愛着障害 克服のカウンセリング(コラム集)

 

愛着障害 克服のカウンセリング(コラム集)

アダルトチルドレン・愛着障害・自信がない・人間関係改善の心理カウンセリングルーム(大阪・東京・オンライン)の心理カウンセラー中田です。

今回は、愛着のカウンセリングに関する記事集のページです。別ブログに書いていたものをここにまとめました。2014年~2021年の間に書いていた記事集です。

*私は「愛着”障害”」という言葉は好きでありませんが、ここでは伝わりやすいように一部その言葉を使っています。

 

◎このホームページの”愛着”に関するおすすめ記事はこちらです↓。こちらもご参考にされてください。

愛着障害の克服カウンセリング (counseling-osaka.com)

 

 

~~過去記事集はここから~~

 

愛着の問題|恋愛・結婚にも大きな影響を与える 

 

「愛着」って、本当にとても大切なテーマなんです。

愛着の問題を抱えていると、とても生きづらくなります。

 

愛着の問題とは以下のようなものです。

 

幼少期に親(おもに母親)との間で、

安心で安全な愛着関係・愛情関係を築けなかった場合に

 

その人は、大人になってからの人間関係の中でも

人に安心感を感じられない

人との交流(愛情の受け渡し)が苦手

人との距離感が分からない(近づけないまたは近づきすぎる)

といった悩みを持ち続ける場合があります。

 

ちなみに私自身もまさに幼少期、

上記のような環境で育ったのもあり、

愛着のテーマを抱えて生きていました。

なので、以前はもう相当生きづらかったんです。

 

 

愛着の問題が残っていると、

大人になってからも、いろんな場面で問題が顔を出します。

 

特に、人間関係で。

仕事、集団、恋愛・結婚など。

あらゆる人間関係で、

うまくいかないしんどさが出てきてしまうんです。。

 

特に恋愛・結婚・パートナーシップへの影響もかなり大きいです。

恋愛・パートナーシップの場面で

たとえば、下記のようにふるまってしまったり、

いつの間にかこんなふうに接してしまっていたり…。

(自分ではそんなつもりがなくて無自覚の方もいます。)

 

・合わせるのは上手だけど本心は言えてない

・相手に遠慮する、気を遣いすぎる

・自分から相手に近づけない、どこまで近づいて良いのか分からない、

・迷惑かけてないか、嫌がられてないかといつも不安

・甘え下手、頼らない、

・弱みを見せない

・距離感が分からない、距離が縮まらない

・相手から近づかれると嫌な気持ちになる、去りたくなる

・相手からの好意に気づいていない、受け取り下手

・人と一緒にいることがしんどい、気が休まらない

・安心できない、いつも不安がいっぱい

・合わせたり我慢しずぎて疲れる、面倒くさくなる

・嫌われるのではないかとか、嫌な思いをさせるのではないかと思って、言動が制限されてる、自分らしさを出せない

あなたにも心あたりありませんか?

 

このようなことが起きていると、なかなか距離が縮まりませんね。。

それってほんともったいないですね。。

 

いま、婚活のお話もほんと沢山聞きます。

結婚となると、年齢的な制限も気になると思います。

 

なので、結婚したい人は、

大切な時期やチャンスを逃さないように

 

早めに「愛着の問題」の部分は

解消しておかれるといいと思います。

 

ちなみに、愛着のテーマを解消すると、

恋愛・結婚に限らず、

仕事関係の人間関係、また

集団の中での人間関係なども

ぐっと楽にやりやすくなります。

 

人との心理的距離感が分かり

人との関係が安定するでしょう。

どれぐらい踏み込んでいいのかとか

嫌われるなら嫌われてもいいとか、

人との線引きも上手に、楽になります。

 

また、

人と居てもしんどい気持ちにならず

リラックスして安心して居られるようになったり。

 

ありのままの自分で

無理なく人と接することができたり。

 

そんなふうになれたらほんと楽だし

人と接することが楽しめるようになって

それってほんと幸せなことですね。

 

