかかったのでした。

 

自尊心の低さが根底にあって、

自分なんてだめだと思っているから

 

 

他人の目を気にして

他人の気持ちを想像して

他人のジャッジ・批判を気にして

常に警戒態勢でした。

 

それは緊張しますよね。

 

 

また、

おそらく親の影響もあり

私の中には小学生のころから

「ちゃんとした人でいなくては・・」

「できる人にならなくては・・」

という気持ちが強くありました。

 

これもまた対人恐怖症に大きく拍車をかけていました。

 

ーーー

 

こんなふうに、対人恐怖症にも

様々な要因があって、

いくつかの要因が絡み合っていたります。

 

まずは、それらの絡み合っているものを

ひも解いて、整理して、

そこに必要な癒しを起こすことで

前に進んでいけるんです。

 

 

対人恐怖症、社交不安障害(SAD)、あがり症とは

 

 

今日は対人恐怖症、あがり症についてです。

 

社交不安障害(SAD)という分類名もあります。

(私は分かりやすいように昔ながらの呼び方

「対人恐怖」を使って書いています。)

 

 

どんな症状が出るのかというと

人に接するときに極度に緊張し、様々な身体症状が起こります。

 

発汗、赤面、手足の震え、表情がひきつる、頭が真っ白になる、呼吸が浅くなる、時々呼吸を止めてしまう、心臓がどきどきする、人の視線を怖いと感じる、人と会うとすごく疲れる、緊張のあまり話が出てこない、考えていたことと違うことを言ってしまう

など。

 

ご本人にとって、この症状はとてもつらいもので、
本人はその症状をとても気にして、苦しみます。

 

他人に不快な思いをさせていないだろうか

他人からへんな人だと思われていないだろうか

など悩み、対人関係に大きなストレスを感じるようになります。

 

そして、苦痛のあまり対人関係を避けるようになり、社会生活や対人関係でなんらかの支障をきたしてきます。

 

例えば

人と接する仕事を選べない

職場のデスクで電話を取れない

デスクルームに座っているだけで苦しい

仲間の集まりに参加できない

人と食事できない

雑談に入れない

人の目を見れない

など。

 

症状が強い人は、

電車に乗れなくなったり、外を歩けなくなったりします。

 

このように症状は様々ですが、いずれにせよとてもつらいものです。

生活にも支障をきたすので、苦労は大きいです。

 

ーーー

もしも、あなたが上のような状態で悩んでいるとしたら…

 

「対人恐怖さえなければ

できることがたくさんあるのに・・

もっと快適に楽に毎日を過ごせるのに・・

 

本当はたくさん話したいし

本当はたくさん交流したいし

あそこにもここにも行きたいのに・・

 

なんでこんな苦労しないといけないんだ・・

いつになったら治るんだ・・

本当にどうやったら治るんだ・・」

 

と、こんな気持ちになっているかもしれません。。

 

 

私は過去、かなりの対人恐怖症でしたので、

その苦労は結構分かるつもりです。ほんと大変でした。

 

でも、今ではほとんど気にならなくなりました。

 

心理セラピーを受けるなどして、

以前とは別人のように変わりました。

今では普通に快適に暮らしています。

 

あなたも、きっとそうなれます。

 

 

【緊張症・対人恐怖】意志の力や考え方の問題ではない

 
 

今日は緊張症、対人恐怖に関するお話です。

 

 

対人緊張の方は

 

人と面と向かうだけで

人が近くに寄ってくるだけで

 

緊張して

身体がこわばって、固まりまったりします。

気付けば、息を止めたりしています。

身体が震えたり

大汗が出てきたりします。

 

これは意識してこうなってるわけではなく、

もう自然に起こります。

無意識です。条件反射的にです。

 

 

そして、意識上で、意志の力や考え方で

「違う、怖くない。」「緊張しない」

と止めようとしても止まるものではありません。

 

震えや汗など身体の反応も

止めようとしても止まるものではありません。

 

 

潜在意識に深く刻まれた過去の記憶が

支配している反応ですから。

 

意識の力で太刀打ちできるものではありません。

 

意識より無意識の方がだんぜんパワフルですから。

 

 

カウンセリングでは

この無意識領域にある過去の記憶を

書き換えて緊張反応を減らしていくお手伝いをしています。

 

 

また、もしご自分だけでなんとかしたいと思われる場合は

 

「怖い」「固まる」という反応がでてきたときに

まずは「うん、怖いんだね」と

認めて受けとめてあげることから

やってみてください。

 

