「他人の評価ばかり気になる」あなたへ|自分軸を取り戻す3つのステップ
「こんなこと言ったらどう思われるかな……」
「嫌われないようにしなきゃ」「失敗したら笑われるかも」
そんなふうに、いつも誰かの評価や反応が気になってしまう方は、とても多いものです。
あなたも、他人の目に振り回されて、自分の気持ちがよく分からなくなったり
言いたいことが言えずに、後で一人でモヤモヤしたりしていませんか?
この記事では、「他人の評価が気になってしまう心理の背景」と「自分軸を取り戻すための3ステップ」を、やさしく丁寧に解説していきます。
なぜ、こんなに人の評価が気になるのか?
「もっと自分らしく生きたい」「他人の目を気にせずに発言したい」と思っても、なかなかうまくいかない……。
それには、いくつかの心理的な背景があります。
● 幼少期の「他人基準で生きるクセ」
親や先生、周りの大人から「いい子でいなさい」「ちゃんとしなさい」「周りに迷惑をかけるな」と言われ続けて育った場合、自分よりも他人の基準に従うクセが身についてしまうことがあります。
本当はこうしたい、こう感じている、という気持ちよりも、「どう見られるか」「正解は何か」ばかりを気にするようになってしまうのです。
● 自己肯定感の低さと「評価への依存」
他人から認めてもらうことで、自分の価値を確認しようとしてしまう人もいます。
これは、自己肯定感がまだ安定していない時によく見られる状態です。
「誰かからの評価がないと、自分には価値がないような気がする」という感覚になるため、常に他人の反応が気になってしまうのです。
自分軸を取り戻す3つのステップ
ここからは、他人軸から少しずつ抜け出し、「自分は何を大切にしたいのか?」という“自分軸”を取り戻していく方法をご紹介します。
ステップ1:まずは「気にしていること」を認める
最初のステップは、「私は人の評価を気にしているな」と自分で認めることです。
否定したくなる気持ちもあるかもしれませんが、「私はどう見られているかを気にする傾向がある」と気づくことで、無意識のパターンに光が当たり、変化が始まります。
ノートなどに書き出して、「どんなときに人の目が気になるのか」「誰の前で緊張しやすいのか」などを具体的に見ていくと、気づきが深まります。
ステップ2:自分の本音を少しずつ拾っていく
評価ばかり気にしてしまうと、「本当はどうしたいのか」「何がイヤだったのか」という自分の気持ちが、分からなくなってしまいがちです。
日常の小さな場面で、「私はどう感じた?」「本当はどうしたかった?」と問いかけてみてください。
最初は答えが出ないかもしれませんが、続けていくうちに、少しずつ自分の本音や感覚が取り戻せるようになっていきます。
ステップ3:安心できる人や場から練習する
いきなりすべての人の前で自分らしく振る舞うのは、とても難しいものです。
まずは、安心できる相手との会話や、安全な場で「自分の気持ちを少し話す」ことから始めてみましょう。
小さな「言えた」「出せた」という経験を積み重ねることで、だんだんと自分軸の感覚が育っていきます。
自分を取り戻すプロセスには、安心できる対話が助けになります
「自分軸を取り戻したい」「人の目に縛られたくない」
そう願っても、一人ではなかなか難しいと感じることもあるかもしれません。
そんな時は、専門家との対話やカウンセリングを活用することも、ひとつの方法です。
じっくり話を聴いてもらいながら、自分の気持ちを整理し、他人の価値観ではなく「自分が本当に望んでいること」に目を向けていく──。
そのプロセスを重ねることで、少しずつ人の評価から自由になり、心が軽くなっていく方もたくさんいます。
自分軸を取り戻したいあなたへ
いつも人の評価に気をつかって、
やりたいことより「どう見えるか」を選んでしまう──。
そんな毎日は、きっととても息が詰まるものだと思います。
少しずつ、自分を取り戻していきたいと思っているあなたへ。
あなたの心の奥にある声に、丁寧に耳を傾けていくお手伝いができればと思っています。
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