愛着(愛情)を感じられない

今日は私たちを苦しめる思い込み(無意識のブロック)の中で、

「愛着を感じてはいけない(感じられない)」という思い込みについてお話します。

ちなみに、「思い込み」といっても、これはあなたが「自分の意思で」「頭で」思い込んでいるわけではなくて、

あなたの「無意識領域(あなたが意識できない心の奥深くの部分)」に、過去に辛い体験があった時などに、あなたの意思とは無関係に、知らず知らずのうちにできてしまったもの ということです。

ですので、「思い込みを頑固に持っている自分が悪い」「思い込みを手放せないは自分はダメだ」とか「自分の責任」などと思って、自分を責める必要はありません。

そもそも「思い込み」という表現がちょっと、いまいちぴったりでない…^^;ということでもあるのです。

別の表現をすると、禁止令、信念、メンタルブロックなどとも言えます。


さて、話を元に戻します。

「愛着を感じてはいけない(感じられない)」という思い込みについてです。

「愛着」とは、乳幼児期に母親から愛情を受け取ることで得られる人(乳幼児期はまずは母親)への安心感や信頼感などのことです。

様々な事情や理由があって、母親から十分な愛情を受け取ることができなかった場合、「愛着を感じてはいけない(感じられない)」という「思い込み、信念」が心の奥にできてしまうのです。

そして、乳幼児期に「愛着」というものが健全に育っていないと、その後成長するにつれて様々な生きづらさが出て来る場合があります。

大人になってからの、人間関係、人との距離感、親密感、恋愛・結婚などにも大きく影響を与える 心のブロックです。


幼少期に得られなかった「親からの愛情を受け取ることでの安心感」は、大人になった今からでも取り戻すことができます。

通常の人間関係の中で「愛着」を取り戻すことは、とても時間がかかることで、そのような「親のように信頼しうる相手」に出会えるかどうかにもかかってくる部分があるのですが、

心理セラピーの中では、実際の現実の人間関係の中で愛着を取り戻すよりは、ずっと短い時間でそれを取り戻していけます。

愛着の問題を抱えていると、人間関係でも辛いことが多くなります。様々な面で生きづらさが多くなります。恋愛・結婚にも大きくかかわる部分です。

とはいえ、解決法はちゃんとあります。あきらめないで大丈夫です。

 

 

 

 

 

愛着のカウンセリング/セラピー

愛着のセラピーというものがあります。
 
 
子どもの頃、親との関係の中で
十分に愛情を受け取れなかった
無条件に愛される安心感を得られなかった
という場合などに
 
大人になってからも人間関係の中に
安心感、安定感を得られなくなることがあります。
 
そういった方たちへのセラピーです。
 
 
上のような”親との愛着関係”に悩まれる方を
”愛着障害”という呼び方をする場合もありますが、
 
この呼び方ですと、なんだかすごく
重いことのように聞こえてしまいますね…。
 
みんながみんなそういうわけでは全然ないのですが…。
 
 
一般的に、多かれ少なかれ
愛着に関する問題(課題)がある方に
よく見られるお困りごととして
 
人との心の距離感が分からない、
人との関わり方が不安定
人とのつながり、人付き合いでの安心感のなさ
見捨てられるのではないか、嫌われるのではないか、
私は受け入れてもらえないのではないかという不安
居場所がないと感じる
 
などがあります。
 
そのようなことでお困りの方は
愛着のセラピーを受けて見られるのは
おすすめです。
 
子どもの頃に得られなかったものを
大人になってから、比較的短期間の間で
取り戻すことができるセラピーです。
 
とても価値のあるセラピーだなと思います。
 
 
愛着の問題が改善していくと
人間関係がとてもやりやすいものになっていきます。
 
愛着の課題は、
恋愛・結婚・パートナーシップへの
影響もとても大きいです。
 
あなたもぜひ、人間関係のやりやすさを
手に入れて行ってください。
 
 

