対人恐怖、視線恐怖や
人と居るだけで緊張する
という方は
電車に乗ったり
仕事や学校に行ったり
買い物に行ったり
コンビニに行くことさえ
すごく疲労しますね。
体力もすごく消耗するんですよね。
それは生物の身体の仕組みで
「生命の危機を感じた時」に
生じる反応が頻繁に起こっているからです。
小動物が肉食動物に襲われそうになったとき
生き残るために、必死で逃げたり戦ったりしますよね。
緊張症、恐怖症の方は
そのような反応が、
日常生活の中で頻繁に起こっているんです。
それは、相当疲れますよね。。
これは私も過去に経験があるので
どれぐらいしんどいのかは
よく分かるつもりなんですが
その疲労度は、
例えば
「仕事から定時終わりで帰ってきても
いったん横になって
1~2時間寝てからでないと
家事できない」ぐらいの
相当の疲労度です。
しかも、その疲労感は
「忙しくて、充実して疲れた」時の
疲労感とは、違う疲労感です。
体内に悪性の毒素みたいなものが
充満している感じの
なんとも言えないしんどさです。
といっても、疲労度は普段の生活で
万人共通の数値で表すことはできません。
なので、他の人には
なかなか伝わらないですね。
誰にも分かってもらえない。
ここがまた、つらいところです。
どんなに疲れているのか
誰にも理解してもらえない。。
悲しい。。悔しい。。
しかも、頑張り屋さんの傾向の皆さんは
自分がどれだけ疲れているのか
自分でもつかめていなかったりしますね。
「まだまだ、これぐらい平気」
「私だけじゃない。みんな
疲れてるけど頑張ってるんだ」
思ってしまってたり。。
「疲れやすい」というのは
日常生活に実質的な
悪影響を与えます。
自由に使える時間が減ったり
遊びのお誘いを断って
交友範囲が狭まったり
行動範囲が狭まったり
それに何より「疲れる」って
苦しいですよね。
「正当な疲れ」「標準レベルの疲れ」
なら、いいですよ。
でも、そうじゃないなら、それは
すごくしんどい。悔しい。。ですね。
そんな方は、一度心理セラピーや
からだ・セラピーを受けてみられませんか?
心理面の癒しのみでなく、
身体や脳内の反応をゆるめるなどが
有効な場合もありますので。