自己肯定感が低いのはなぜ?|自信がない・自分を責めてしまう心理の背景

「自分に自信が持てない」
「どうしても自分を好きになれない」
「人と比べて落ち込んでしまう」

このような悩みを抱えている方は、とても多くいらっしゃいます。

周囲からは
「もっと自信を持てばいいのに」とか
「気にしすぎだよ」

などと言われることもよくあるのでしょうが、実際にはそんなに簡単なものではありませんよね。

自己肯定感の問題は、単なる性格や努力不足や気の持ちようなどではなく、
これまでの経験や人間関係、心の中にある思い込みなどが影響していることも多いからです。

ここでは、

  • 自分を責めてしまう心理
  • 他人と比べて落ち込む理由
  • 完璧主義や失敗への不安
  • 承認欲求や評価への不安

など、自己肯定感や自信に関わるテーマについて解説しています。

ここでは代表的なテーマをいくつかご紹介します。

 

自己肯定感が低いと感じるときに起きていること

自己肯定感が低いと感じるとき、自分の心の中で「自分を評価する基準」がとても厳しくなっていることがあります。

たとえば、

  • 少し失敗しただけで強く自分を責めてしまう
  • 他人の成功と自分を比べて落ち込んでしまう
  • 人からどう思われるかが気になりすぎてしまう
  • うまくいっていることより、できていないことばかりに目が向く

このような状態になると、自分の良いところや努力してきたことが見えにくくなり、
「自分はダメだ」という感覚ばかりが強くなってしまいます。

ですがこれは、その人そのものの価値が低いということではありません。
心の中にある「ものの見方」や「思い込み」が影響していることも多いのです。

 

自分が嫌い・自己否定してしまう心理

あなたは、自分のことを認めることができますか?
良い所悪い所を含めて、総じてこの自分でOKだと思えていますか?

それとも、こんなふうに思っていますか?

「こんな自分なんか、好きになれない」
「自分には価値がないように感じる」

このような自己否定の感覚は、無意識の思い込みや過去の経験から生まれていることが多いものです。

関連記事:

自分が嫌い/好きになれない…その背景にある思い込みとは?

『自分には価値がない』という思い込みを癒すヒント

 

他人と比べて落ち込んでしまう

SNSを見たり、周囲の人の幸せや成功を聞いたとき、つい自分と比べて落ち込んでしまうことはありませんか。

比較の癖は、多くの人が無意識に持っています。
ですが、この比較の心が強すぎると、とてもしんどくなってしまいます。

常に周りの誰かと比べて、自分を責めるというループにはまってしまいます。

関連記事:

比較して落ち込む癖をやめたい|自分らしさを取り戻すヒント

完璧主義・失敗が怖い心理

「失敗したらどうしよう」
「ちゃんとできないとダメ」

このように常に自分に厳しくなってしまう人は、完璧主義の傾向があるかもしれません。

完璧主義は向上心の裏側でもありますが、強くなりすぎると心を苦しくしてしまうことがあります。

常に欠けている所に目がいって、穴を埋めようとする思考が働き、心が休まる暇がない状態に陥ってしまうかもしれません。

関連記事:

失敗するのが怖いあなたへ|“失敗=ダメ”と思ってしまう理由

完璧じゃないとダメだと思ってしまうあなたへ|完璧主義と自己肯定感の関係

他人の評価や承認が気になってしまう

「どう思われているかが気になる」
「認められないと不安になる」

このような感覚も、自己肯定感のテーマと深く関係しています。

常に他者の目線が基準になっている状態ですと、終わりのない戦いになってしまうかもしれません。

関連記事:

「他人の評価ばかり気になる」あなたへ|自分軸を取り戻す3つのステップ

承認欲求とは?原因と克服方法|“認められない”不安と自己肯定感を整える方法

自己肯定感が低い原因とは

自信が持てない状態は、あなたの”生まれつきの性格”の問題ではありません。

多くの場合は、幼少期も含む過去の経験や、その時にできた無意識の思い込み

などが影響しています。

なので、あなたが悪いわけではありません。

そして、心の内側を一旦整理していくことで、自信の持てる自分へ変わっていくことができます。

関連記事:

自己肯定感が低くなる原因は”無意識の思い込み”

 

自分を責める癖が強くなってしまう理由

自己肯定感が低いと感じている方の多くは、心の中に「自分に厳しい基準」を持っています。

たとえば、

  • 少し失敗しただけで強く自分を責めてしまう
  • 人より劣っているところばかり気になってしまう
  • できていることより、できていないことに目が向く
  • 周囲の期待に応えなければいけないと感じてしまう