愛着の問題|人間関係の距離感が分からなくなる

今日のテーマは、

”心の距離感”が人間関係に及ぼす影響の大きさ

です。

 

普段、カウンセリングをしていて

これを感じることは多いです。

 

人間関係がうまくいかない

人づきあいが苦手

コミュニケーションがうまくとれない、話せない

といったような訴えをされる方には、

 

この”人との心の距離感”の部分に

根本的な問題(問題というか・・違い)

が見られることがよくあります。

 

心の距離感というのは、

別の表現でいうと

人懐っこさ

他人への警戒心

他人との心の壁

といったようなものです。

 

そもそも、ここのベースに

大きな違いが見られるのです。

 

人間関係がうまくいかない

人づきあいが苦手

コミュニケーションがうまくとれない、話せない

などで悩まれている方は、

この、人との”心の距離感”がとても遠いです。

 

つまり、心理的に孤独であり、

不安・恐怖が通常モード

といえるかもしれません。

ご本人は自覚がないことも多いです。

 

これらは、幼少期の親子関係、

特に母親との関係からの影響である

場合が多いです。

 

心理カウンセリングの中では

この心の距離感に関するセラピーを

行っていきます。

 

人との距離感、

人間関係のちょうどいいあんばい

などがつかめてくると、

それはとてもとても楽ですよ☆

 

 

愛着障害|甘えるのが苦手、人に頼ることができない

このブログを読んでおられる皆さんは

甘え上手ですか?お願い上手ですか?

 

「それ、苦手~」という方も多いのかな?と思います。

 

で、一人で抱え込んで頑張ってしまう。。

大丈夫じゃなくても「大丈夫です」って言っちゃう。

で、知らず知らずのうちに無理してる。。

 

 

また、

仕事上とか社交辞令の場面では

ある程度、頼ったりお願いしたりもできるけど、、、

 

でも、

本当に心からして欲しいことや

本当に大切な相手には

甘えたりお願いしたりできないって方も

いらっしゃるかもしれませんね。。

 

 

ま、何を隠そう(?)私もそういう人でした。

もう、あらゆる悩みのデパート

(なんでもそろってる)みたいな人間でしたので^^;。

 

10代~20代前半はまさにそんな感じでした。

社交辞令とか簡単な演技?みたいなのさえ

うまくできなかったので、それはもう大変。。

 

20代後半になって、だんだん

社交辞令とかで乗り切れる場面では、

なんとかぎりぎりできるようになったけれど、、

 

でも、本当の本心はなかなか見せられない。。

大切な人になればなるほど、お願いできない。頼れない。。甘えられない。。

 

そんな感じでした。。

 

 

そんな私は、子どもの頃から、

ネコを飼ってる時期が長かったので、

超甘え上手なネコを尊敬しておりました^^!

 

ネコの甘え上手っぷりは、

ただものではない!と思っていました。

これは、、わざとやってるのか?!すごすぎる!!と^^

 

そして、私もネコのようになりたいと思っていました^^

あんなふうに

にゃー

ごろごろー

すりすりー

べたべたー

にゃにゃーっ

ぴょんっ(肩に乗る)

とかされたら、もうただただかわゆすぎるよなあ~と。

 

そして、さらに

ネコは嫌いなものには見向きもしない。堂々と。こびない^^!

なのに、かわいい。好かれる。

「あららら、そうかい、このネコ缶(ご飯)は嫌いなんやな。そうかいそうかい。食べれなくて残念やったにゃあ。ま、なんにしてもラブ♡」

で、済むわけです。

何してもかわいい、ネコはいいなー、と思ってました。

 

 

そんなすばらしいお手本(ねこ)が

ずーっと身近にいたんだけど、

30代前半ぐらいまで

私は一向にそういうのはできなかったのです。。。

 

 

そんな私でしたが、

心理セラピーを受けていく中で、

今では人に頼ったりお願いすることが、

昔に比べたらずいぶん簡単にできるようになりました。

 

