カウンセリングでどう改善するの?|愛着障害セラピーの進め方と変化のプロセス
愛着障害はカウンセリングでどう改善するの?
「カウンセリングって、実際どんなことをするの?」「本当に変われるの?」
そんな疑問や不安を感じている方のために、この記事では、愛着障害のカウンセリングで実際にどんなことが行われ、どんな変化が期待できるのかを、流れにそってやさしくご紹介します。
そもそも愛着障害とは?
愛着障害とは、幼少期に親との間で「安心できるつながり(愛着)」がうまく築けなかったことにより、人間関係や自分自身に不安や孤独を感じやすくなる心のテーマです。
それは「性格」や「努力不足」ではなく、“心の土台”の問題なのです。
カウンセリングで行うこと|主なステップ
STEP1:まずは安心できる関係づくりから
初回のカウンセリングでは、いきなり深い話をするのではなく、あなたが安心できるペースで、今感じていることを整理していきます。
「こんなこと話してもいいのかな」と不安に感じる必要はありません。どんな内容でも、否定せず、やさしく受け止めることを大切にしています。
STEP2:心のパターンを見つめる
何に対して不安を感じているのか、なぜ人との距離感がつかみにくいのか──。
これまでの経験や心のクセを一緒に見つめながら、今の自分をやさしく理解していきます。
STEP3:足りなかった「安心感」を補っていく
セラピーでは、「受け入れてもらえる体験」「頼ってもいいという体験」を少しずつ積み重ねていきます。
こうした関わりを通して、子どもの頃に得られなかった“心の栄養”を取り戻していくのです。
変化のプロセス|どんなふうに変わっていくの?
最初は「分からない」からのスタートでも大丈夫
「自分の気持ちがよく分からない」「何を話せばいいのか分からない」という方も多いですが、全く問題ありません。
カウンセリングは、その“分からなさ”を一緒にひも解いていく時間です。
少しずつ、「安心して人と関われる」感覚が育つ
- 人といるときの緊張感が減ってきた
- 無理にがんばらなくても、自分らしくいられるようになった
- 「頼ること」「甘えること」に罪悪感がなくなってきた
こういった変化が、少しずつ、でも確実に育っていきます。
半年~1年で多くの方が実感する変化
個人差はありますが、当カウンセリングルームでは、多くの方が半年~1年ほどで、目に見える変化を感じ始めています。
無理にポジティブになる必要はありません。ただ、安心できる関係の中で心を整えていくだけで、生きやすさは自然と育っていきます。
まとめ|「変わりたい」気持ちが、第一歩です
もし今、「人が怖い」「甘えられない」「人と深くつながれない」と感じているなら──
それはあなたが弱いからではなく、「心の土台」が傷ついているだけです。
カウンセリングは、その土台をやさしく立て直していくプロセスです。
少しでも「変わりたい」と思った時が、そのタイミングかもしれません。
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