突然、不安や動悸に襲われる…|パニック発作の“心の奥”にあるものとは?

「何の前触れもなく、急に心臓がバクバクして、息ができなくなった」
「このまま倒れてしまうかも…死んでしまうかもと、本気で思った」

そんなパニック発作のような症状に、一度でも襲われたことがあると、
それがいつまた起きるのかという“予期不安”に悩まされることもあります。

この記事では、医学的な診断や薬だけに頼らず、
心の深いところにある「無意識の不安」や「トラウマ」「思い込み」からのアプローチについてお伝えします。

こんな症状、ありませんか?

  • 急に息苦しくなる、動悸がする
  • 冷や汗や震え、胸の圧迫感
  • 今ここにいる感覚がなくなる、現実感がない
  • 発作のあと、強い不安がしばらく続く
  • 外出や電車が怖くなる

こうした状態が繰り返されると、日常生活にも支障が出てしまいますよね。
でも、身体に異常が見つからないと「気のせい」「ただのストレス」などと片づけられ、ますます不安が増してしまう方も多いのです。

パニック発作の“心の奥”にあるもの

突然の不安発作には、「見えていない心の記憶」が関係していることがあります。

例えば…

  • 幼少期に感じた「置き去りにされた不安」
  • 人前で責められた経験が“トラウマ”になっている
  • 「ちゃんとしなければ」「失敗してはいけない」という完璧主義

これらの心の記憶や思い込みが潜在意識に残っていると、
日常の小さなストレスや緊張が引き金となり、身体が「危険だ!」と過剰反応してしまうのです。

“自分を守るための反応”として起きている

実は、パニック発作は「心と身体が必死に自分を守っているサイン」でもあります。

無理をしすぎていたり、感情を抑え続けていたりすると、
もう限界ですよという「ブレーキ」として、身体に現れることがあるのです。

心の奥から安心を育てていく

薬で症状をおさえるだけではなく、
「なぜそんなに不安になるのか?」を一緒に見ていくと、
少しずつ発作が起きる頻度や強さも変わっていくケースが多くあります。

それは、自分でも気づいていなかった“心のパターン”に気づき、
安心できる感覚を心に取り戻していくプロセスです。

カウンセリングでできること

当オフィスでは、「思考のクセ」「感情の抑圧」「無意識の反応」に丁寧にアプローチし、
根本からの回復をサポートしています。

「薬以外の方法も試したい」
「不安やパニックを根本から整えたい」
そんな方は、まずは初回カウンセリングでお話を聞かせてください。

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