旦那さんもそうですし、

お世話になってる先生方にも、

ちょいちょい自分の考えやお願いやら言えるようになりました。

 

 

さらりとお願いできると、

未完了な想いが積もることもないし、

深読みとか想像・不安とかも少なくて、

 

無理だった時は「あっそう!分かった!」で、すっと終わりますし、

 

あっさりで軽い気持ちいいやり取りで、ほんととっても楽ですよ。

 

 

 

愛着のカウンセリングのご感想

今日は、セラピーのご感想を

紹介させていただきます。

(掲載許可をいただいてるものです)

 

【京都府・R子さま】

人間関係に行き詰まり、自分を責めて責めて、生きることが辛くて仕方なくなりました。生きづらさの原因に愛着障害があるのを知り、藁をもすがる思いでカウンセリングをしてくださるところをネットで探し、中田先生にたどり着きました。

セラピーを受けて良かったことは、まず人に相談する、ということができました。

そして気持ちのどん底から這い上がることができ、少しずつ行動を起こそうと思えるようになりました。
お陰さまで、だいぶ元の自分に戻り楽な気持ちで生活できるようになりました。


セラピーに継続して通ったのは、中田先生の方がお年は下なのに、近所のお姉さんに話を聞いてもらっているような安心感があったからです。
 
それまでの私は人に相談することができませんでした。話したところで、考え過ぎと言われたり、弱いかのように言われたりすると、かえって傷つくので、人に相談するのが怖かったです。
中田先生は、否定せず、私の気持ちに寄り添いながら話を聞いてくださるので、安心して話すことができました。いろいろな話をしているうちに、 小さい頃に傷ついていた気持ちなどに気付くことができました。

途中でカードセラピーも何度か受けました。カードセラピーはワクワクドキドキし、興味深く受けることができました。しかも自分では到底気付かなかった、職場の人達の私に対する見方も分かり、思い込みで自分を責めていたことが分かりました。

中田さんのセラピーは人に恐怖心がある人にオススメしたいです。
感情を表に出したい人(自然に泣いたり)、
スピリチュアルに興味がある人にもです。

 
今後もお世話になることがあるかもしれません。
その時はまたよろしくお願いいたします。

 

素敵なご感想ありがとうございます。

思い返せば、

R子さまは、最初来られた時は

うつ状態もあって、とてもしんどい状態でしたね。

 

とても優しくて人に好かれ愛される

お人柄なのに・・

ご本人様も書いておられるように、

「自分で自分を責める」

「自分にとても厳しい」

という所がありましたね。

 

「こんな私ではだめ」

「役に立たない私は、ここに居てはいけない」

そんな思いが強かったですね。

 

幼少期からのお母様との関係や

家族の中で長女として、

大変な状況の中、とても頑張ってこられました。

 

カウンセリングでは、

・愛着障害に関する部分、

・人に気を遣いすぎる、他人優先

・自己重要感、自信、自分が嫌い

といった部分を中心に

カウンセリングをさせていただきました。

 

これらの悩み(問題)は、いづれも

やや時間をかけてじっくり取り組む

必要のある悩み(の種類)ですが、

 

粘り強く、着実に変化を積み重ね

前進してこられたと思います。

 

目に見えない心のベースの部分も

相当強くなっていると思います。

 

最後には、

「新しく挑戦してみたいこと」を見つけて

目を輝かせておられました。

素晴らしいですよね、そういうのって^^

そういう時、私もとても嬉しいです^^

 

また行き詰まったときや

自力では抜け出せないような時は

遠慮なくいつでも来てくださいね^^

 

 

愛着障害|幼少期の母子関係が不安定だった場合

あなたは、こんなところありませんか?