また、

「緊張」「恐怖感」などの感情をとことん感じつくす

というのも一つの重要な方法です。

 

ただ、これは一人で取り組むことが

難しい場合も多いので、

 

ここについては、専門家の力を借りて

一緒に取り組むことがおすすめだと思います。

 

 

(こちらのセラピールームでも

そのような緊張・恐怖・トラウマなどに

関するセラピーもやっています。)

 

私の過緊張にも効いた「身体からのアプローチ」

 

私は長年、緊張症でしたかお

 

過去の記事でも書きましたが

 

会社の朝礼の挨拶当番でぶるぶる震えたり、

商談で大汗かいてたり

人と面と向かって話すとなると顔がこわばったり、

まぶたの周りがぴくぴくしたり、

頭の中が真っ白になって、あわわっ(汗・汗・汗っ)

 

・・となることもしゅっちゅうでした。

 

 

今でも完全にこれらの症状が消えたわけではありませんが、

でも、以前に比べたらぜんぜん楽になりました音譜

 

 

というか、もう大汗かいてても、ぴくぴくしてても

正直、気にならなくなったのです。

 

「あ、汗かいてるなあ。ま、いっか」という感じですかお

 

 

(人間誰でも、ある程度の緊張は当たり前のことですし。むしろ良いことでもあるんですよね!)

 

 

といっても、こうなるまでには私は相当悩みましたし、改善できる方法を探しまくりました。

 

楽になりたかったので、いろんなアプローチをしました。

心の面、パフォーマンスの的な面、身体の面などなど。。。ヒヨコ

 

 

そんな中で、今日は私にとってすごく効果のあった「身体からのアプローチ」について書いてみようと思います。

 

これはおもに手でのひらや指先での「タッチ」によるアプローチですパー

 

タッチによるアプローチというと、リンパマッサージ、コリをほぐすマッサージなどを想像されるかもしれませんが、それらとはちょっと違うものです。

 

各人で「緊張・恐怖等」の症状に効くポイントがあり、そこを見つけタッチケアしていきます。

 

 

私はこれがとても効きました!

それまで、本当にいろいろなアプローチを試みてきた中で、意外にもこの「タッチによるケア」の効き目はかなり大きかったのですクラッカー

 

 

続きは、また次の記事で書きます~

 

緊張をゆるめる方法(意識の向け先)

 

私の緊張症の歴史は長かったので、いろんな解決法を試してきました。

 

そんな中で、今日は「意識の向け先」について書きたいとおもいます。

 

 

緊張している時は、相手ではなく「自分に意識が向いている」ことが多いです。

 

 

*といっても、もう少し細かく言うと、相手の評価を気にする(相手基準に意識が行く)ために、

自分の言動に意識が向いている という形が多く

つまり、相手にも自分にも意識は向いているわけなんですが・・・。

 

 

なぜなら、

緊張しやすい人は、だいたい心優しくて、自分の言動を振り返って反省したりする方が多いんですよね。

 

(なので、緊張症の人の多くは、他人に意地悪したり危害を加えたりとか、そういう「他人への攻撃」をしない方たちです。

良い人がほんと多いですよね。)

 

 

 

「自分に気が向いている」というのも、「他人の見方、反応」を気にすることから生まれているとすると、

これはある意味良い一面でもありますが、過剰すぎるとしんどい面ですね。

 

 

あなたもそうだとしたら、

「他人の見方、反応を気にしすぎてしまう」ようになった原因はいろいろあると思います。

カウンセリングなどで、一度、ご自分の緊張症のメカニズムをひも解いて、根本解決を目指すのがとてもとても効果的な方法ですが、、、

 

 

今日は、日常生活でご自分で簡単に挑戦できる「緊張をゆるめる方法」をお伝えします。

 

その一つは「周りをよく見る」ということです。

 

 

は??と、ちょっと拍子抜けたかもしれませんが・・・

シンプルですが、これ大事です。

 

緊張しそうな時、緊張してる時、あえて周りをよく見るのです。

 

 

たとえば、電車の中なら

前の席の人がどこを見ているのかを観察するとか

何人がスマホを見ているか数えるとか。

 

たとえば、1対1でお話し中なら、

相手の髪型とかネクタイを観察するとか。

 

 

効果としては、

よく見ると、安心するんです。

また、

違うところも視野に入れると、気をそらすことができて、楽になるんです。

 

これ、試しにちょっとやってみてください音譜

 

 

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