理由もなく不安になる…|“見えない心の記憶”が関係しているかもしれません

特に理由がないのに、なぜか不安になる。
そんな経験はありませんか?

何かが起きたわけでもないのに、心がざわざわして落ち着かない。
頭では「大丈夫」とわかっているのに、なぜか胸の奥がソワソワする。

そんな「理由のない不安」は、決してあなたが弱いからではありません。
実は、潜在意識の中にある“過去の記憶”や、思い込み・心の設定が影響していることがあるのです。

 

見えない“心の記憶”が、不安の原因になる

人は、意識できる部分(顕在意識)だけでなく、無意識の領域(潜在意識)にも多くの記憶や感情を抱えています。

幼い頃に体験した「不安な感覚」「親の不安を引き受けた記憶」などは、
本人が覚えていなくても、心の深い部分に蓄積されています。

そのため、今の状況とは直接関係がなくても、
潜在意識の中に眠っていた不安が刺激されて、「理由もなく不安になる」ことがあるのです。

 

「安心してはいけない」という思い込み

心の奥に、

  • 「気を抜いたら何か悪いことが起きる」
  • 「不安でいれば、危険を回避できる」
  • 「安心していると、責められる」

といった“思い込み”があると、無意識に安心することを自分に許せなくなります。

これらは「防衛反応」でもあり、過去の経験から身についた心のパターンです。

安心したいのに、不安が止まらない…という場合、
その裏には「不安でいることが安全だ」という設定があるのかもしれません。

 

不安をコントロールしようとするほど苦しくなる理由

不安を「消そう」「コントロールしよう」とすればするほど、逆に強くなってしまうことがあります。

なぜなら、不安は「あなたに伝えたいことがある感情」だから。

押さえ込もうとするよりも、「何がそんなに不安なんだろう?」
やさしく耳を傾けることで、不安の根っこが見えてくることがあります。

 

心の“設定”を見直していくには

「不安が強すぎる」「いつも漠然とした不安がある」という方は、
単なる気分の問題ではなく、心の深い部分のケアが必要かもしれません。

過去の経験やトラウマ、家族との関係から生まれた思い込みや心の設定を見直すことで、
少しずつ「安心できる心の土台」が育っていきます。

一人では難しいことも、専門家と一緒に心の仕組みを整理していくことで、
あなた本来の安心感や、穏やかさを取り戻すことができます。

 

不安の奥には、あなたのやさしさがある

理由のない不安の奥には、繊細さ・人への気づかい・やさしさがあることも多いものです。

自分の不安を責めるのではなく、「そう感じている自分」を大切にしてあげてくださいね。

 

心の不安に向き合いたい方へ

「この不安の正体を知りたい」「安心できる心を育てたい」
そう感じたときは、カウンセリングや心の講座をご活用ください。

あなたのペースで、自分の心と向き合い、癒していくサポートをしています。

 

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