 

他人に頼らず、自力ですごく頑張る

遠慮がち、主張がない

我慢が多い

助けてもらえる、手伝ってもらえる感覚が薄い

自分の気持ちを出さない。出ていない。

人に合わせる。人に警戒している。

人との距離感が分からない。

ようなところ。

(いずれも無自覚な場合は多いです)

 

このようになる原因には

人によって、状況によって

様々なものが考えられますが

 

そんななかでも、

わりと多くある原因の一つに

 

小さい頃の母子関係が安心できるものではなかった

というケースです。

 

 

小さい頃、お母さんに、安心して手を伸ばせなかった。

手を伸ばした時に、安全に受け止めてもらえなかった。

 

たとえば、赤ちゃんの時なら

泣いた時、ちゃんと安全に受け止めてもらえなかった。

 

お母さんに何かアクションすると

怒られる、お母さんがもっと大変になるなど。

状況は様々です。

 

こういうことが続くと

やがてその子は、母親に求めることを辞めてしまいます。

泣いて訴えることや、手を伸ばして何かを求めることを、やがて辞めてしまいます。

 

そうやって

子どもの頃に母親に求めることを止めた人は

その後大人に成長していく中でも、

幼少期の母との関係と同じように、

他人に求めることをしない人になっていったりします。

 

そして、

他人に甘えず、頼らず、遠慮し、人に合わせ、

だから、距離がつかめず、

そして、自分の力だけで頑張る人になっていったりします。

 

私は過去、まさに上記のような人間だったので、とてもよく分かります。

 

私は生後すぐから預けられっ子でした。

(両親が共働きのため)

母は放任、楽観なタイプでしたし、

預けられ先はなかなか厳しい環境だったので

すでに幼稚園の頃には、私の心は閉じていました。

 

人が怖かったし、

ほとんど話さなかったし、

かなりピアノの後ろに隠れていました。

 

園庭のうさぎ小屋の前が安心できて、

心が安らいで、少しあったまる場所でした。

 

でも、「母に迷惑かけないように」という信念は

すでにしっかり心に刻み込まれていたので、

表面上は幼稚園に普通に行っていました。

 

幼稚園の写真には笑顔がほぼありません。

すっごい曇った顔ばかりです。

幼稚園、めっちゃ嫌やったんやろうなあという顔です^^;

めっちゃ我慢して行ってたんやろうなあという感じです。

 

けど、母の前ではそれが出ないので、全然気づかれないのです。

母は細かいことは気にしない性格でもあったし。

 

私はすでにこの頃には、自分の心をころして

無意識に合わせることを身につけていたんでしょうね。

 

幼少期の母子関係が、その後の人生のベースになるわけなので、

幼少期がこういう状況だったのは

ある意味、かなり大きなハンディキャップだったと思います。

 

当時は無自覚ですけど。

しかも、大人になってからも心のことを学ぶまでは

なんでこんなにしんどいのか、うまくいかないのか、ずっと分からなかったです。

それはそうですよね。

 

そして、職場の人や周りの人から

いろんなことを言われるわけです。

 

何考えてるか全然分からない

理解不能、不思議ちゃん

表情が悪い、顔が怖い

もっと楽しそうに笑顔でいたら?

もっとはつらつと堂々としなさい。

もっと人に心を開かないと。

愛がない。閉じている。

もっと自分から積極的にいかないとダメだよ。

いつも怖がっている情けない。もっと勇気を出して。

などなど…

 

言われるたびに、

「うん、そのとおり。知ってるよ。よく言われるから。」と思いつつ、

 

「そうですね。すみません。気を付けます。」

と笑いながら、心は泣いてました。

 

自分はいつも否定される、

自分はダメなんだと思っていました。

 

もちろん、上記のような理想的な姿も、

表面作って演技して、無理にやれば、

ある程度まではできるのです。

(ある程度までですけど。)

だからいつもぎりぎりの綱渡りでした。

 

皆に否定されないような人間で居るように、

誰にでもわかりやすい標準的な表現するように、

皆と同じような一般的な態度を作るように

すごく頑張っていた時期は長かったです。

 

周りに合わせて同じようにして、

目立たず混ざっていれば、

さすがに否定はされないだろうと思っていたから。

 

そんなこんなの、なかなかの大変な日々でした。

 

