人を信じられなかった私が変われた理由|安心できる関係は“後から”育てられる
人を信じられなかった私が変われた理由
「人が怖い」「誰かといても心が休まらない」
そんな気持ちを抱えていた過去の私が、少しずつ“人とのつながり”に安心を持てるようになった理由を、今日はお話ししたいと思います。
いつも、どこかで疑っていた
表面的にはうまくやっているように見えても、心の奥にはいつも「信じても裏切られるんじゃないか」という不安がありました。
誰かに相談しても「そんなふうに思うなんて考えすぎ」「気にしすぎ」と言われて、ますます心を閉ざしていきました。
私は「人を信じる感覚」が育っていなかった
後から気づいたのですが、私はそもそも「人を信じてもいい」という安心感を持った経験が少なかったのです。
幼少期、親は忙しく、甘えたり頼ったりできる環境ではありませんでした。自分の気持ちを話しても、ちゃんと聞いてもらえる感覚がなかったのです。
それでも、変わっていけた
そんな私が少しずつ変われたのは、カウンセリングで「安心して人とつながる」という感覚を丁寧に体験できたからです。
最初は戸惑いもありましたが、徐々に「ここでは大丈夫なんだ」「こんなふうに受け取ってもらえるんだ」と思えるようになっていきました。
あのとき、諦めなくてよかった
もし、あのまま誰にも頼らず、ひとりで悩み続けていたら……と思うと、今の自分が少し誇らしく感じます。
「変わりたい」と思う気持ちは、決してわがままでも、弱さでもないんですよね。
それは“本当の自分で生きたい”という、大切な願いだと今は思えます。
あなたも、少しずつで大丈夫
「人が怖い」「信じられない」と感じることがあっても、それはあなただけのせいではありません。
今までがそうだっただけで、これからは違う選択もできるかもしれません。
もし心が少しでも動いたら、カウンセリングという場を思い出してみてください。
安心できる関係の中で、“人を信じる感覚”を取り戻していくことができます。