こうした状態が続くと、「もっと頑張らないといけない」「まだ足りない」と感じやすくなり、自分を認めることが難しくなってしまいます。

しかし、その厳しい基準は生まれつきの性格ではなくて、これまでの経験の中で身についた考え方のパターンであることも少なくありません。

その背景にある思い込みや感情に気づいていくこと、そして、思い込みの書き換えを行うことで、

やがて自然と、少しずつ自分を責める癖、つまり、自分に対する厳しいジャッジが減っていきます。

 

自己肯定感の悩みは、整えていくことができます

自信の問題や自己否定の感覚は、「一生変わらないもの」ではありません。

心の仕組みを理解し、少しずつ自分との関係を整えていくことで、感じ方や生きやすさは変わっていきます。

このカテゴリの記事が、自分自身を理解するヒントになれば幸いです。

「今からでも、自信のある自分へ、変わっていくことができるんだ」という希望につながるといいなと思います。

 

自己肯定感は「性格」ではなく「心の状態」

「私はもともと自信がない性格だから」と感じている方も多いかもしれません。

ですが、心理の視点から言うと、そんなことはありません。

生まれた後の生育環境における様々な経験によって、本来は持っていたはずの自信を失うのです。

そうやって、自信の土台がぐらぐらしているまま、成長していくことで、ますます自信がない状態が強化してしまうのです。

 

自己肯定感のテーマを抱える人は多いものです。

自己肯定感のテーマは、多くの人が人生のどこかで向き合うものでもあります。

記事を通して、自分の心の状態を少し客観的に見つめることで、「自分に起っていたこと」が少しずつ見えてくることもあるかもしれません。

ここで紹介している記事が、心の整理や理解のきっかけになれば幸いです。

 

早く現実を変えたいと思ったときは

自己肯定感の悩みは、いくら気づきを得ても、頭で整理ができたとしても、現実は変わらない…ことは多いです。

頭で分かっても、自信はつきません…よね。

なぜなら、これは心の奥(潜在意識の領域)に入っている無意識の思い込みの影響ですから。

意思の力や、考え方を変えることぐらいでは、なかなか変われないのが普通です。

なので、もしもあなたが、

「自分を責めるのをやめたいのにやめられない」
「人と比べないようにしたいのに苦しい」
「もっと楽に生きたいのに、いつも同じところでつまずく」

そんなときは、一人で「自信をつけよう」と頑張ろうとする必要はありません。
専門家の力を借りるのは、重要な選択肢です。

カウンセリング/コーチングでは、今感じている苦しさだけでなく、
その背景にある思い込みや感情のパターンを一緒に整理していきます。

そして、心理療法によって、潜在意識の思い込みも変えて行きます。

 

詳しくは、初回カウンセリングのご案内をご覧ください。

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自己肯定感:関連記事まとめ

  • 自分が嫌い/好きになれない…その背景にある思い込みとは?
    自分を否定してしまう感覚の背景には、無意識の思い込みや過去の経験が影響していることもあります。
  • 『自分には価値がない』と思ってしまう人へ|その思い込みを癒すヒント
    何かあると「自分なんてダメだ」と感じてしまう。その奥にある心理について解説しています。
  • 比較して落ち込む癖をやめたい|自分らしさを取り戻すヒント
    人と比べて苦しくなってしまう心理と、比較のループから抜け出すためのヒント。
  • 失敗するのが怖いあなたへ|“失敗=ダメ”と思ってしまう理由
    挑戦する前から不安になってしまう心理や、失敗への恐れが強くなる背景について。
  • 完璧主義と自己肯定感の関係|完璧じゃないとダメだと思ってしまうあなたへ
    完璧主義が自己肯定感に与える影響と、少し楽に生きるための考え方。
  • 「他人の評価ばかり気になる」あなたへ|自分軸を取り戻す3つのステップ
    人の目が気になりすぎてしまうときの心理と、自分の軸を取り戻すヒント。
  • 承認欲求とは?原因と克服方法|“認められない”不安と自己肯定感を整える方法
    承認欲求が強くなってしまう理由と、満たされない感覚の背景を解説します。
  • 自己肯定感が低い原因は? 無意識の思い込みが心を縛っている
    自己肯定感が低く感じてしまう背景には、無意識の思い込みが関係していることもあります。