こちらのカウンセリングルームには、

上記のような過去の自分に似たような所で悩む方もよくいらっしゃるのですが、

 

その悩みの裏でどんなことが起きているのかよく分かるし、

改善していくには、どんなことが必要なのかもよく分かります。

 

多くの場合、

「自分を変える努力する、行動を変える、勇気でチャレンジする」

よりも先に、

もっと大切にするべきことがあります。

もっと手前でやるべきことがあります。

 

足元ががたがたなのに

(*自分のせいでではないですよ。)

いきなり、「努力、勇気、行動チャレンジ」を課すのは、

すごく酷な話だと私は思っています。

 

なので、私のクライアントさんには

その方の今の状況に合わせたご提案をしています。

 

努力、勇気、行動、チャレンジも

次のステップとしては、確かに必要になる時もあるけど、順番があるんですよね。

 

ちゃんとベースが先に整っていれば

そんなに大きな努力や勇気はいらなくて

もっと楽に自然に身を任せて進んで行けるものなんです。

 

愛着の問題|親からの愛情不足

いろいろな事情で

子ども時代に

親から愛情を得られなかった

という人は、やはりいらっしゃいます。

 

そこにはいろいろな事情があるのかもしれません。

 

例えば、

親が共働きで忙しかった。

年子の兄弟が産まれて親が、下の子にかかりっきりだった。

親が病気で子育てができなかった。

親が子どもをかわいいと思えなかった。

など、本当に様々な事情があるかもしれません。。

 

ただ、そんな中でその人が

親から愛を受け取れなかった

愛された感覚がない

というのは、

その人にとって大切な真実。

 

そして、そのことが原因で

大人になった今でも、

とても生きづらい状況になっている

ということはあるんです、とても。。
 

人間はみんな、乳幼児期に

養育者(おもに母親)の存在が必要なんですね。

 

乳幼児期に養育者との関係の中で

その後の人生を支えてくれる基盤を作っていくのです。

 

その基盤は、本当にとてもとても重要なもので、

その人を一生支えるぐらいの大切なものです。
 

専門用語では「愛着形成」と言われたりもします。

 

自分の存在や他人への安心感、信頼感

自信

愛情の感覚

他人との距離感

などなど、

大切な感覚の基盤をここで得るんです。

 

これらがないと、やっぱり人生、相当苦しいです。

 

・なぜかいつも何かが不安

・人と距離がある(壁がある)

・人との距離感がつかめない

・いつも自分に自信がない

・人を信じられない

 

など、いろんな苦しい状況が起きてきます。

 

過去、私はそうでした。

乳幼児期の愛着形成が不足していたので、

30歳代前半ぐらいまでは

(心理セラピーを受けるまでは)

ずーーっと、こういう苦しさの中にいました。

 

この「愛着」は

大人になってからでも

取り戻すことができます。

 

本当に信頼できる人との人間関係で

10年~20年かければ

取り戻せると言われています。

 

または、

心理セラピーでも取り戻せます。

もちろんこちらは10年〜20年なんてかかりません。

 

当カウンセリングルームでも

愛着を取り戻すセラピーを行っています。

 

愛着を取り戻して

安心して楽にいられるようになって

もっと生きやすい毎日を取り戻しませんか。虹

 

愛着の問題は大人になってからでも取り戻せる

『愛着障害』という言葉を聞いたことありますか?

 

子どもの頃、いろんな理由があって

親の愛情をあまり得られなかった人

親に十分に甘えられなかった人

などが、なりやすいと言われています。

 

つまり、子どもの頃に、

特に母親との間で、十分な愛着関係を

作れなかった場合になりやすいのです。

 


親が子に接する時間が少なかったり

親が子どもへの接し方を知らなかったり

親が子どもをかわいいと思えなかったり

親が病気だったり

親が仕事で忙しかったり

 

・・・そこには様々な

やむをえない事情がある場合もあります。

 

そんな状況で育った子は

大人になっても

人が恐かったり

いつも漠然と不安だったり

不安や恐怖心が強かったり

常に安心感がなかったり

根本的に自分に自信が持てなかったり

人を信じれなかったり

人に頼れなかったり

・・するのです。

 

それって、本当につらい、しんどいことです。しょぼん

 

子どもの頃に手に入れられなかったことを

大人になってから取り戻すことができるの?

