がんばっても満たされない…“認められたい”気持ちの正体
どれだけがんばっても、認めてもらえないような気がして苦しい…
その気持ちは、もしかすると「自分自身を認められていない」サインかもしれません。
この記事では、根深い“認められたい”気持ちの正体と、その癒し方について解説します。
「誰かに認められたい」という気持ちは悪いこと?
誰かに認めてもらいたい、受け入れてほしい。
そんな気持ちを抱えるのは、ごく自然なことです。
でも、その気持ちが強すぎると、こんなふうに苦しくなってしまうことがあります。
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常にがんばらないと不安になる
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期待に応えようとして無理をする
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人の反応が気になって落ち着かない
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認めてもらえないと、自分を責めてしまう
これらは「外側の評価」で自分の存在価値を保とうとしている状態です。
でも本当は——
「自分で自分を認められていない」ことが、その苦しさの根っこにあるのかもしれません。
「認められたい」は、自分の中の“空白”から生まれる
「認められたい」という強い願いには、
“自分の中にある何かが足りていない”という感覚がつきまといます。
たとえば…
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幼い頃、親に十分にほめてもらえなかった
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失敗を責められてばかりで、自信が育たなかった
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がんばっても当たり前扱いされてきた
こうした経験があると、
「私は認められる存在ではない」
「もっとがんばらなきゃ、人から価値を感じてもらえない」
そんな“無意識の思い込み”が心の中に刻まれてしまいます。
すると、大人になっても常に「認められようとする努力」を続けてしまい、
どれだけ評価されても満たされない——というループに入ってしまうのです。
ほんとうに欲しかったのは、「無条件の承認」
努力や成果に関係なく、
「そのままのあなたでいいよ」と言ってもらえる経験。
子どもの頃にそれが十分に与えられないと、
人は「条件つきの愛」しか信じられなくなってしまいます。
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ちゃんとしていなければ認められない
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役に立たない自分には価値がない
そんな思い込みが、自分自身を追い込み、
外からの評価ばかりを求めるようになっていきます。
でも本当に必要なのは、
「がんばらなくても、今ここにいていい」
「何もできなくても、私は価値ある存在」
そう自分で感じられるようになること。
つまり、“自己承認”です。
自分を認められるようになるためには
自己承認を回復していくには、まず「気づき」が必要です。
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私は、何を証明しようとしてがんばってきたのか
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どんなときに、評価されないと苦しくなるのか
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認められたくて我慢していることはあるか
こうした問いを立てていくことで、
自分の中にある「認められたい」という気持ちの背景が、少しずつ見えてきます。
そして、それを安全な場で語ったり、理解されたりすると、
心の中にたまっていた悲しみや空しさが、少しずつ癒されていきます。
あなたはもう、十分がんばってきた
誰かに認められたいと願うほど、
あなたはずっと「いい人」でいようとしてきたのだと思います。
傷つかないように、嫌われないように、ずっと気を配ってきたのだと思います。
でももう、あなた自身があなたを認めてあげてもいいんです。
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自分を否定しない
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うまくできないときも責めない
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小さな一歩をちゃんと認める
そんなふうに自分と向き合うことができるようになると、
他人の評価に振り回されず、自分の心で生きられるようになります。
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