もう手遅れじゃない?

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

いえ、大丈夫なんです。

大人になってからでも取り戻すことができます。

 

大人になってから、運よく

親の代わりになるぐらいの人に出会った場合、

その人との人間関係の中で、

愛着関係を取り戻すことができる場合もあります。

 

(とはいえ、これを

恋愛相手や結婚相手などに求めると、

恋愛・結婚がうまくいかなくなることが多いので要注意です。)

 

また、このような実際の人間関係の中で

愛着を取り戻すには、

10年以上の長い時間がかかるなどともいわれます。

 

なので、私としては一番おすすめなのは、

心理セラピーの中で、愛着を取り戻していくことです。

 

セラピーなら、そんなに長い時間はかかりません。

 

 

この愛着の問題を扱うセラピーは、

上記のことにお困りの人にとっては

人生のベースを底上げするぐらい

効果のあるセラピーだと

私は感じています。キラキラ

 

人間関係の距離感が楽につかめるようになったり

人に対する見え方が変わって、

安心感が増えたり、

人への親しみ、信頼感が増えたり

人間関係円満になったり

安定した心で生きられるようになったり

いいことが沢山起こります☆

 

愛着障害とは

今日は愛着障害についてです。

 

愛着障害とは・・

乳幼児期に長期にわたって虐待や

ネグレクト(放置)を受けたことなどから

保護者との安定した愛着形成(*1へ)

ができなかったことで引き起こされる

心的な弊害のことです。

 

つまり、乳幼児期に親(おもには母親)

との間の愛着形成が不完全なまま

育った人にあらわれる症状です。

 

(*1)愛着形成とは

乳幼児期に、親または親代わりになる養育者から、

無条件の愛や安心安全な心の「安全基地」を

与えられて育つことで、人は他人との間に

健全な愛着関係を形成することが

できるようになります。

 

愛着障害をかかえたまま大人になった人は

心の底では人を信用できなかったり、

人に対する基本的な安心感、信頼感を

持てなかったりします。

 

頼りたいけど頼れない

甘えたいけど甘えられない

人に近づきたいけど近づけない

など、生きていくうえで、とても

不自由さがあります。

 

人間関係がうまくいかず

孤独に陥りやすい面もあります。

 

または過剰に甘えすぎたり

どんな相手にでも見境いなく近づいたり

「見捨てられ不安」や「対人依存」など

人間関係の適切な距離がつかめなかったりします。

 

私たちは人間である以上、

人間関係がスムーズにいかないことは

生きていくうえで本当に大きな苦しみです。

 

ただ、愛着障害の場合、

それらは、自覚のない乳幼児期から

ある弊害なので、ご本人たちはなかなか

気付くことができにくいのです。

自分にとっては、その状態が当たり前

だと思っているのです。

 

(人への信頼感、安心感のなさ、

色んなことへの怖さ、不安があっても、

それが当たり前、そんなもんなんだと

思っていたりします)

 

 

愛着障害の人達は、

そんなつかみどころのない苦しみの

中で大変つらい思いをするのです。

 

目に見える苦しみももちろん辛いですが、

この目に見えない、つかみどころのない

はっきりしない苦しみというのは、

本当に辛いものなのです。

 

 

大人になってから、愛着障害を改善していくことはできます。

 

愛着の問題は、人間関係、恋愛・結婚などに

ダイレクトに影響を与えてしまうものです。

 

愛着の問題を改善していくと

人間関係の距離感、

人への安心感、信頼感

自分の心の安定、安らぎ

などが手に入っていきます。

 

様々な人間関係において、

安心、安定、心地よさを感じられるように

なっていくのです。

 

 

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